2008年03月27日

男子にも読ませたい!少女マンガ特集

 え〜、Yahoo!JAPANの週刊特集「男子にも読ませたい!少女マンガ特集」で、

トークバトル★マイ・ベスト・少女マンガ★

と題して、
「TVチャンピオン」少女マンガ通選手権連続優勝者の鈴木めぐみさん
マンガ研究者のヤマダトモコさん
と不肖わたくしめとの座談会
掲載していただいてます。


名だたる少女マンガ読みの方々とお話しできるということで
かな〜り楽しみにしてですね、
そりゃもうテンション高めにその場に挑んだわたくし。

実際に当日、いろいろお話しさせていただいたところ、
鈴木さん、ヤマダさんと私では、
それぞれが微妙に違う路線のマンガが好きだったりして、
私の知らないマンガの名前があがると
思わずメモったり、と
お仕事でこんなに楽しい思いをしていいのか!
というくらい楽しい体験でした……!!!
鈴木さん、ヤマダさん、編集者やカメラマン(カメラウーマンでした)や
スタッフの皆さま、
本当にありがとうございました……!!



…で、その日は幸せいっぱいで帰宅したわけですが。


しばらくしてですね、
対談をまとめていただき、
原稿とともに、そのとき撮って頂いたお写真を
メールで送って頂いたのですが…


ちょうどその頃わたくし、
己の容貌について
けっこうシリアスに
ブルーな気持ちになっていたときだったんですよ…
(うつくしく生まれついていないと…、
いろいろと……大変…なんですよ…ええ…)。


……が!!!


送られてきた己の写真を見て、
思わず
爆笑
してしまいました…!!



なにこの人(←註:自分)!!
一応、
女の人が少女マンガを語ってるってゆーのに、
ありえないでしょこのポーズ!!

…と思ったのがこのページの写真↑です。


もうこの人、完全にアレですよ、
飲み会でハジけてるオッサンですよ!!
見えないけど、頭にネクタイ巻いちゃってますよ!!
美醜以前の問題ですよコレ!!
(お隣のヤマダさんのポーズとのコントラストが、
またいっそうわたくしのオッサン度を
際だたせている気がします…)


……つねづね、

「心の半分は乙女、もう半分はオッサン(しかもハゲ)」

と公言しているわたくしですが、
……ちょっと……内面を増毛しないといけないのではないか。
そんな気持ちで…いっぱいになりました……。



…っていうか、
つねづね、ちょっとつっこんだお話しをすると、

「川原さんって、意外と乙女ですよね〜」

って言われることが多くて、

「意外とってなんですか!!
意外じゃないですよ!!乙女ですよ!!決まってるじゃないですか!!

と主張していたんですが……


もしや、私の乙女心って、

「もぉ〜〜、よく見てよ!!
頭に巻いたこのネクタイ!!
花柄だから!!
カワイイから!!

って主張してる飲み会でできあがってるオッサン、
ってかんじなんでしょうか?

…いや、そこがカワイくてもしょうがないから。
その前にネクタイを頭に巻くな。
つーか飲み過ぎるな。

…そんなかんじ?
みんな今までそう思ってたの?
私の人生、どっから間違ってるの?
もう修正できないの??



……すいません。
つい取り乱してしまいました。
言えば言うほど少女マンガから離れる気がしますので、
えー、最初の話題に戻ります。



…気を取り直して、

●人生を変えたマンガhttp://weekly.yahoo.co.jp/55/ranking/talkbattle/01.html
●これから来るマンガhttp://weekly.yahoo.co.jp/55/ranking/talkbattle/02.html
●このマンガ、実写化希望!http://weekly.yahoo.co.jp/55/ranking/talkbattle/03.html

について、
素敵なマンガ読みの方々と語っておりますこのページ。
よろしかったら、ご覧になってみて下さい。

公開は、4月22日までなので、
お見逃しなく!!
posted by 川原和子 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事

2008年03月25日

NTT出版webマガジンの連載、更新!!

