2008年02月29日

つよく・やさしく・うつくしく

 先日、川崎市市民ミュージアムの
『少女マンガパワー!』展に行ってきました。
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition1.html

少女マンガパワー!展.jpg

(チラシの画像は許可を得て掲載しています)



 一見さらっとした、
おしつけがましさのない、
でもよく考えられた力のこもった展示で、
じわっときます。

さーっと一通り見るもよし、
じっくり見るもよし。
そんな展示だと思います。



★★★
展示内容ですが、
原画にパワーがあるのはもちろんのことですが、
さまざまな工夫がこらされていて
楽しいです。

たとえば、
水野英子先生の創作風景を撮影した映像が
流れていたりして、

「ああ、あんな素敵なものが、
ホントに、人の手で描かれてるんだなあ」

って改めて実感して、ジーンと感動したり。

※その貴重な動画、一部がここ↓で見られます。
(すぐに出てこない場合はスクロールしてください)
・ロングバージョンは、会場で!!(笑)
http://www.kawasaki-museum.jp/magazine/blog/report/



★★★
そして、(クレジットはないですが、
おそらくマンガ研究者・ヤマダトモコさんによる)
作品解説も、すばらしいです。
(※3/1追記
昨日、市民ミュージアムに行った際、
ご本人達に確認させていただいたところ、
作品解説は、
学芸員の金澤韻さんと、ヤマダトモコさんの分担作業だそうです。)


特に、個人的に心打たれたのが、
陸奥A子さんの解説文の、



陸奥が描き続けてきた「かわいさ」とは、「弱くて儚いこと」ではない。一見か弱そうにみえる少女たちの、「柔らかな強さ」である。



という部分と、
よしながふみさんの解説文の、
「大奥」に関する説明の、



この作品を読むとき、読者は無意識に現代社会のジェンダーについて考えさせられる。それには、彼女自身が女性の社会的なありようについて自覚的であることが影響しているだろう。さらに踏み込んで言えば、彼女が「ボーイズラブ」というジャンルから出発したことも無関係ではないだろう。それはこのジャンルが通念的な男女関係に違和感のある女性の心理から生まれたという側面を持つものだからだ。



という部分。



これらの解説文が、
「市民ミュージアム」という場所で
英訳もついた形で展示され、
図録にも収録されているということは、
少女マンガの本質に関わることを
きちんと言語化して
伝えるお仕事がなされた、ということなんだなぁと、
内心、
震えるほど感激しました。



★★★
そして、
こっそりと言ってしまいますが、
図録がすごくいいので、
興味のある方は、
お早めにかけつけて購入されたほうがよいと思います〜!!


上記の作品解説も、
「図版と作品解説」のページに収録されていますし、
出展作家11名のインタビューが掲載されているのですが、、
こちらも聞き手(ヤマダトモコさん)の知識と敬意が
きちんと活かされた的を射た質問がなされていて、
とても充実した内容になっています。
たしか、1500円だったかな。
お買い得図録だと思います。


★★★
はらわた引きちぎれそうなくらいの苦しさや悔しさを
ぐっとこらえて笑顔で生きるために
力をくれた
少女マンガよありがとう。

なんか、そんな気持ちになりました。






「つよく・やさしく・うつくしく」は
少女マンガパワー!」展のサブタイトル。



つよくなくては、
やさしくなんてなれねっす。よね。


★★★
尚、あさって、
3月2日の「新日曜美術館」http://www.nhk.or.jp/nichibi/index.html
アートシーンのコーナーにて、
「少女マンガパワー!」展が紹介されるそうです。
NHK教育テレビで、朝9時〜10時(再放送夜8時〜9時)放映。
ご興味ある方、
こちらもお見逃しなく。
posted by 川原和子 at 13:26| Comment(2) | TrackBack(1) | 少女マンガ

2008年02月28日

バレエを見てきました

 ちょうど一週間前の2月21日『マラーホフの贈り物』というバレエの舞台を見てきました。
マラーホフというロシア出身のバレエダンサーを中心とした公演です。


★★★
私はバレエはま――――――ったくの門外漢で、
見たことがありませんでした。
どんくらいド素人かというと、
モダンバレエを見に行って、
「先生!!
バレエなのに、チュチュを着た人が出てきません!!」
とかゆってるレベルの素人です。
かわはら・ド・シロウト(←なんとなくフランス風に名乗ってみる)です 。


