2007年07月30日

西田東『天使のうた』1巻、発売!

 みなさま!!


BL(ボーイズラブ)というよりむしろOL(オッサンラブ)界の旗手、との呼び声も高い(どこでだ)、西田東先生の新刊、『天使のうた』1巻が発売されましたよー!!
連載では初の、海外が舞台のお話ですね。
私もさっそく買いに走りましたとも!!


あいかわらず、「あとがきマンガ」がおかしいです。
今回は、「エッチシーンが描けない!」という悩みについてのマンガ。
「描けない」理由は、


「ただでさえデッサンが危ういのに2人いっぺんに」
「しかも絡みは難しい!」



…………に、西田先生……。
ぶっちゃけておられますね………。
そんな正直な先生が……好・き……。



……さあ、皆さんも本屋へダッシュ!!



posted by 川原和子 at 19:50| Comment(4) | TrackBack(1) | BL

2007年07月28日

こんなイベントも。

http://www.junkudo.co.jp/shop2.html


田中圭一トークショー『圭一の部屋』
第2回 
「マンガとパロディの可能性と、性愛の重要さ」
 田中圭一 × 唐沢なをき

2007年8月10日(金)18:30〜

マンガにとってパロディとは何か?パロディマンガの特殊部隊・田中圭一と唐沢なをきの両氏が公式の場において初顔合わせ!極めて卑近な例を提示しながら、マンガにおけるパロディの可能性や特撮の面白さなどを心ゆくまで語り尽くします(※時間の都合により、トーク内容は卑近な例のみで終ってしまう場合もあります)。


会場:ジュンク堂書店 新宿店8F喫茶にて
入場料1000円(ドリンク付き) 定員30名
※当日入場の際にお支払い下さいませ。

お申込:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンター
お電話(03-5363-1300)でもご予約を承ります



まだ空きがあるみたいです。
posted by 川原和子 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2007年07月27日

パソコンがクラッシュ

先日、ノートパソコンを移動させようとして、誤って落としてしまいました。
ひええええええええええええ。


 パソコン関係の仕事をしている夫の目の前でこの事故が起こったのですが、なんと、夫の足の指にもマシンが激突。
あわてて、

「足、大丈夫?」

と言ったのですが、この不始末は夫の理系魂にいたく障ったようで、


「足なんかどうでもいいんです!!」

「精密機械を落とすなんて…!!」

「だいたいあなたは、なんでも扱いがぞんざい!

と怒られました。
これを聞いて私も思わずムッとし、


「わざとじゃねーよ!!」

と逆ギレ。



「私がマシンの扱いがぞんざいなら、お前は、

妻の扱いがぞんざい

なんだよ!!」

という売り言葉に買い言葉の、絵に描いたような(?)醜い夫婦ゲンカになったのでございます………。
……二次災害で、大惨事です!!


 ちなみに、この事故でランカードが凹んでしまったためネットにつなげがらなくなり、どうなることかと思いましたが、その後、夫が長いランケーブルを買ってきてくれたので、現在こうしてネットにアクセスできております。


一時は、つかいものにならなくなったランカードが宙を舞った(実話)ほどのケンカでしたが、夫婦仲までクラッシュしないことを…祈りたいと…思います……。
posted by 川原和子 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫よ…!!

2007年07月26日

中野と秋葉原の違いは

 今週のジャンプの、「こち亀」、中野ブロードウェイに両さんが出店!という内容でした。

ここで両さんの口から語られる、アキバと中野の文化の違いに、「ナルホド!」と目からうろこが落ちました。
さすが両さん!!
どう違うかは、ぜひ今週の「こち亀」をご覧あれー。



…でも、「わしはサブカルチャーにはうるさい男だ!」という言葉の次のセリフのオヤジギャグには…脱力しました……。
両さん………。


そんなわけで、今週(2007年8月6日特大号、NO.34)の『週刊少年ジャンプ』のこちら葛飾区亀有公園前派出所」(秋本治)は面白かったです!!
まだ店によっては入手可能では?と思いますので、気になる方はご覧下さい。



