2007年02月27日

「酒井七馬伝」をAmazonで500位以内にする運動

キャー!!
遅刻遅刻!!

…と昔の少女マンガのヒロイン風に、パンを口にくわえて焦りつつ、遅ればせながら、参加表明です。



漫画史の研究をされている宮本大人さんのブログ「ミヤモメモ」にて、中野晴行「『酒井七馬伝』をAmazonで5000位以内にする運動」を立ち上げると宣言されました。
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20070224

ミヤモメモによると、その翌日には、なんと順位は、2189位にまで躍進。
なので、「『酒井七馬伝』をAmazonで500位以内にする運動」へとバージョンアップされたのでした。
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20070225


遅ればせながら、賛同いたします!

★★★
『謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」』伝説の光と影 (単行本)
作者: 中野晴行
出版社/メーカー: 筑摩書房
発売日: 2007/02/22
メディア: 単行本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480888055/miyamomemo-22/ref=nosim


★★★
酒井七馬って誰?
という方も多いかと思いますが、この方は、手塚治虫の単行本デビュー作「新宝島」の共作者です。
本書は、手塚治虫の影に隠れるかのような形になってしまったこのマンガ家について、たんねんな調査を元に書かれたノンフィクションです。



宮本さんによると、

> 「新宝島」を見る上でも、その共著者たる手塚治虫を
> 見る上でも、ひいては漫画史を単に「戦前/戦後」に区
> 別して見ることをやめる上でも、極めて重要な別の視点
> が得られるに違いないのです。

(「ミヤモメモ」2007.2/24より引用)


とのこと。

私もさっそく、amazonで注文いたしました(そしてもう届いております!ムッハー!!)。


★★★
私はたいへんに偏ったマンガ読みなので、手塚治虫関係のことにはまったく詳しいとは言えません。

が、あまりにも偉大な作家であるために、虚実がいりまじった神話に彩られた手塚というマンガ家の功績は、近年、きちんとした調査・研究に基づき検証されつつあります。

この本も、そういった流れの重要な仕事の一つとなるものだと思います。


『手塚治虫のタカラヅカ』や『マンガ産業論』といった著作もあり、多方面からのマンガをめぐる知識・見識をおもちの中野晴行氏による労作を、家に居ながらにして読めるありがたさ。
ありがとうインターネット!
というかんじです(すすす、すいません、あのう……まだ……ちゃんと読んでは…おりま…せん…がくり)。



そんなわけで、今まさに書き直されつつある漫画史に興味のある方は、ぜひぜひお手にとってみて下さい。


★★★
尚、「図書の家」の小西さんによると、本書の、

> 終わり近くに出てくる七馬の弟子…といわれた方が、
> かの少女漫画家でオドロキ。そうだったのか! いや、そうじゃないみたいなんですが
> それは読んでのお楽しみで。

とのこと。
●ネズの本棚@図書の家↓
http://tosho-no-ie.jugem.jp/?eid=93


……実は、小西さんのブログを拝読して「えっ!?それはだだだ誰!?どなた!?」と気になってしまい、うちに到着した『酒井七馬伝』の該当部分をこっそり(?)先に読んでしまいました。
……なんと!!あのマンガ家さんですか!!(驚愕)
このマンガ家さんの作品、私、高校の時読みましたよ〜!!(って…ひとりごと状態)


……などと、個人的にもいろいろ興味深く楽しみな著作でありました。
posted by 川原和子 at 17:57| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記

2007年02月13日

少子化は、女性問題?&「原石王子」と出会うために

白河桃子の「“キャリモテ”の時代」(第9回)
●育児の楽しさを理解し妻の仕事を応援できる「ワークライフバランス王子」を探そう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070209/118745/

たいへん興味深く拝読しました!