NTT出版webマガジンで
伊藤剛さんと交替で連載させていただいている
おすすめマンガ時評
「此れ読まずにナニを読む?」、
わたくしの担当分を更新していただいてます。
http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/human/013/16.html

今回は、
くらもちふさこ『駅から5分』(集英社)
をとりあげてます。

★★★
今回の原稿を書いてみて、
しみじみと、
自分が
「マンガエッセイスト」
という、
なんだか耳慣れない肩書きを名乗ることにした理由を
改めて思い出しました。


★★★

基本的には、
人がマンガを語るときは
自分が「出会った」マンガを語ることになります。


当然ですよね。
マンガを語るときは、
「出会った」(=読んだ)マンガを語るのが基本、
だと思います。



でもたとえば、
ある作品や作者と、「出会えなかった」理由。


その理由を、
なるべく他の人に伝わるように語ること。


もちろん、
ちょっと反則っぽい特殊な語り方ではあるけれど、
ある場合には、
そういう語り方も、あるのではないか。



そう語ることで、
似た体験をもつ人が
もしかすると、そっと共感してくれたり、
あるいは、
まったく体験にかぶる部分がない人が読んでも、

「そうなんだ」
「そんなふうに思う人もいたんだな」

と、ちょっとだけでも感じてくれるような文章。



それは、
どうしても主観を離れられない語りになるけれど、
でも、
それを語ることにも、
何かの意味はあるんじゃないか。



そんなふうに考えて、私は、
「マンガエッセイスト」
と名乗っています。




決して
「主観だから、事実と異なっててもいいよね」
というような開き直った意味ではないけれど、
もちろん、
事実はできる限りふまえつつ、
しかし、
体験を含みつつ語ること。

「マンガエッセイスト」というのは、
そんな語り方をする人、という意味として
考えています。


★★★
今回の原稿に出てくる『別マ』(別冊マーガレット)も、
あの当時の実際の『別マ』がどうだったか、
ということ「そのもの」じゃなくて、
「私の心の中の(読んでない)『別マ』」
の話になってしまっていますが、
その
「心の中の『別マ』(的なもの)」
って、いったいどんなものだったのか?ということを、
なんとか、
読んでくださる方に伝わるように書きたい。

そう思って、書きました。



でももちろん、
そんなのは書き手の勝手な都合で、
読み手の方には
そんなの全然斟酌しないで
好きに読んで欲しいです。

「なんの気なしにクリックしたら、
つい引き込まれちゃったぜ」

「つるつる読めたけど、
なんか後に、なんとなーく残ってるものがあった」


…そんな文章が書けるよーになりたいです。
……オッス、精進します!!



★★★
今回の文章は、
「出会えなかった理由」
と、
「出会えた幸福」
についての文章でもありますが、
「出会えた幸福」
の立役者となって下さったたくさんの方々に
心からお礼申し上げます。


『まんがキッチン』の福田里香さんの文章。
ヤマダトモコさんのくらもち論(『COMIC BOX』1998年8月号所収)。
OHP主宰・芝田隆広さんの、『α(アルファ)』に関するご教示。
そして、
ライター・横井周子さんの、くらもち作品の魅力に関する多大なご教示。

その他、
くらもち作品の魅力を熱く語ってくださった、
木村ハルミさんをはじめとする、私の友人のみなさま。


本当に、ありがとうございます。
みなさんのおかげで、
私は、
あのころ「出会えなかった」作家・作品に、
おとなになって「出会えた幸福」を、
ぞんぶんに味わうことができました。




…発表した文章に関していろいろ書くのは
なんとな〜く潔くない気がして
なるべく控えるようにしているのですが、
今回は、
ちょっといろいろ書きたくて、
書いてしまいました。


よろしかったら、今回の文章、
読んでみてください。


勇気を出して、正直に、書いたつもりです。
posted by 川原和子 at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事

2008年03月24日

知り合いの猫マンガ、新連載!

 えー、このたび、知り合いが
ネットでマンガの新連載を始めることになった、
と知らせてくれたので、宣伝を。


『コクロ』という猫のマンガです。

作者は、杉作さん。

http://moura.jp/manga/michao/251/index.html


以前、『モーニング』で連載していた『クロ號』という
マンガの続編。
クロの子どもだから、コクロ。
フルカラーマンガだそうです。

『クロ號』も、
独特のタッチで、味があります。

クロ號 1 (1)



そういえば、
なんと、あの少女マンガ界の大御所・山岸凉子先生の
『舞姫(テレプシコーラ)』の作中に
ひょい、とクロ(のぬいぐるみ)が登場したことがあって、
読んでて「えええええ!」と驚愕したことがありました。
その後、山岸先生が『クロ號』のオビの推薦文をお書きになったのを見て、

「ひぇ〜、あの山岸先生にオビを書いてもらうなんて!!
杉作さん、す、すごい!!」

と(ひとごとながら)シビれました。


…って、思わず
『クロ號』マメ知識(笑)を
披露してみました。

★★★
作者の杉作さんとは、
10数年前(!!)、国分寺に住んでいたとき
地元のある講座で知り合った地元つながりの知り合いだったのですが、
それからお互い結婚したり引っ越したりで、
すっかり住まいが遠方になってしまい、
考えてみれば
けっこう数年単位でお目にかかってないことに
気がつきました。


