現在公開中ですが、
いや、これはなかなかの良作だと思います。
…って、なんかヤなかんじの言い方でスミマセン。
いやほら、なんせマンガ好きって、
「マンガの実写映画化」ではつら〜〜〜〜〜い目にあうことも多いから、
つい警戒しがちになるんですが、
原作の楽しいエッセンスを残しつつ
映画ならではのカタルシスも味わえる
笑って泣ける佳作になっていると思います。
オススメです。
ところで、
本作のレビューを「シネマレビュー」というサイトで
山田井ユウキさんという方がお書きになっているのですが、
この中で、次のようなスルドい指摘をされています。
ちなみにタイトルやあらすじだけ見ると、本作は「日本と外国の文化の違い」をユーモラスに描いている作品だと思われがちだが、それはちょっと違う。トニーはとても個性的で、「外国人」として一般化できるようなキャラクターではないからだ。たとえば劇中でトニーが「抜かれるなら、度肝がいいよね!」といった面白フレーズを連発するのだが、それは彼が外国人であることとは関係なく、語学オタクであるからこそ出てくる発想だろう。なので、タイトルを正確に言うなら「ダーリンは外国人」ではなく、「ダーリンは(外国人としてもちょっと変わったオモシロ)外国人」となるだろうか。
http://www.hollywood-ch.com/review/10040804.html?cut_page=1&sep_page=0
http://www.hollywood-ch.com/review/10040804.html?cut_page=1&sep_page=1
この指摘には
思わず、そうそう!!と頷いたのですが、
この部分を読んで、
私が前に勤めていた会社の元上司との会話を思い出しました。
オタクが多いことで有名なその会社の中でも
オタク度のことのほか高いその上司と
「ダーリンは外国人」の話になったとき、
彼は
「あれなぁ、別にダーリンが外国人であること
あんまり関係ないやん。
男ってああいうもんやんか」
とおっしゃったのですが、
私は即座に
「いえ、男って、
じゃなくて
オタクって、です!!」
と心の中でツッコんだのでした………。
そんなダーリン・トニーさんの語学オタクっぷりも楽しい
「ダーリンは外国人」映画版、
公開中です。
●映画版「ダーリンは外国人」公式サイト
http://www.darling-movie.com/index.html