記事の中でとりあげられていた、『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中』(日本経済新聞社)の著者である山田正人さんの、

「少子化はきわめて男性問題」

というお言葉がとても印象的でした。



以前、作家の三浦しをんさんが、

「少子化というと、なぜいつも女性問題として扱われるんだろう」
「子どもって、女だけじゃつくれないのに」

という意味のことを書いておられたのを読んだときにも膝を打ちましたが、それを男性サイドから発言されてる方もいらっしゃるのだなあ、とちょっと明るい気持ちにもなりました。



そして、結婚問題に関して著書のある白河さんの、今回の記事のタイトルでもある、

「育児の楽しさを理解し妻の仕事を応援できる「ワークライフバランス王子」を探そう」

という主張と、

「ワークライフバランス王子たちはちょっと見つけにくいから、よく目を凝らして探さないといけない」

というご指摘に、とても共感しました。
うんうん。
それには、女子の方も、「いい男がいない」とは口が裂けても言わないで、一見そうは見えない「王子の原石」を見抜く、やり手人事部長の如き目(←?)をもつ必要がありますよねー。


★★★★★
 私自身は、昔から、狙ってるわけでもないのに「変わってる」と言われがちだったりして、自分が「一般受けしない女」であることに関しては、とても悩んでいろいろ試行錯誤をしてきたつもりなんですが(これでも)、特に結婚、ということに関しては、光野桃さんの著書に示唆を受けたように思います。


ご自身も「一般受けしない」ことに悩んできた、とおっしゃる光野さんは、一般受けしない女を受け入れてくれる男性は、

「一見目立たない、平凡なグループに所属していることが意外と多い。そういうなかから個性派好きの心優しきひとを見つけ出すのも、自分を生かす一つの方法である」
(※1)

とお書きになっていますが、私も、同感です。
たとえば、世間ではオタクと呼ばれるような男性のなかにも、「原石王子」はたくさんいるよなぁ、と個人的には感じています(実は、光野さんの旦那様も「文系だけどオタク体質」と、『ヴァンテーヌ』2005年7月号の酒井順子さんとの対談でおっしゃってます)。



そしてなにより、女の人自身が、一般的な条件を列挙する、とかじゃなくて、

「なにがあれば、この私自身が、こころから幸せと思えるのか」

ということをきちんとわかることが、運命的な男の人との出会いへの大事なステップなのだなあ…と、周囲を見ていても感じるのでした。



★(※1)光野桃『妹たちへの贈り物』(1996集英社 2000集英社文庫 P.189)
posted by 川原和子 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月12日

ベランダに本棚!?

先日、お客様をお招きしたので、自室を必死に片づけました。

ちょっと気を抜いた間のあまりのマンガの増殖ぶりに、

「あらまあ、私の部屋には、マンガ好きの小人さんが住んでいて、せっせとマンガを運んでくるのねフフフ」
「まったくもう、小人さんったら★」

…と、思わずメルヘンに逃避したくなりました。
本当に、小人さんのマンガ好きもたいがいにしてほしいです。
…って、まあその正体は自分なんですけどね。
ええ、わかってますよ。
暖冬だからって、「頭に集中的に春が来てしまったヤバい人」になったわけではないので、みなさまご安心を!!



私の理想は「掃除のラクな、すっきりシンプルライフ」なのですが、日々ものすごい勢いで増え続ける本(マンガ)は、確実にその邪魔をしてくれます。

すっきりライフと、増殖する本との格闘。
そんな終わりなき葛藤に、目からウロコの方法をネットで発見しました……ッ!!


増え続ける本のラクラク収納法 ベランダに本棚!?
http://allabout.co.jp/family/simplelife/closeup/CU20030215A/index.htm


コンテナ…。
それは思いつきませんでした。
でもたしかに、本の重さってハンパじゃないので、耐荷重の高さはたしかに重要だよなー、と思った次第です。
posted by 川原和子 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月02日

ルイ16世の美質とその不幸

朝日新聞社の「ベルばらKidsぷらざ」の連載
「いつも心に少女マンガ」

第13回 ルイ16世の美質とその不幸

http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2007/02/post_5f87.html

更新されました。



★★★★★
今回で、半年間の連載は終了です。
おかげさまで、とても楽しいお仕事でした。

ご愛読していただいたみなさま、
感想を聞かせてくださった方々、
本当にありがとうございました!!



※すみません。
うっかり、「第13回」のタイトルをまちがえておりました…。
訂正しました。
うう、大変失礼いたしましたー!!
posted by 川原和子 at 15:46| Comment(4) | TrackBack(0) | お仕事