知り合った頃は、杉作さんがまだマンガ家志望の時代でしたが、
「気は優しくて力もち」の気のいいおにーさん、という
雰囲気でした。
ご活躍、嬉しいです。


…てなわけで(?)、
『コクロ』も、ご興味のある方は
よかったら是非、
ポチッと見に行ってみてください。



クロ號 1 (1)クロ號 2 (2)クロ號 3 (3)クロ號 4 (4)クロ號 5 (5) (モーニングワイドコミックス)クロ號 6 (6) (モーニングワイドコミックス)クロ號 7 (7)クロ號 8 (8) (モーニングワイドコミックス)クロ號 9 (9) (モーニングワイドコミックス)
posted by 川原和子 at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2008年03月22日

おお、コレ欲しい!!

ユニクロから「サンデー」「マガジン」コラボTシャツ発売
http://news.mu-mo.net/topics/2008/03/t_14.html

だそうです。

メンズのみだけど、
サイズ小さめのを買えば、
それほど違和感なく着られるかな???


個人的には、コレが欲しいです。
メカ沢大好きなので!!


…とか書いてたら……
アレ?
気がついたら、
ぽちっと購入して、
ネット通販…しちゃってました……よ………。



おそろしい!!(自分の財布のひものゆるさが)



知り合いの皆さま、
私がニコニコしながらメカ沢Tシャツで現れたら
なま暖かく…対応してください…。
posted by 川原和子 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ全般

2008年03月13日

元編集者・山本順也さんのお話を伺う

 去る3月8日、朝日カルチャーセンター新宿にて行われた、
「少女マンガの力の秘密」と題した講座を聴きに行ってきました。

http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku/0801koza/A0102_html/A010212.html



元小学館編集者の山本順也氏のお話を、
マンガ研究者で川崎市市民ミュージアムに勤務されているヤマダトモコさんが
聞き手となって伺う、という講座です。


山本さんの略歴はこちらを
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2004/merit/yamamoto/
(2004年度文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞されています)

★★★
山本順也さんといえば、
略歴にもあるように
『少女コミック』『別冊少女コミック』など少女マンガ雑誌編集者として、
萩尾望都・竹宮惠子といったそうそうたる少女マンガ家の担当編集者として
知られたお方です。


少女マンガの名編集者、ということで
文学青年がお年を召されたような方では?と想像される方も
多いのでは、と思いますが、
山本さんはそういったイメージとはちょっと違って、
豪放磊落、という印象のお方。
でもお話を伺うと、
作家や少女マンガへの、深く、また繊細な愛情と熱意を感じました。


★★★
さまざまなお話がありましたが、
特にに印象に残ったのは、

●山本さんご自身が面白いと思う作品を載せたい、と思われた、ということ。
また、
●作家は「育てる」んじゃなくて「育つ」もの、
●編集者の仕事はその環境を用意すること。
●読者が(作家を)育てた面も大きかった


…といった言葉です。


1974年に初めて
フラワーコミックスという単行本を出すことになったとき、
1年かかって1万部売らなきゃいけない、と言われていたのに、
萩尾望都『ポーの一族』を出したら
あっというまに売り切れた、
みんな待っていたのだ、というお話。


また、
竹宮惠子『風と木の詩』が始まったときの反響は?
批判もあったのでは?
というお話になったとき、
なにより読者からの支持が支えになった、とおっしゃっていたのも
印象的でした。



ご自身は「何もしていない」というようなことをおっしゃっていましたが、
山本さんの、「環境を用意」するための尽力ぶりや、
徹底的に作家の立場に立つあり方には、
伺っていて心打たれるものがありました。


★★★
ところで、
山本さんが『少女コミック』を創刊されたときのお話を伺って

「そうか、あの頃は少女マンガ誌が、週刊で出ていたんだよなあ」

と改めて思いました。
(『少女コミック』の場合は、帰って調べてみたら、
68年の創刊時は月2回刊、
70年から週刊化しています。)

現在は、週刊の少女マンガ誌は1誌も出ていません。



私は1968年生まれで、
小学生時代には、
雑誌は月刊誌の『りぼん』を買うだけで精一杯だったせいもあるのか、
週刊少女マンガ誌は買っていませんでした
(単行本では、人に借りたり本屋で立ち読みしたりして、いろいろと読んでましたが)。


週刊で少女マンガを読む、ってどんなかんじのなのか、
体験してみたかった気がします。




★★★
「何もしていない」とおっしゃる山本順也さんが
ときには意識的に、
またときにはそうとは意識せずになさった、
たくさんの偉大なお仕事。
それを伺って言葉にして残していくことは、
マンガというものがどう作られてきたのかを知る上で、
大変重要なことだと思います。


