「ティム・ガンのファッションチェック」
の再放送があるそうです。
午後3:00〜、まとめて4回分みたいです。
見たことなくて、ぜひ見てみたい!と思っていたので
録画したいと思います!
http://www.nhk.or.jp/styleup/
[6/28(日)(再) 午後3:00〜 ]
ティム・ガンのファッション チェック
「第 1 回: カレンの場合 (再放送)」
[6/28(日)(再) 午後3:24〜 ]
ティム・ガンのファッション チェック
「第 2 回: レベッカの場合 (再放送)」
[6/28(日)(再) 午後3:49〜 ]
ティム・ガンのファッション チェック
「第 3 回: ジアンの場合 (再放送)」
[6/28(日)(再) 午後4:14〜 ]
ティム・ガンのファッション チェック
「第 4 回: ニコールの場合 (再放送)」
[7/2(木) 午前11:30〜 /(再) 同日 午後9:30〜]
ティム・ガンのファッション チェック
「第 5 回: ステファニーの場合」
[7/9(木) 午前11:30〜 /(再) 同日 午後9:30〜]
ティム・ガンのファッション チェック
「第 6 回: エレーナの場合」
★★★
なぜ私が「ティム・ガンのファッションチェック」に興味をもったかというと、
筑摩書房の『ちくま』の09.6月号で、
群ようこさんが
「おばちゃんおやじの服選び」というタイトルにて
「ティム・ガンのファッションチェック」を褒めておられたからなのでした
(連載・「それなりに生きている」の22回目)。
有名デザイナーを輩出しているパーソンズ大学ファッション科の元学長であるティム・ガンが、
服に悩みをもっている依頼人を変身させる企画だそうですが、
群さんいわく、
さすがに洋服の歴史が長い国だけあって、変身させるにも奥が深いのである。まず太っている、やせているは関係なくその人の内面のいいところを引き出すのがファッションである、というところが素晴らしい。何でもいいから流行のものを着せて、きれいになったとおだて、その場だけ形作っておしまいの、日本の変身企画とは大違いである。若返りはいいけれど「若作り」が禁止事項というのもとてもいい。(『ちくま』2009年6月号 p.29)
とのこと。
また、
「彼らはアドバイスはするけれど強制はせず、決定権は依頼者にある。」ことにより、
「ここで精神的な問題がいろいろと出てくる。」(同 p.30)
と群さんが書かれているように、
依頼者が何故そういう服を選んでしまうのか?という点にまで迫り、
また、
流行の服で一見オシャレに見えればいい、というわけでもない。
「そういったコーディネートが流行であっても、彼女のよさを引き出さないものはだめなのだ」(同 p.30)
という姿勢に貫かれているようです。
うーん。これは凄い。
もてそうでなかなかもてない
ファッションアドバイスの視点ではないでしょうか。
この連載では最後に群さんが御自身の洋服選びについて、
これだったらまあいいか、という妥協の選び方をしていたので
「この程度で、こんなもの」
という服がタンスにあふれ、
たくさんの服があるのに着たい服がない、ということになってしまうのだな、
と反省されるのですが、
私自身も最近、本当〜〜〜〜に服には(いろんな意味で)困っているので、
直接のヒントにはならなくてもなにかの示唆を与えてくれそうな
「ティム・ガンのファッションチェック」、
見るのが楽しみです。
あ、ちなみに、
「困っている」の中身はといいますとですね、
やせていて美しい人は(乱暴に言えば)何着ても似合うし、
そうでない人(私とか!)のほうが
すっごく切実に服に「助けてもらいたい」
のに
現実には、
やせた美しい人を基準にしているとしか思えない服ばかりが
巷にあふれている(ように思える)んですよね…!!
雑誌の「太めの人のコーディネート」とかでも、
モデルは全然太ってないし!!!
…まあそんなわけで、
最近は洋服をショップで見ることすら
楽しみと言うより
苦痛になりつつあるので、
この番組がそんな気持ちをちょっとでも転換させてくれれば嬉しいなと
思う次第であります。