★★★
あと、……すいません、恥ずかしながら、すごくひさびさにジャンプを買ったのですが、……「テニスの王子様」って…テニスマンガじゃありませんでしたっけ……。
「実はみんな、忍者の里出身」とかいう設定が後から出てきたわけじゃないですよね?
タツマキ?みたいな、我が目を疑う砂ぼこりが立っていたので……ややうろたえてしまいました……。


そして、「ONE PIECE」連載10周年!!すごい。
表紙も、麦わら帽子だけゴールド、という凝りっぷり。

私の最愛のキャラ・サンジがメインの回だったのも嬉しかったです。
posted by 川原和子 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ全般

2007年07月25日

「人気のあるマンガ」のつくり方

まんがポータルサイト、「まんが天国」というサイトに、人気マンガ家さんのインタビューが掲載されています。

目下連載中の荒木飛呂彦氏のインタビューも毎回興味深いのですが、過去のものだと、私は特に『ドラゴン桜』の三田紀房氏のインタビューが面白かったです。


いろんなタイプのマンガ家さんがおられるなかで、三田氏はかなり「仕事としての、マンガ制作」ということを意識しておられるタイプなのでは、という気がしました。
創作ペース、アシスタントの育成と定着率をあげるための工夫など、かなり冷静、かつシステマティックに考えておられるのが印象的です。


そして、インタビュー3)で語られる、「1位を獲ろう」という新人編集者との出会いから、人気作を分析して自作にとりいれ…というようなお話は、それ自体が「マンガ版・ドラゴン桜」というかんじで、ひきこまれて読みました。


また、三田氏がここでおっしゃっている、

●描いているときにわからないことが、印刷された雑誌の形になると客観視できること
●週刊連載は、そのサイクルが早い

という内容のご指摘は、描き手ならではの実感からのとても具体的な言葉、という気がして、ハッとしました。


ご興味のある方は、ぜひご一読を!



三田紀房先生インタビュー
1)日本一忙しいまんが家は徹夜をしない?
http://manganohi.jp/2007/02/4208.html

2)意外に無趣味? でも高校野球は大好き
http://manganohi.jp/2007/02/4383.html

3)「1位を獲ろう」という新人編集者の熱意が産んだ名作
http://manganohi.jp/2007/03/4593.html

4)週刊連載2本同時進行という大決断
http://manganohi.jp/2007/03/4839.html

5)■二転三転?『ドラゴン桜』誕生秘話
http://manganohi.jp/2007/04/5013.html

6)まんがのチカラで、みんなハッピー
http://manganohi.jp/2007/04/5271.html


●まんが天国
特集「まんがのチカラ」まんが家インタビュー
バックナンバー一覧
http://manganohi.jp/0100/0101/index.html
posted by 川原和子 at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ全般

2007年07月24日

「腐女子マンガ大系」三刷!!

ユリイカ臨時増刊「腐女子マンガ大系」、なんとなんと、三刷だそうです。
ビックリ。


とても、すごいことだと思います。



★「腐女子マンガ大系」に関する過去のエントリは、こちら↓です。

●2007年06月11日
ユリイカ臨時増刊号「腐女子マンガ大系」
http://mangalove.seesaa.net/article/44493963.html

●2007年06月18日
『腐女子マンガ大系』の西田東解題
http://mangalove.seesaa.net/article/45172872.html

●2007年06月25日
「腐女子マンガ大系」重版!!
http://mangalove.seesaa.net/article/45905784.html
posted by 川原和子 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年07月20日

中野晴行氏の、「『新寶島』誕生の謎」

 2007年02月27日のエントリでとりあげさせていただいた、『謎のマンガ家・酒井七馬伝 ─「新宝島」伝説の光と影』(ちくま書房)。


この本の著者、中野晴行氏が書かれたコラムが、筑摩書房のPR誌『ちくま』2007年3月号に掲載されたそうです。
そしてなんと、このコラム、Webからも読めることを発見いたしました。