それなのに一昨年、突如、
「一回くらいは見てみたい!」と思い立ち
知り合いの方に便乗して3回綴りのチケットを買ってチャレンジ。
しかし、
これまたド素人の悲しさで、
いきなりモーリス・ベジャールの舞台を見てしまったのでした…。

いきなりベジャールとは、
後から思うと
基礎すっとばしていきなり応用編、
みたいな感じで、
なにがなんだかわけがわからず、
あわあわしてしまったのでした………。


それでも、3回も見たら、
バレエ脳がインストールされるかしら?
とか内心、期待してたんですが、
同行してくださった方に
「あの人たち、パンツ一丁ですよ!」
     ↑
(ド素人特有のバレエの衣装に対する先入観とのギャップでつい…)
とか、
「人のからだがあんな形に!!」
などという
著しく芸術的感興をそぐコメントをささやいて
終わってしまったのでした……
(Aさん……せっかく御一緒させて頂いたのに…
こんな最悪の同行者で、
ホント…あのときは…すいませんでした…)。


★★★
そんな私ですが、
このたび、
バレエに造詣の深い評論家の藤本由香里さんにお声をかけていただき、
この「マラーホフの贈り物」をなななんと、藤本さんの解説つきで(!!)
見る機会をいただく幸運に恵まれてしまったのでした…。

生きてると、いいことが…あるものです!!(涙)

しかも、前から三列目というすごいよいお席で!!
(藤本さんが、かなり前から予約なさっていたそうです)。
まったくもって、
コバンザメのような幸運あいのり★っぷりです…!!
(←なんか、動揺のあまりたとえがワケわかんなくなってます)


★★★
結論から言うと、
すごくよい体験になりました。
クラシックとモダンがほどよいバランスで入ったプログラムで、
http://www.nbs.or.jp/stages/0802_malakhov/content03.html
初心者でも楽しかったです。


そして、
なんといってもマラーホフ。


すごいです。
私は全然予習しないで行ったのですが(←ちっとはしろよ…)
ラストのマラーホフが踊った
「ラ・ヴィータ・ヌォーヴァ」という演目は、
モダンバレエですごく抽象的。
衣装が途中でかわりますが、
すごくシンプルな格好で、
一歩間違うと素人目には
カッコ悪いとすら思えそうなものなのに(たしか、透ける素材の白いトップス+タイツ…?)、
まったくそんなことに気がいかない。
踊りの動き自体の圧倒的な美しさ・力にひきずりこまれ、
一瞬も飽きることがなかった。
すごかったです。


ちなみに、21日は、
このHPに掲載されている演目(Bプログラム)
http://www.nbs.or.jp/stages/0802_malakhov/content03.html
から若干、変更がありました。
ヤーナ・サレンコ、ズデネク・コンヴァリーナ
の「エスメラルダ」がなくて、
「ドン・キホーテ」に変更になっていたようです。
HPのプログラムにない
「ラ・ヴィータ・ヌォーヴァ」
がすばらしかったのは、上に書いた通りです。


よく言われることではありますが、
一流の人というのは、
私みたいなド素人にさえ
「すごい!」と感じさせる力があるんですね。
圧倒的でした。


マラーホフのプロフィールはこちら(ウィキペディア)↓
ウラディミール・マラーホフ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%95

私と同い年だということにも
いろんな意味でビックリでした……。


とても深い感動を得ることができました。
ちょっとまだうまく言語化できないくらい。

貴重な機会をくださった藤本さんに改めて感謝、です。
posted by 川原和子 at 14:54| Comment(4) | TrackBack(3) | 日記

2008年02月26日

NTT出版webマガジンの連載、更新!!

ほんの少し
寒さがやわらいできましたね。
寒いのが苦手なので、春の気配が嬉しいです。
気が早いですが、桜が咲く頃が楽しみ〜。
桜、大好きです。
一面に咲き誇る桜を見るのを楽しみにしつつ、
近所のお家の軒先の梅を観賞したいと思います。

でもアレルギー体質なので、
花粉はちょっと憂鬱ですが………。

★★★
さて、
NTT出版webマガジンで
伊藤剛さんと交替で連載させていただいている
おすすめマンガ時評
「此れ読まずにナニを読む?」、
わたくしの担当分を更新していただいてます!!
http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/human/013/14.html


今回は、
桃森ミヨシ『悪魔とラブソング』(集英社)
をとりあげてます。

ちょうど、昨日、3巻が発売になりましたね。

前作との違いにビックリしましたが、
意欲作だと思います。
続きが楽しみです。
posted by 川原和子 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事

2008年02月19日

ハチミツとクロスオーバー(←?)

