こんなことを
つぶやいてくださいました。
【一部私信】川原さんのウエストを突っついたら、硬かった。バウンドするものがなく、ダイエットかくあるべき!な肢体になってましてよ奥さん!!(◎_◎)
うう……ありがとうございます……(涙)
そう、
思えばここ数年、
ずっと「痩せなきゃ…」と思いつつ、
ついだらだら
先送りしてきたわたくし。
しかし、
昨年末にマンションから一戸建てに引っ越し、
階段を昇る機会が増えたのですが
どーも…そのたび
ハ、ハ、ハラ肉が…波打ってるような気が…!!
「いくらなんでもこれはヤバい」と
5月から発作的にダイエットを始めました
(とゆっても、自宅で日々のエクササイズを始めたのと、
食事に気をつける程度ですが、
運動ギライの自分的には画期的!)。
で、はや5ヶ月。
一応、スタート時から
約5キロ減らし、
それなりに(あくまで当社比)成果をあげております。
これまで変化を
あんまり人に気づいてもらえなかったのですが、
(自分でも変化がイマイチよくわからなくて
「ひょっとして、体重計壊れてて低い数値になってる?」とすら思いました(笑))
数日前にお目にかかったsurumugiさんが
「ウエストがひきしまった!」と
おっしゃってくださったので(涙)
一応、客観的にも成果が出てる、
ということに(サンプル数少ないですが強引に)して、
自分的な記録もかねて
こんなエントリを作ってみることにしました。
…というのも、私のダイエット、
決して右肩下がりに綺麗な成果が出るようなタイプじゃないのです。
努力してるのに痩せない、ってのもかなりイヤですが、
それ以上に
「せっかく痩せても、急激なダイエットの反動で、ダイエットを始める前よりも太ってしまう」
という
「リバウンド」だけはなんとしても避けたいので、
リバウンドしづらいという
一ヶ月2キロ以内の減量が目標、という
じわじわ続けてじわじわ体重が減る
「じわじわダイエット」(←勝手に命名)を
心がけています。
これって、
健康的かつ合理的だとは思うのですが、
まあ言い換えれば
「ほとんどの時期が停滞期」「たまに、かくんと少し減る」
というかんじの、いたって地味〜〜な形なんで
私みたいな飽きっぽいムラのある性格の人間には
けっこうツラいといえばツラい。
でも逆に言うと、
「キツい我慢」は必要ないので
ゆる〜く続けられていい、ともいえるかもしれません。
ただ、その「ゆるさ」が災いして
9月はちょっと食べ過ぎ・飲み過ぎが続き、
まさかの2キロ近いリバウンド…(ギョエー!)。
あわてて気をつけた食生活に戻し
運動もマジメにやってたら、とりあえず1キロは減りました。
…まあそんなわけで、
いままさにザセツしそうな危なっかしい状態のとき、
surumugiさんからありがたいお褒めの言葉をいただいたので、
これを励みと戒めにして
またじわじわ続けたい!というもくろみなのであります。
生暖かく見守っていただければ幸いであります!
★★★
さて、
私が「じわじわダイエット」をはじめる前。
うっすら「太りすぎだよな」「痩せなくては…」とは思いつつも
面倒くさくてマジメには考えず問題を先送りし、
たまにテレビなんかで「私はこれでやせた!」的な話を見聞きすると
突発的にマネしてみたり、
という不毛なことを繰り返しておりました。
そんなある日、
たまたま自宅で目に入ったホリエモンこと堀江貴文氏の獄中日記
『刑務所なう。』(文藝春秋・なぜかご献本いただきました…恐縮です!)を読んでみたところ…
なんと!!
堀江さん、ぐんぐんやせていっておられるではないですか!!
6月、95.7sからスタートしたのに、
12月30日には72.4sに!!
半年で、23キロ以上の減量です!!
「ななななにがどうしてこれほどの減量!?」
と取り乱しつつ読んでいくと、
どうも刑務所では、
「天突き体操」というスクワットのような体操を
するらしい。
…これか!?これがいいのか!?
…と、
思わず逆上して、ネットで「天突き体操」を検索。
眉をつりあげたまま
「よいしょぉ〜!よいしょぉ〜!」
と、かけ声とともに膝を曲げ、のばすと同時に両手をつきあげる
「天突き体操」、
20回ほどやったところで……我に返りました。
……多分、
これ「だけ」をやったからって痩せる訳じゃないだろうし、
もし仮に、
これを毎日続けて痩せられたとしても…
なにか……
体重と同時に、
大事なもの(なんというかその…もともと無きに等しいですが、エレガンス的なもの…?)を
根こそぎなくしそうな気がして…
一回で…やめました……。
まあ冷静に考えたら、
刑務所では飲酒ができないし(私はお酒大好き人間)、
栄養バランスを考えた(そして、カロリーが高すぎない)食事が
出されるようだし、
食事の時間も早いし(夕食の時間を早くするのがダイエットの基本)、
運動も半分強制的にやらないといけなそうだし、
よっぽどのことがないかぎり
摂取カロリーより消費カロリーが多くなりそうだから
そりゃあ痩せますよね、という話なんですが…。
ちなみにこの「天突き体操」、
かの花輪和一『刑務所の中』はもちろん、
意外なところではカレー沢薫『クレムリン』(4巻p.58)にも
登場しています。
ロシアンブルーの猫・関羽たち、食後は天突き体操を
しているらしいニャ。
つか、『刑務所なう。』は
いろいろ興味深い本なのに、
ダイエット本として見たりして
スミマセン…。
そんな愚かな日々を過ごしていた私が
本格的(といってもゆるい)ダイエットを
決意したのは、
1冊の本との出会いがきっかけでした!
(つづく)