『新寶島』誕生の謎(中野晴行)
http://www.chikumashobo.co.jp/pr_chikuma/0703/070309.jsp



「伝説」から、きちんとした検証に基づく、真の手塚評価へ。


 私自身は緻密さからほど遠い人間なので言うのが恥ずかしくもありますが、中野氏のこの姿勢と、それを裏付けるかのような著書でのお仕事には、改めて心からの敬意を表す次第です。


謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影
中野 晴行
筑摩書房 (2007/02)
売り上げランキング: 42511
posted by 川原和子 at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2007年07月18日

イベント参加記。

2007年07月03日の日記でお知らせした講演会&イベントですが、お知らせした私もすべて、参加してきました。
…でも、どれも諸般の事情で、一部だけの参加となってしまったのが…ちと残念でした……うう…(涙)。


とはいえ、やっぱり講演会やイベントは、情報量が多いのと、「ここだけの話」が直接聞けちゃうのが嬉しいところですね。



【講演会】「MANGA・シェイクスピアに見る文化の移動と変容」は「再イオン化・はてな」ブログにて、わかりやすく貴重なまとめが。

http://d.hatena.ne.jp/taimatsu_torch/20070708

発表者の一人でもあるヤマダトモコさんによると、MANGA家のソニア・レオンさんとエマ・ヴィーセッリさんはお二人ともゴスロリ風の出で立ちでしたが、伺ったところ、全身黒いコーディネートのソニアさんはゴスロリ、エマのほうはパンクロリというのだそうです。

ちょうどいま読み始めた、『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』でまさに「ゴスロリは日本独特のもの」という話を興味深く読んでいたところだったので、そういった衣装はどこで入手されるのかとか、いろいろ伺ってみたかったなー、とか今さら思いました。


私は時間の都合で、後半の日本のメンバーの発表のみを聞かせて頂きましたが、こちらもいろいろ刺激を受けました。
でも前半も聞きたかった!!
またこういった催しが開かれることを期待しています。


★★★
7月11日、新宿ロフトプラスワンの昼の部は、ファビュラス・バーカー・ボーイズ 対談生収録!

…ということで、お昼の町山・柳下トークは所用で30分遅刻して行ったら、平日昼間なのに入り口まで立ち見の人がいっぱい状態。
私は終始、出入り口付近のモニターで見ることになってしまいました。
おそるべしファビュラス・バーカー・ボーイズ…!!(この内容、「生収録」とあるように、ムックにまとまるみたいです)。

町山さん、
「なんでこれから公開作のオチ言っちゃうんですか!」
みたいな制止を10回くらい(たぶん)受けてました(でも全然気にしておられなかったような)。


★★★
同日、夜の眼鏡イベント「眼鏡茶屋」も、盛況。
トーク、面白かったです。
眼鏡萌えもいろいろなんですなー…。
縦横無尽な眼鏡トーク、そして意外な「この眼鏡男子に注目!」というトークに気持ちよく爆笑、でした。
とくに、山田参助さんの「左門豊作萌え」には、梶原一騎ファンとしてたいへん刺激を受けました…!!
自分すら騙そうとする左門のあり様に萌えるのが眼鏡男子好きってことですか――!!(えっ?)


ちなみに、私は眼鏡萌えはよくわかんないんだけど、将棋の羽生さんには激萌えです。
永遠の天才少年。
柔和なのに芯はすっげー頑固。それでいて柔軟。
あんな人がいてくれる、というだけで、嬉しくなります。
…つか、これってアイドル?
眼鏡というより、羽生さんが好きなだけ?


こちらのイベントは用があったことと、体力的な不安もあり、涙をのんでトーク終了時に退散しました。
その後も楽しかったんだろうなぁ…。最後まで見たかったです!!



なお、2007年8月31日(金)〜9月2日(日)の横浜で行われる、第65回世界SF大会ワールドコンNippon 2007にて、
理系白衣眼鏡ハカセによる
「カフェ・サイファイティーク」もオープンするそうです。
詳しくはこちらを↓
http://scifitique.org/shop/nippon2007.html

眼鏡男子好きな方は、こちらもチェックを!!
posted by 川原和子 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

2007年07月13日

ラナは軽いなぁ

鳥みたいだ!