休日の朝、
夫が朝食にホットケーキを焼いてくれたので、

「ついでにそこにあるハチミツとってくれる?

と頼んだら、
夫は調味料の置いてある棚をじーっと見て、

「このラー油って書いてあるやつ?

と言い出しました。

「いえ、それはラー油です。
…ってか、
ラー油のビンにハチミツが入ってるわけねーだろ!!」

と切り返すと、夫曰く、

「いや、遣い終わった容器を洗って、
ハチミツいれてるかもって思って…」

「なんでだよ!!
あんたの妻がそんなにマメなわけネーだろ!!」
「どんだけ素敵な奥さんなんだよ私は!!」


…とツッコみましたが、
…そういえば……私の実家では、
お茶か何かを飲もうと
冷蔵庫に入ってたお茶のペットボトルに入ってた液体を
コップに注いで飲んでみたら
母が作り置きしたらしきだし汁だった、
みたいな惨事が…よく…あったことを…
思いだし……まし…た………。


…ま、ハチミツとラー油…
色は…ちょっと似てる…かナ?(←歩み寄ってみた)


………でも、
ハチミツは、
入れ替えねーだろフツー!!





…なんか、朝からどっと疲れた気がしました……。

ハチミツをつけて食べた
ホットケーキは
美味しかったです。
posted by 川原和子 at 12:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 夫よ…!!

2008年02月15日

いよいよ『少女マンガパワー!』展開催

 先日、
井上雄彦の車椅子バスケをテーマにした『リアル』(集英社)を
7巻までまとめて読んで、感激。
(『リアル』は不定期連載でなかなか単行本にまとまらないので、
つい、ある程度たまってからまとめて読んでしまうのでした…)


登場人物の、
「惚れた女にかっこいいとこ見せたい」って心理に、
「うんうん」と共感しがらひきこまれて読んでたのですが、
読み終えて本を閉じ、はぁ〜と余韻にひたりつつ、
ふと、

「ん?
じゃあ女子にとって、
『好きな男にいいとこ見せたい』って心理は、
マンガでは
どう表現されるのかなあ?」


と思いました。


……単純なようでいて、
けっこう難問な気がしました。



思えば、
2年ちょっと前のNIKKEI NETでの連載時にも書かせて頂きましたが、
ずっとぼんやりと、でもしつこく、
このテーマを考えてる気がします…。
この回とか。


★★★
私がこれまで生きてくるうえで
いっぱいすごいパワーをもらった少女マンガ。


その少女マンガの魅力と力を感じられそうな、

『少女マンガパワー!』展が、

いよいよ明日16日から開催されます!!


お見逃しなく。




少女マンガパワー!
― つよく・やさしく・うつくしく ―


少女マンガパワー!展.jpg

(チラシの画像は許可を得て掲載しています)

2008年2月16日(土)〜3月30日(日)
川崎市市民ミュージアム
開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日、3月21日(金)
会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1
観覧料:一般800円、65歳以上・高大生500円、中学生以下無料※年齢のわかるものをご提示ください。
主催:川崎市市民ミュージアム、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、三菱商事
東急東横線・目黒線、JR南武線「武蔵小杉」北口よりバスで約10分
〒211-0052川崎市中原区等々力1-2 Tel 044-754-4500
http://www.kawasaki-museum.jp

マンガは世界の国々に存在し、各々の発展を遂げ、花開いています。その中でも日本のマンガは、いまや世界中で読まれ親しまれるようになりました。
さまざまな世代、好みに合わせて多くのマンガ作品が生み出されている中、近年特に世界から注目されているのが日本の少女マンガです。その作品のバリエーションの豊かさ、人間の内面を掘り下げた独特の表現力こそが、社会や時代のギャップを超えて注目を浴びる理由ではないでしょうか。
本展は、日本の少女マンガ形成に多大な影響を与えたマンガ家23人の作品から、少女マンガのジャンル全体を見通そうとする企画です。北米9カ所を巡回し、日本の少女マンガの真の魅力を伝えた「Shojo Manga! Girl Power!」展をベースに、100余点におよぶ原画・原画’(ダッシュ)(※)のほか、特別出展原画、作家の愛用品やグッズ、出版資料などを加え、日本展用にリニューアルをいたしました。これらの作品・資料を通して、生き生きとした作家の息吹と少女マンガのもつパワーをより強く感じ取っていただければと思います。

※原画’(ダッシュ)・・・修正の跡や鉛筆の消し跡まで再現した精巧な複製。原画とほとんど見分けがつかないほど完成度の高いものです。また作成が難しいため、ごくわずかな数しか存在しません。

