2012年09月29日

NTT出版web更新!

NTT出版webマガジンで
連載させていただいている
おすすめマンガ時評
「此れ読まずにナニを読む?」、
更新していただいてます。


今回は、

冬川智子『マスタード・チョコレート』(イースト・プレス)
http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/contents/comic/094.html

をとりあげています。


美大をめざす高校3年生の女の子が主人公。
周囲になじめない彼女が、少しずつ変わっていく様子を
描いています。
ケータイサイトでの連載がまとまった本ですが、
1冊で完結していて
読みやすく、後味がよいので
気軽に手に取ってみて欲しいです。


posted by 川原和子 at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月26日

雨宮まみさん新連載

ライター・雨宮まみさんの新連載がはじまりました。

●女の子よ銃をとれ
http://webheibon.jp/amemiya/

第一回めは「主役になれない女の子」と題して、
女子と容貌についての考察です。


…すごいです。

 
★★★
私の話(しかもしんきくさい)で恐縮ですが。


 ここ数年、
以前はヘタクソなりに楽しかった「洋服を選ぶ」ようなことも、
だんだん、
「自分は、何を着ても似合わないんだな」と思えて
つらくなってきてました。


鏡も見たくないなぁ〜、という状態が
何年も続いていて、
それは
体重がじわじわ増えていたのも一因だったので、
一念発起してこの春から
運動を含むダイエットをはじめ、
少し体重は減りましたが
自己評価はあまり変わらず

「デブはなおっても、ブスはなおらないからな…」

と(もちろん年齢だけはおとななので、
そんなことは
外にストレートに出したりはしませんが)、
じんわりと悲しく暗い気持ちでいたのですが。


このコラムのラストの文章を読んで、
目からうろこがおちました。


すごい。


雨宮さんのおっしゃる「美しくなりたい」ということばの定義なら、
私も、美しくなりたいです。
本当に。
こころから。


この文章を読めてよかったです。




雨宮まみさんの著書『女子をこじらせて』
「モテキ」作者・久保ミツロウさんとの対談も収録されています。

posted by 川原和子 at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月10日

『池田理代子の世界』、執筆させていただきました

厳しい残暑の中にも、
朝晩など少しずつ秋の気配が感じられるようになって
嬉しいです。

 
このたび、
「ベルサイユのばら40周年」と「池田理代子先生のデビュー45周年」を記念して、
このような本が出ました!

『ベルサイユのばら40周年+デビュー45周年記念 池田理代子の世界』



ヤマダトモコさんのブログに詳しく内容が紹介されています。
●トモコメモ
http://yamadatomoko.sblo.jp/article/57830797.html

池田先生によるカラー8P描き下ろし「オスカル、星の瞬間」、
池田理代子ロングインタビュー――劇画家人生を語る(秘蔵写真、満載! )※インタビュアーはヤマダトモコさん
よしながふみ氏による「ベルばら」トーク、
角田光代・三浦しをん・中島京子 各氏の作品論、 
里中満智子/赤石路代/二ノ宮知子/松田奈緒子/志村貴子 各氏による「池田作品とわたし」
等々…

超豪華な内容になっています!!

そして、
「親友対談」として林真理子さんと、

「戦友対談」として木原敏江さんとの対談も収録!


マンガ研究に関心のある方にとっても、
作品リスト
(調査の正確さ・的確さに定評のある「図書の家」の小西優里・卯月もよ氏作成)
や、
担当編集者インタビュー、
主要作品解説
(意外にも、池田作品のリストやまとまった作品解説が形になるのは、これがおそらく初めて。
解説も
京都国際マンガミュージアムの方々や気鋭の研究者の方々、という
実力派による充実の内容!)

そしてなんと
幻の雑誌デビュー作「バラ屋敷の少女」採録!
(私もここで初めて読めました。感激です!)
藤本由香里氏による評論も収録!


…という、たいへん貴重なものとなっております。


私もなんと、
「池田作品・徹底解剖」と題し

●池田作品の見取り図、
●主要キャラクターズ図鑑、
●グッとくる名セリフ10,
●語り継ぎたい名シーン、

そして、

●「マンガの古典『ベルサイユのばら』
少女・少年マンガの垣根を越えて
オスカルが愛(パロディ化)された理由」


という部分に執筆(または協力)させていただきました!


クレジットを見ていただければわかりますが、
ライターの横井周子さんと組んで書かせていただく、という初めての体験。

横井さんは私より10歳お若いのですが、
ライターとしては先輩。
そんな横井さんは
年上の私に気を遣ってくださりつつ
非常に的確に率先して作業を進めてくださって、
優秀な方と組ませていただいた喜びをかみしめた次第です。


編集さんも熱意と能力を兼ね備えた方で、
素敵なメンバーと
このような豪華かつ貴重な本に関わらせていただけて
とっても光栄でした
(初期から関わらせていただき、
目次最後のSTAFFの部分で、
「編集協力」にもクレジットしていただきました。
編集さんや横井さんのお力によるところ大なのに…重ねて光栄です!!)。

そして、ベルばら40周年ということで、
松屋銀座店
ベルサイユのばら展も開かれます(9/13〜24まで)。
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20120913_berubara.html


こちらも、ご興味のある方はお見逃しなく!
posted by 川原和子 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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