…というわけで、なんと「未来少年コナン」の切手が発売されてたんですね。

http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2007/h190622_t.html


知らなかった……。


なんと先日、新宿三越アルコットの前で切手を出張販売しておられて、そこでたまたま見かけて存在を知り、購入しました。
最近、メール便を使うようになって郵便局自体に行くことも少ないので、チェックできてなかったです。


私は買った切手は、基本的には保存するんじゃなくて使うことを信条(?)としてるんですが……ラオ博士とおじいの切手は、誰に出す手紙に貼ればいいものやら……。
悩むところです。
posted by 川原和子 at 08:01| Comment(4) | TrackBack(0) | 情報

2007年07月09日

『死想の血統』発売!!

 えー、今日はいつもとはちょっと違う路線の本の紹介を。


『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』(樋口 ヒロユキ 著 冬弓舎)2,415円(2,300円+税)

どんなデザイン?と書影をご覧になりたい方は、こちらを。
http://www.yo.rim.or.jp/~hgcymnk/




地方・小出版流通センターのブログ版書誌案内
http://chihosho.seesaa.net/article/45118529.html
によると、

オタク文化により無視され、虐げられたものすべてが息づいているゴスとロリータの世界への招待。樋口ヒロユキ著「死想の血統−ゴシック・ロリータの系譜学」2,300円 冬弓舎は、平成の渋沢龍彦と言われる著者の渾身の著。ある人は「暗黒少女のための聖書であり、美術史に捧げる劇薬だ」といいます。ISBN978-4-925220-22-4



とのこと。


 私などはどちらかと言うと、…いや、どちらかと言わなくてもオタク文化の側の人間(笑)であり、お恥ずかしいことにゴスやロリータに関してはほとんど無知です。


 しかしその一方で、私が深い関心をもっている、少女マンガやおい的な文化は、近年、欧米の一部の少女達にも支持を得ている、と聞き及んでいます。そして、その少女たちは多くの場合、日本のビジュアル系バンドや、いわゆる「ゴスロリ」も同時に愛好する場合が多いみたいなのです。



 そういうことを知っていくうちに、オタク的文化とゴス的美学の不思議な結節点としてのやおい・BL…という流れもあるのかなあ、とぼんやり思ってみたりする今日この頃です。



…そんなわけで個人的には、申し訳ないことに不勉強この上ないゴシックやロリータの世界への充実の入門書として、この本を読んでみようと思っている次第です!!



 実は著者の樋口ヒロユキさんは、私の高校の先輩でして、お互いが所属していた部の部室が隣同士だった(たしか)ご縁で、何度かお話をさせていただいたりしておりました。
私が所属していた部(ぶっちゃけマン研ですが)に樋口さんが遊びにいらしていたとき、しばらくお話しした後、

「えっ、1年生なの?堂々としてるから、同級生かと思った…」

とおっしゃられたのも、……今では…いい思い出です…………(態度でかくて、その節は、たいへん申し訳ありませんでした…)。


 樋口さんがご卒業されて以来、樋口さんは関西、私は関東在住という物理的距離のせいもありまったくお目にかかってないので、えーと、なんと、22年(!!)くらいお会いしていないんですねー。いまカウントしてみてビックリしましたよ。
数年前にネットで再会して、ご活躍をネットではわりとつぶさに拝見することができているので、「とってもご無沙汰」している感は薄かったのですが、実は目眩するほどご無沙汰しているのでした…。


 ちなみにひぐ先輩(←当時の呼び方)はあの頃細身の美少年でしたが、22年を経てどう変貌されているのか、されていないのか。
ネットとかで拝見するかぎりは、あまり変わっておられない気もしますが、どーなんでしょう。
え?わたくし?……げふんげふん(と咳払いでごまかす)。


それはさておき。
 この『死想の血統』、なんと充実の325ページだそう!!
先輩の渾身の一冊、心して読みたいと思います。


★尚、amazon入荷はちょっと先みたいなので、すぐ入手したい方は大型書店にGO!です。
ちなみにジュンク堂の在庫サイト↓で見ると、池袋には在庫がばっちりあるようですよ!!
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0011016747