出展作家

手塚治虫 Osamu Tezuka
わたなべまさこ Masako Watanabe
松本零士 Leiji Matsumoto
石ノ森章太郎 Shotaro Ishinomori
ちばてつや Tetsuya Chiba
水野英子 Hideko Mizuno
牧美也子 Miyako Maki
里中満智子 Machiko Satonaka
一条ゆかり Yukari Ichijo
池田理代子 Riyoko Ikeda
美内すずえ Suzue Miuchi
竹宮惠子 Keiko Takemiya
山岸凉子 Ryoko Yamagishi
萩尾望都 Moto Hagio
陸奥A子 A-ko Mutsu
くらもちふさこ Fusako Kuramochi
岩館真理子 Mariko Iwadate
佐藤史生 Shio Sato
吉田秋生 Akimi Yoshida
岡野玲子 Reiko Okano
CLAMP CLAMP
今市子 Ichiko Ima
よしながふみ Fumi Yoshinaga

○展示内容・構成:
1.少女マンガジャンルの成立と確立(1950〜60年代)
2.少女マンガの革新(1970年代)
3.少女マンガのさらなる発展(1980年代以降)
4.コーナー展示
アメリカでの反響を追う/マンガの原画と複製について考える/少女マンガ読書コーナー

※「ファンレターを書こう!」コーナーがあるよ!
posted by 川原和子 at 10:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報

2008年02月14日

中野晴行さんのコラムが

えー、ネットには超うとく、使いこなせてないこと山のごとしなわたくしですが、
最近、知り合いが教えてくれた「週刊ebookマガジン」というサイトに
登録してみました。


登録すると、
メルマガが週一回送られてくるみたいなんですが、
この「週刊ebookマガジン ★★ 漫画網羅特選メルマガ★★」
にて、
昨日配信分(2008年2月13日号)から、


「マンガコラム:中野晴行のまんがの『シクミ』」

がスタートしました。
隔週連載みたいです。



中野晴行さんといえば、
『謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影』

『マンガ産業論』
など、マンガ関連の重要な労作を著されている方。
その中野さんのコラムが読めるとは…!!



第1回は、

「未来の漫画はマイナーから生まれる! 青林工藝舎『アックス』10周年」

というタイトルで、
青林工藝舎発行の隔月刊漫画雑誌『アックス』について、
初心者にもわかりやすく成り立ちや意義が
解説されている内容でした。

これは、これから隔週の連載が楽しみです。

★★★
そして、
NTT出版webマガジンのおすすめマンガ時評
「此れ読まずにナニを読む?」、
漫画評論家・伊藤剛さんの回が更新されています。

第13回 『はこぶね白書』 藤野もやむ (マッグガーデン)
http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/human/013/13.html

ご興味のある方、お見逃しなく〜。


伊藤さんは、過去のお仕事をまとめた著作が12月に出たばかり。
こちらもご紹介しておきます!

マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ
伊藤 剛
青土社 (2007/12)
売り上げランキング: 18844


★★★
中野晴行さんのことをとりあげた過去ブログはこちら↓。

●2007年02月27日
「酒井七馬伝」をAmazonで500位以内にする運動
http://mangalove.seesaa.net/article/34825499.html

●2007年07月20日
中野晴行氏の、「『新寶島』誕生の謎」
http://mangalove.seesaa.net/article/48598281.html

謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影
中野 晴行
筑摩書房 (2007/02)
売り上げランキング: 179735
マンガ産業論
マンガ産業論
posted with amazlet on 08.02.14
中野 晴行
筑摩書房 (2004/07/10)
売り上げランキング: 50126
posted by 川原和子 at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2008年02月07日

『ルチェーレ!』、本日発売です

 えー、2/3のブログでも告知をさせて頂きましたが、改めて。


本日発売のベネッセの女性誌
『ルチェーレ!』3月号にて、

「今こそ、読むべき!
大人のための少女マンガ案内」


という特集が掲載されてます。

なななんと、

くらもちふさこ先生のインタビュー
(インタビュアーは『まんがキッチン』の著書もある料理研究家の福田里香さん!)
はじめ、


●福田里香さんと不肖わたくしめが訪ねる少女まんが館(奥多摩)レポート
http://www.nerimadors.or.jp/~jomakan/
●マンガと出会える極楽スポット紹介
「少女マンガパワー!」展をはじめとするマンガTOPICS

