生まれて初めて
『テニスの王子様ミュージカル』、
略して『テニミュ』を見てきました!!
http://tennimu.com/08winter/index.html
今回は「四天宝寺feat.氷帝」だそうです(←なにしろ初めてなので、
なんか心許ない紹介でスイマセン…)。
今さらテニミュデビュー?
と呆れられそうですが、
「人生いつも周回遅れ」と言われているわたくしなので、
大目に見てやってください。
たまにトップを走ってるように見えても
よく見たら一周遅れ。
そんな人生です…!!(これってどうなの)
あっ、もちろんワタクシ社会人として
〆切の近づいている原稿は
かなり直前までかかってしまいつつも
きちんと(?)あげて
問題のない範囲の楽しみとして行かせていただきました。
なんか説明的、かつ非常に言い訳がましい文章のように思えるかもしれませんが
それは気のせい!気のせいです!!(必死)
★★★
いやー、面白かったデス。
私はもともと舞台にあまり馴染みがなくて、
特にミュージカルが苦手なんです。
なぜ苦手かというと、
こんなこと言うとホントにアホみたいですが、
セリフと歌が混在してるところが、
「日常の中で、なんでいきなり歌い出すんだ!!」
と、見ていてちょっとうまく虚構レベルスイッチが切り替わらなくて
とまどってしまうんですよね。
しかし、『テニミュ』の場合、
登場した時点のフツーのセリフからして
もう虚構感満載(=各キャラにばっちり決めぜりふあり。キャラが立ってる!)なので、
突然歌い出すくらい、
なんの違和感もありません…!!
髪型まで含めて、
「ここまで虚構に徹してくれれば、気持ちよく楽しめる!」
と思いました。
唐突なたとえですが、
私にとってはある種のゴージャス系BL(ボーイズラブ)作品にも通じる、
「虚構なら、思いっきり虚構に徹する!」
という美学を感じてすがすがしかったというか。
見るまでは、
「テニスをミュージカルって、どどどどどうやるの?」
と、シロート丸出しで思っていたのですが、
音と光でうまく演出されていて、
しかも、よく野球マンガなんかで指摘される、
「ピッチャーが投げた球がキャッチャーミットにおさまるまでに球の変化を解説」的な、
どんだけゆっくり時間流れてるんだ!というような
「マンガ的な時間の流れ方」
も、ちゃーんと演出されていて、「なるほど!」と思いました。
視覚的な楽しさをすごく重視して作られてて、
楽しかったです。
舞台の上は、
原作で女子の役まで、男子がやる「オール男子」、という徹底ぶりも面白かったです。
サービス精神てんこもりですね!!
かっこいい(かわいい)男子の歌と踊りを楽しむ3時間。
しかも、めちゃくちゃわかりやすくてハデで決めポーズ満載で、楽しい!!
なんかこう「極楽を見た!」というかんじでした。
ありがたや(合掌)。
しかし、いまさらですが
テニプリの必殺技の名前って、
いちいち面白いですよね……。
「才気煥発の極み」って!!
すごい!!
凡人には思いつかない名前です。
そしてどーでもいいことですが、
千歳くん(役の男子)の九州弁がかなり正確で(発音も)
驚きました。
すいません、常日頃、ドラマの中の九州弁をきいて
「うーん…」
と思っているので、ちょっと嬉しかったです。
そういえば『キャプテン翼』での九州弁はスゴかった(笑)。
語尾に「タイ」をつければ九州弁になるわけじゃなかとですタイ!!
そんなわけで、
とりとめないですが、
大変面白かったテニミュでした。