●本書の発売を記念して、新宿ジュンク堂にて、面白そうなトークイベントも開かれます!!

http://www.junkudo.co.jp/top-shinjyuku-event.html

「ゴシック・ロリータ・日本」 このトークは、『死想の血統』冬弓舎刊行記念イベントです。
樋口ヒロユキ ゲスト・高原英理
■2007年8月3日(金)18:30開場、19:00開演
■会場:ジュンク堂書店 新宿店8F喫茶にて 入場料1000円(ドリンク付き) 定員30名
日本にもゴシック文化はある? 日本にゴシックは根付く? 日本の恐怖と海外の恐怖の違いは? ……『死想の血統』著者の樋口ヒロユキが、『ゴシックハート』著者にして江戸の怪談にも造詣の深い高原英理氏をゲストに迎え、古今東西の恐怖文化について、四方山話を繰り広げます。


 漫画評論家・永山薫さんのブログでも紹介されています。
http://d.hatena.ne.jp/pecorin911/20070706



※(7/9 14:00頃追記)

尚、ゴシックつながりで。


いつもユニークで面白いイベントを企画されてる西荻ブックマークさんでは、こんなイベントの予定があるようです。


■今後の予定としましては…
・第17回11/11(日):『ゴシックの夢、ゴシックのリアル』by高原英理×小谷真理



 ちょっと先ですが、要予約だそうですので、ご興味ある方は、西荻ブックマークさんのページをご覧下さい!!
http://members.jcom.home.ne.jp/43zoo/nbm/nbm2.htm
(『ゴシックの夢、ゴシックのリアル』に関しては、ページの一番下のあたりをご覧下さい〜)
posted by 川原和子 at 12:16| Comment(4) | TrackBack(1) | 情報

2007年07月04日

『モーニングtwo』は、面白い!!

 いや〜、basso(オノ・ナツメの別ペンネーム)先生の『amato amaro』は出るわ、武富健治先生の読んでるだけでも変な汗が出てくる『鈴木先生』の3巻は出るわ、本屋に行くたびに手ぶらで帰れない!と嬉しい悲鳴をあげている今日この頃。
みなさま、どんなマンガライフをお過ごしですか?


そんな限定された質問を投げかけたあげく唐突に語りはじめるわけですが(スミマセン)、表紙に「今号より隔月刊化!」と書かれたモーニング増刊

『モーニングtwo(ツー)』(講談社)

は、面白いですよ!!


私の場合、もともとは、やまだないと先生の『BEATITUDE』を目当てに読み始めたのですが………。
なんとこの『BEATITUDE』、あの伝説のトキワ荘をモデルにした(とおぼしき)フィクションなんです!!
(作中では「トキオ荘」ですが…)
ないとさんのあの色っぽい絵で描かれるトキオ荘の面々に、もう毎回、ドキドキです…!!


…なんですが、それ以外も面白い作品目白押し。
個人的には、くぼたまことの情けない悪人マンガ『アースカイザー』、
めでたく単行本1巻も発売となった天才手品師の少年とサラリーマンの青年とのお話、杉本亜未『ファンタジウム』
も好きなんですが……



すいません、今号は、

中村光『聖☆おにいさん』


に大ウケでした…。
アパートをシェアして暮らすブッダとイエス、という設定だけでもツボなんですが、

「ブッダも何か家でできるシュミ作ったらいいのに」

と言うイエスに、

「私にだってシュミくらいあるよ!座禅とか読経とか……」

と言い返すブッダ(シュミなんだ……)。


……そしてその先が……すいません、この先は……ぜひ、ご自分の目で確かめて下さい……。
面白すぎて…申し訳なくて、書けません……(笑いをこらえて、小刻みに震えつつ…)。



巻頭カラーはオノ・ナツメ、読み応えのある作品揃いで390円。
お買い得だと思います!!


posted by 川原和子 at 23:48| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ全般

2007年07月03日

講演会&イベント情報〜!!