そして、

●60年代生まれマンガ好きによる「読むべきマンガ」ガイド

などなど、盛りだくさん。



最後の「読むべきマンガ」ガイドは、
「昔少女マンガ読んでたけど、ひさびさに読んでみようかな」
という方、
「マンガ好きで、他の人の意見もきいてみたい」
という方、
両方の希望を満たす、
バランスのいい内容なのではないかと思います。

読みやすく入りやすい、
なのに、なにげに濃いですよ。エヘ。



どこがどう「濃い」かと申しますと、
たとえば、福田里香さんが、
「あなたの少女マンガがの変遷を教えてください」
という質問の「現在」の回答のひとつに、

『モーニング2』

(勝手に少女マンガ誌と認定)


というコメントつきで挙げておられるんです。


もうこれだけで、
ディープマンガ読みの方も、
あたかも構えだけで腕を見抜く剣豪のように

「むむッ…福田さん……デキる…ッ!!」

と、思われることでしょう…!!(←えっ?)


他の方々の回答も
それぞれ興味深くて
たいへん刺激を受けました。



そんなわけで、
『ルチェーレ!』3月号、
ぜひ手に取ってみてください。
目次はこちら
マンガ特集は、p.123〜です。
Lucere ! (ルチェーレ) 2008年 03月号 [雑誌]

ベネッセコーポレーション (2008/02/07)




★個人的には、

「片づけられない私」特集

も、
私が熟読すべきページだと思いました!!
がっつり読ませて頂きます!!
posted by 川原和子 at 11:02| Comment(4) | TrackBack(0) | お仕事

2008年02月03日

2/7(木)発売の『ルチェーレ!』に

東京は、雪が降りましたねー。
寒いですねー。ぶるぶる。



 ところで(強引な話題の転換)、
年末にちらっと
「少女マンガがらみの素晴らしいお仕事をいただいた」
というよーなことを思わせぶりに書いておりましたが、
実は、
もうすぐ、その記事が掲載された雑誌が発売になります!!


『ルチェーレ!』というベネッセから出ている雑誌の3月号に、

「今こそ、読むべき!
大人のための少女マンガ案内」


と題して、なななんと、

くらもちふさこ先生のインタビュー記事

が掲載されます!!


しかも、インタビュアーは、
以前このブログでもご紹介した『まんがキッチン』の著者、
料理研究家の福田里香さん。


私もインタビューの席に同席させていただいたのですが、
くらもち作品の長年の読者で、
『まんがキッチン』でもくらもち先生にインタビューされている
福田さんの的確な質問と、くらもち先生の誠実なお答えは
大変興味深く、
「あの名作の陰にそんなことが!!」的に、
もうもう、
コーフンの連続でした。


いやだって、
くらもちふさこ先生といえば、
『いつもポケットにショパン』をはじめとする
名作の作者でありながら、
今なお現役バリバリで、
進化を続けておられる(←重要)少女マンガ家さんですよ!?
なんかもう、同じ空間にいたりしたら、
手を合わせて拝みそうになりますよ!?
後日、インタビュー記事をまとめたりしがらも
感激を反芻した次第です。


そしてインタビュアーの福田さんも
私にとっては憧れの人だったのですが、
なんと福田さんが
このお仕事にわたくしを指名してくださったそうで、
もう気分は、あれですよ!!
少女マンガでいうと
「学園のプリンスにつきあって、と言われた平凡な女子」
の心境ですよ…!!
って、このたとえ↑が既に、少女マンガ読みすぎな感じで恐縮です…。


さらに、少女マンガ専門の私設図書館「少女まんが館」
http://www.nerimadors.or.jp/~jomakan/
という
少女マンガ好きにとっては夢のような場所を
稀代のマンガ読み・福田里香さんと不肖わたくしめが訪ねる、という
楽しすぎる(←私にとって)訪問記事、
さらに、マンガ大好き同世代ガイドのおすすめマンガページ、
さらにはマンガと出会える極楽スポットの紹介や、
マンガ関連トピックスなどなど
盛りだくさんの内容です。


少女マンガ好きのみなさま、
はたまた、
「最近読んでないけど、なにから読めばいいかな?」
という方(今回はまさに、そういう方向けの特集です!!)
2月7日(木)には、
ぜひ書店で
『ルチェーレ!』3月号http://women.benesse.ne.jp/lucere/next/
をチェックしてくださいませ…!!


以上、個人的な感激を暑苦しく交えた
宣伝でございました。
ご静聴、ありがとうございました(ぺこり)。
posted by 川原和子 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事