それにしても、学生(生徒)時代の私は、基本的にお金がなかったので、当然「おこづかいでどの本・マンガを買うのか」というのはものすごい吟味の上で行われる行為でした。
だから自分の持ってる本は当然よく把握していて、ダブり買いなんてありえなかったわけです。
そんなある日、誰か(忘れた)のエッセイを読んだら、
「最近めっきり記憶力が衰えて、もってないから買った、というつもりの本を家に持ち帰ると、既に書棚に並んでいたりする」
ということが書かれていて、
「な、なんだってー!!
持ってる本をもう一度買うなんて、
なんてお金持ちなんだこの人は!!」
と驚愕したものですが、その基準で行くと私もお金持ちになったものですなぁ(しみじみ)。
10代の私なら、ダブリ買いなんて、自分で自分を殴りたい!くらいの「あってはならない不始末(というか、ゼータク)」でした。
「そのお金で、買いたいけどガマンしてるアレかコレが買えたかもしれないのに、おおおお前は、どどどどんな金持ち気取りじゃゴルァ!!」
って感じです。
その怒りをぶつける相手は自分なわけですが。
今はダブって買っちゃっても、まぁがっくりうなだれてしばらく「……」という感じにはなりますが、けっこう素早く
「ま、ま、いっか。ま、いっか」
と立ち直りますからね。
…まー、いちいち落ち込んでたら生きていけないので(失敗の多い人生です…)、「素早く(自分の中で)なかったことにする」という処世術を学んだ、ってことでしょうか。
今日も人参また買っちゃたし。。。。
中高生の頃は、時間があっても金はない状態だったので、持ってる本、マンガを隅から隅まで読んで、なおかつ何度も読み返してました。…ので当然ダブり買いなど無い訳で。。。
今は、もちろん記憶力の衰えもあるけど、何度も読むことはほとんどないし、読んだ内容もしばらくすると忘れちゃうこともある。…そうなるとダブり買いも出てくる訳ですね。
なので、迷った時は買いません(笑)。
>中高生の頃は、時間があっても金はない状態だったので、持ってる本、
>マンガを隅から隅まで読んで、なおかつ何度も読み返してました。…の
>で当然ダブり買いなど無い訳で。。。
うわ。
わ〜か〜る〜!!
そうなのそうなの、「時間はあっても金はない」んですよね(笑)。
ホント、覚えるくらい読み返して、発売日を待ちかねて買う本がたくさんあったので、ダブり買いなんてありえなかったですよね。
大人になると、時間とお金の貴重度が逆転する面がありますね。
そう思うと切ないような(いやまあ、お金も大事なんだが…)。
…それはそれとして。
今後はあんまりダブり買いしないようにしたいです。