わたくしですか?
………………(無言)。
いえあのう。
汚部屋というほどではない、と思うんですが(床は見えているので)、正直、片づけは大変、苦手です。
そして私の見聞きする範囲では、本好きな人って、家が片づいてないことが多いです。
このからくりはヒジョーに単純でですね、
1)本好きだと、もってる本がどうしても多くなり、しかも日常的に増え続けるので散らかる確率が高くなる
2)基本的に、本を読みながら家事は出来ないので(掃除とか)、「読書」の優先順位が高いと、家は散らかりやすくなる
といった要因が考えられます…。
まぁ、1)のバリエーションなんですが、私の場合は、
片づける能力が低いくせに、ものを持ちすぎ
ってこと。
これに尽きます。
がくり。
でも、数年前に一念発起して以来、いろいろ片づけについて模索は続けており、一時期に比べるとだいぶん、ましになってきたんですよ……!!
さて、そんな「オタクライフとすっきりライフの両立」について頭を悩ませてきた私が、「こ、これは…!!」と思ったエッセイコミックの本をご紹介。
『片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術』(池田暁子 文藝春秋)

これは、すごいです。
なにがすごいって、「汚部屋」っぷりのリアルさが……。
そして、それをちゃんと克服していく過程を描いているところも、たいへん素晴らしいです。
リアルな汚部屋といえば私が思い出すのは、明智抄の「心美体健仕事人」(白泉社『鳥類悲願始末人』所収)というマンガに出てくる奥さんのお部屋。

ここに出てくる汚部屋の、すさまじくもリアリティのあるちらかりっぷりは、かなり凄いです。
しかし、池田さんの汚部屋描写もかなり、……これに迫るものがありました。
ここまで描くとは!!
腹のくくり具合が、すばらしい…ッ!!
いや、本当にこれが、すごい説得力になってるのですよ。
あと、汚部屋になっちゃう心理的メカニズムも描かれてて、「あー、気持ちは分かる…」と思ったり。
先延ばし癖がいけないんですよね、ホント。
「いつか」「念のため」という気持ちがあだ、というか。
「必要なときに出てこないものは、もってないのと同じ」
というのが私の片づけ時に唱える呪文なんですが、池田さんも
「イザ要る時にアクセスできなかったら持ってないのとおんなじじゃん」
って開眼されてて、「あーそうそう、そうなのよ!」と共感したり。
絵柄がかわいくてシンプルで、「片づけられない!」と悩んでる人にはヒントになることもたくさん入ってる本だと思います。
私も、最近片づけ心がカナ〜リゆるくなってるので、気を引き締めて、また頑張っていろいろ捨てなきゃ!って思いました。
片づけ苦手な「同士」に、はたまた「片づけられない人の心理って一体…」と思っている人に、オススメいたします。
