2010年01月08日

『ワタシの夫は理系クン』鼎談・その3

●日経ビジネスオンライン【著者に聞く】
第3回 「むさぼり食う」ことでも興味フラグは立つもんだ
『ワタシの夫は理系クン』鼎談・その3
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100106/212004/


情緒より「客観性」や「網羅性」を重んじる。
そんなタイプの人を
「理系クン」と呼び、
理系クン・非理系クン双方の毎日を楽しくする方法論を探る鼎談の
3回目です。


メンバーは、
福地健太郎さん(インタフェースデザイン研究者)と
山中浩之さん(日経ビジネスオンライン編集委員)
そして、
先日、『ワタシの夫は理系クン』(NTT出版)を上梓された
ライターの渡辺由美子さんです。


この鼎談、
毎回面白いのですが、
今回は特に個人的に、
最初のところで福地さんがあげておられる
セグウェイ(電動立ち乗り二輪車)を開発したディーン・ケーメンの
エピソードが
非常に印象深かったです。


ユーザーの(本人すら無自覚な)「真の欲求」に開発者がたどりつくためには、
既存のものの改良、という表面的なことではなくて、
発想の転換がときに必要…というような指摘には
すごく大事なことが含まれてる気がしました。

ちょっと違うことですが、
マーケティング(至上主義)の落とし穴、というか、
あまりにマーケティングを意識して
「これが売れる」「これがウケる」という点に過剰にとらわれてしまうと、
かえって「これまであるものの縮小再生産」に陥ってしまって
まだ顕在化していない大きな市場を見落とすような場合も
ありえるんじゃないだろうか…というようなことにも
通じる気がしました。


後半のお話も、
コミュニケーションに関しての
大切なポイントだと思いました。


たしか、更新当日(1/8)は会員じゃなくても
全文読めたと思います〜
(それ以後も、登録すれば読めると思います)。
興味のある方は、ぜひご覧ください!
面白いッス。



そして、「理系クン」の夫との日々を綴った渡辺由美子さんの

『ワタシの夫は理系クン』(NTT出版)、

理系のダンナさまとのやりとりが
すごく面白い(しかも盛りだくさん!)1冊。
未読の方には、
強くオススメいたします!!


posted by 川原和子 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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