面白そうな講演会&イベントの情報をキャッチいたしましたので、お知らせを。



★以下、それぞれの詳細です。


●その1
【講演会】MANGA・シェイクスピアに見る文化の移動と変容
 


 イギリスで、日本のMANGAスタイルで描かれたシェイクスピアの翻案マンガ(!!)が話題になっているそうです。
その編集者エマ・ヘイリーさんをはじめ、「ロミオとジュリエット」のマンガを描いたソニア・レオンさん、「ハムレット」のマンガを描いたエマ・ヴィーセッリさんの来日をきっかけに、筑波大のとある研究室主宰で講演会が開かれるとのこと。

 発表もなさるマンガ研究者のヤマダトモコさんによると、アメリカではなく、イギリスの作家さんというのは、実はとてもめずらしいそうです
しかも、MNAGA形式で、描き手が女性。

 なんでもこの「ロミオとジュリエット」、日本のやくざの抗争に置き換えられていて、「ハムレット」はSFになってるそうです。

うおー、なんだか新しいものと古いもの、イギリスのもの(なんといってもシェイクスピア!)と日本のものが入り交じって、面白いことになってるんですねー。
日本人の発表者も、マンガ関係の気鋭の評論家・研究者の方々で、面白そうです。

海外(特にヨーロッパ)のマンガ事情にご興味のある方には、注目に値する講演会だと思います!


【講演会】MANGA・シェイクスピアに見る文化の移動と変容 
日時 2007年7月8日(日)13:00−18:00

場所 筑波大学 東京キャンパス 大塚地区 第一会議室

〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1  丸の内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車 徒歩2分程度

スケジュール

13:00−14:00 エマ・ヘイリー 『イギリスの出版事情とmanga』

14:00−15:00 ソニア・レオン 『グローバル化するmanga』

15:00−16:00 エマ・ヴィーセッリ 『イギリスの若者文化とmanga Shakespeare』

16:00−17:00 大城房美 『マンガにおける西洋と日本の表象』

17:00−17:30 藤本由香里 『日本のマンガにおけるシェイクスピア』

17:30−18:00 ヤマダトモコ 『マンガにおける異文化表象』

趣旨

 1990年代半ば以降、マンガやアニメといった日本のサブカルチャーが、日本文化の一つとして海外で高い評価を受けるようになったことはすでに周知のことである。OTAKUが英語となり、日本のマンガが翻訳出版されると同時に、今や日本のマンガのスタイルに倣ったMANGAが数多く発表されて人気を博してもいる。あるいは、海外の大学においてアニメやマンガを研究対象として取り上げる研究者が増え、それらを対象にした講義が数多く開かれ、学位論文も多く書かれている。いまやマンガは国境を越えて流通する文化資本の一つなのである。そしてマンガと同様に、あるいはそれ以上に、古くから広く国境を越えて海外に翻訳・翻案されて流通し、数多くの研究が行われているもう一つの文化資本の典型としてシェイクスピアが挙げられるだろう。21世紀において、さまざまなメディアを通してグローバルに移動と変容を繰り返す文化資本の例としてMANGA Shakespeareを取り上げる。

本講演会は、現在イギリスで活躍するマンガ作家とその編集者、および日本におけるマンガ研究の第一人者を招き、

(1)マンガがイギリスでどのように受け取られているか、

(2)シェイクスピアをマンガで描くことの意義

(3)マンガを通しての日本のイメージはどのようなものか

など、さまざまなトピックについて話していただく予定である。日本的なマンガとイギリスを代表するシェイクスピアとの出会いとそれにともなう変容について作品制作者の立場から話を伺い、主に日本とイギリスの文化的対立・交渉・同化といった事柄について具体的に考える機会を提供する。

使用言語:英語

逐語通訳あり





●その2
【トークイベント>】★メガネ男子萌え女子向けのトーク&ライブイベント!! ついに開店!!★
その名も『眼鏡茶屋』


私は残念ながらメガネ萌えについては勉強中、というかんじなんですが(恐縮です!!)、出演者の濃さといい、なんだかものすごいオーラただようイベントですよ!!
メガネ男子萌えの女子、7月11日の夜は新宿へGO!!
入場は、男子禁制ではなく、メガネ男子ならもちろん大歓迎! だそうですよ〜!!