その一端を知ることのできる貴重な機会でした。



大病をなさって体調にも不安がおありだったかもしれないのに、
エネルギッシュにお話をしてくださった山本さん、
きちんとした知識をもとにさまざまな的確な質問をしてくださった
聞き手のヤマダトモコさん
そして、
講座を企画してくださった朝日カルチャーの担当者さんに
お礼を言いたい、そんな講座でした。
posted by 川原和子 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 少女マンガ

2008年03月06日

またまた、講座情報。

昨年12月6日のブログでもとりあげましたが、
日程が迫ってきましたので、改めて。


新宿の朝日カルチャーセンターで、
3/22(土)に、ゴスロリについてのこんな講座があります。

http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku/0801koza/A0102_html/A010207.html

死想の血統  ゴシック・ロリータの系譜学 
講師: アート評論家
 樋口ヒロユキ 
講座の内容: ゴシック・ロリータと呼ばれるファッションや文化のグループがあります。 オタクと並ぶ日本文化の代名詞になりつつあるゴスロリ文化の数百年に及ぶ歴史と現在、 今後を展望します。
期間・曜日・時間: 3/22
土 15:30〜17:30
受講料(税込み): 1回 会員 2,940円
一般 3,570円
ACC学生会員 1,000円 


★★★
その文化の内側の人には、わざわざ言葉にするまでもない、
でも共有されている「何か」を、
きちんと言葉にして、バランス感覚をもって、
その文化の外側にいる人に伝える。


そーゆーことができる人は
実は意外と少ないものですが、
樋口さんは、
それができる方の一人だと思います。


その文化のもつ特色・力、そして共有される「思い」を
言葉にして語ることは、
その文化の外側にいる人にとって、
文化の入り口になると同時に、
文化の内側にいる人にとっても、
何らかの気づきや発見をもたらすことがあるのでは、と
思います。



『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』(冬弓舎)という著書をもつ
樋口さんが、
ゴスロリの歴史を概観しつつ
まさにいま現在のストリートにおけるゴスロリちゃんの生態までを
スライドなどを用いてビジュアルを交えて
語ってくれる講座になりそうです。




関西在住の樋口さんのお話が
関東でナマで聴ける、貴重な機会。
ご興味のある方、
足を運ばれてみては。
(私ももちろん(笑)、申し込んでます!!)


昨年夏、ジュンク堂で開かれたトークショーでのお話も、
ゴスロリに関する知識がほとんどない私にも
わかりやすく、それでいて刺激に満ちた内容でした。


暗黒ワールドを明快な言葉で愛を持って語られる
樋口さんのお話、
楽しみです。

死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学
樋口 ヒロユキ
冬弓舎 (2007/07)
売り上げランキング: 146564
posted by 川原和子 at 10:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 情報

2008年03月04日

こんな講座が

情報二つ。


やおい・ボーイズラブの時代
精神分析的に考える
講師 精神科医 斎藤環
法政大講師 金田淳子
日程 4/25
金曜日
19:00〜20:30
受講料 1回
会員・一般とも2,000円
学生1,000円




講座内容 「やおい」あるいは「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれる、「主に女性が描き女性が読む、男性どうしの恋愛・性愛の物語」に注目が集まっています。このようなジャンルは、70年代少女マンガにおける「美少年愛」を端緒としつつ、80年代の「パロディ同人誌」ブームを経て、現在の量的・質的な発展に至っています。

現代の女性たちはなぜ、やおい、ボーイズ・ラブに魅了されるのでしょうか。本講座では、様々な表現の読解とともに心理的解説を試みます。


ここから申し込めます。

★★★
そして、2件め。
NTT出版webマガジンで
「此れ読まずにナニを読む?」をマンガ評論家・伊藤剛さんと不肖わたくしめが
交替で連載させていただいてます。

その伊藤剛さんの講座が、上記講座の1週間前に
開かれます。
ここから申し込めます。



マンガ表現論入門
講師 マンガ評論家
伊藤剛
日程 4/18
金曜日
19:00〜20:30
受講料 1回
会員・一般とも1,500円
学生1,000円




講座内容 コマ、キャラ、言葉など、マンガは様々な要素が複雑にからみあって構成されています。マンガ表現の基礎と批評の現在を、気鋭のマンガ評論家がわかりやすく語ります。



http://www.asahiculture-shinjuku.com/kogakuin/koza/2008/02/0120.html



ご興味のある方は、ぜひ。
posted by 川原和子 at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報