「眼鏡茶屋」
オタク女子向け眼鏡男子萌えイベント!
本物の理系眼鏡博士による眼鏡パフォーマンスあり!
7月11日(水)
【司会】夏一葉
【Guest】渡辺由美子、尾山ノルマ、ほか
【特別Guest】永山薫、山田参助、金田淳子、よしもとたいまつ
【協力】メイドロボウパー、カフェサイファイティークのみなさま
協賛:エロティックコミックファンナイト・カフェサイファイティーク
http://scifitique.org/
Open18:30/Start19:00
¥1500(飲食別)



ゲストの渡辺由美子さんのホームページの情報はこちら↓
http://meganeya.sakuraweb.com/2007/06/post_2.html


ロフトプラスワン
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/




●その3
【トークイベント】ファビュラス・バーカー・ボーイズ 対談生収録!

なんとこちらも7月11日の新宿ロフトプラスワンにて、町山智浩さんと柳下毅一郎さんのトークイベントが開催!!
『映画秘宝』でのファビュラス・バーカー・ボーイズの連載も終了しちゃって寂しく感じてる方は、めったにないチャンスをお見逃しなく……ッ!!

…しかし、7月11日は、昼も夜も、ロフトプラスワンがアツい…!!(いろんな意味で)


7月11日(水)

ファビュラス・バーカー・ボーイズ 対談生収録!
平日昼間に一回きりの再結成! ゲストなし! お題はもちろん「グラインドハウス」!

出演:ファビュラス・バーカー・ボーイズ(ウェイン町山&ガース柳下=町山智浩&柳下毅一郎)

Open/12:30 Start/13:30

【料金】1000円(1ドリンク付き)


町山智浩さんのブログにも、告知が。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20070630
posted by 川原和子 at 09:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 情報

2007年07月02日

『Honey Bitter』

日曜日の朝日新聞の読書欄にあるコミックガイドでは、ササキバラ・ゴウ氏と南信長氏が、毎週交替でさまざまなマンガを取りあげておられます。

6/24には、ササキバラ・ゴウ氏が小花美穂『Honey Bitter』について評しておられて、面白そう!とさっそく1,2巻を買ってきて、読みました。
…そこで「つ、続きが気になる!!」と止まらなくなり、またたくまに全巻(といっても今出てるのは4巻までですが)そろえてしまいました。
うーん、…面白い!!


 他人の心の中が読める特殊な能力をもった主人公、珠里(シュリ)。そんな彼女はその能力を活かして叔母の探偵事務所で働くことで、さまざまな事件と関わるが…。

…という、ジャンルとしてはサスペンスでもあり活劇ものと言ってもいいような内容ですが、そこは小花美穂。

代表作『こどものおもちゃ』もそうですが、とてもかわいい絵柄でシビアな問題まで踏み込んでいく姿勢は、この作品でも変わっていません。
人の心がわかってしまう、という特殊設定のヒロイン・珠里(シュリ)が、その能力をつかって大活躍!ということに焦点をあわせるというよりは、そのことによって背負うリスクをどう克服するか、とか、好きな人との恋愛であっても否応なく負ってしまう傷をどう乗り越えるのか、といった点が丹念に描かれていて、これぞ少女マンガの醍醐味!という感じがします。
ササキバラさんも書かれていましたが、これは特別な能力をもっている女の子の話だけれど、同時に他人事ではなくて、感じやすい感受性を抱えた人が、どう現実を生き抜くのかを模索している姿なんだ。
そう思える作品になってます。


あとがきによると、小花さん、腱鞘炎や育児などでなかなか執筆も難航しておられるようですが、無理なさらず、しかし続きが読みたいファン心に応えて欲しい……と、読者は勝手なことを思ってしまうのでした。


Honey Bitter 1 (1)
Honey Bitter 1 (1)
posted with amazlet on 07.07.01
小花 美穂
集英社 (2004/06/15)
posted by 川原和子 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 少女マンガ