2007年07月09日

『死想の血統』発売!!

 えー、今日はいつもとはちょっと違う路線の本の紹介を。


『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』(樋口 ヒロユキ 著 冬弓舎)2,415円(2,300円+税)

どんなデザイン?と書影をご覧になりたい方は、こちらを。
http://www.yo.rim.or.jp/~hgcymnk/




地方・小出版流通センターのブログ版書誌案内
http://chihosho.seesaa.net/article/45118529.html
によると、

オタク文化により無視され、虐げられたものすべてが息づいているゴスとロリータの世界への招待。樋口ヒロユキ著「死想の血統−ゴシック・ロリータの系譜学」2,300円 冬弓舎は、平成の渋沢龍彦と言われる著者の渾身の著。ある人は「暗黒少女のための聖書であり、美術史に捧げる劇薬だ」といいます。ISBN978-4-925220-22-4



とのこと。


 私などはどちらかと言うと、…いや、どちらかと言わなくてもオタク文化の側の人間(笑)であり、お恥ずかしいことにゴスやロリータに関してはほとんど無知です。


 しかしその一方で、私が深い関心をもっている、少女マンガやおい的な文化は、近年、欧米の一部の少女達にも支持を得ている、と聞き及んでいます。そして、その少女たちは多くの場合、日本のビジュアル系バンドや、いわゆる「ゴスロリ」も同時に愛好する場合が多いみたいなのです。



 そういうことを知っていくうちに、オタク的文化とゴス的美学の不思議な結節点としてのやおい・BL…という流れもあるのかなあ、とぼんやり思ってみたりする今日この頃です。



…そんなわけで個人的には、申し訳ないことに不勉強この上ないゴシックやロリータの世界への充実の入門書として、この本を読んでみようと思っている次第です!!



 実は著者の樋口ヒロユキさんは、私の高校の先輩でして、お互いが所属していた部の部室が隣同士だった(たしか)ご縁で、何度かお話をさせていただいたりしておりました。
私が所属していた部(ぶっちゃけマン研ですが)に樋口さんが遊びにいらしていたとき、しばらくお話しした後、

「えっ、1年生なの?堂々としてるから、同級生かと思った…」

とおっしゃられたのも、……今では…いい思い出です…………(態度でかくて、その節は、たいへん申し訳ありませんでした…)。


 樋口さんがご卒業されて以来、樋口さんは関西、私は関東在住という物理的距離のせいもありまったくお目にかかってないので、えーと、なんと、22年(!!)くらいお会いしていないんですねー。いまカウントしてみてビックリしましたよ。
数年前にネットで再会して、ご活躍をネットではわりとつぶさに拝見することができているので、「とってもご無沙汰」している感は薄かったのですが、実は目眩するほどご無沙汰しているのでした…。


 ちなみにひぐ先輩(←当時の呼び方)はあの頃細身の美少年でしたが、22年を経てどう変貌されているのか、されていないのか。
ネットとかで拝見するかぎりは、あまり変わっておられない気もしますが、どーなんでしょう。
え?わたくし?……げふんげふん(と咳払いでごまかす)。


それはさておき。
 この『死想の血統』、なんと充実の325ページだそう!!
先輩の渾身の一冊、心して読みたいと思います。


★尚、amazon入荷はちょっと先みたいなので、すぐ入手したい方は大型書店にGO!です。
ちなみにジュンク堂の在庫サイト↓で見ると、池袋には在庫がばっちりあるようですよ!!
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0011016747



●本書の発売を記念して、新宿ジュンク堂にて、面白そうなトークイベントも開かれます!!

http://www.junkudo.co.jp/top-shinjyuku-event.html

「ゴシック・ロリータ・日本」 このトークは、『死想の血統』冬弓舎刊行記念イベントです。
樋口ヒロユキ ゲスト・高原英理
■2007年8月3日(金)18:30開場、19:00開演
■会場:ジュンク堂書店 新宿店8F喫茶にて 入場料1000円(ドリンク付き) 定員30名
日本にもゴシック文化はある? 日本にゴシックは根付く? 日本の恐怖と海外の恐怖の違いは? ……『死想の血統』著者の樋口ヒロユキが、『ゴシックハート』著者にして江戸の怪談にも造詣の深い高原英理氏をゲストに迎え、古今東西の恐怖文化について、四方山話を繰り広げます。


 漫画評論家・永山薫さんのブログでも紹介されています。
http://d.hatena.ne.jp/pecorin911/20070706



※(7/9 14:00頃追記)

尚、ゴシックつながりで。


いつもユニークで面白いイベントを企画されてる西荻ブックマークさんでは、こんなイベントの予定があるようです。


■今後の予定としましては…
・第17回11/11(日):『ゴシックの夢、ゴシックのリアル』by高原英理×小谷真理



 ちょっと先ですが、要予約だそうですので、ご興味ある方は、西荻ブックマークさんのページをご覧下さい!!
http://members.jcom.home.ne.jp/43zoo/nbm/nbm2.htm
(『ゴシックの夢、ゴシックのリアル』に関しては、ページの一番下のあたりをご覧下さい〜)


posted by 川原和子 at 12:16| Comment(4) | TrackBack(1) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ん?センパイ?
私も知ってる方なのかしら?
川原さんちが近かったら、マンガ借りに行けるのに〜と思う今日この頃。
マンガ読みたいのに色々ありすぎて、なかなか手がでません><
Posted by youmei at 2007年07月09日 16:52
>youmeiさま
>ん?センパイ?
>私も知ってる方なのかしら?

あー、youmeiさんはご存じないかも??
美術部に所属しておられた、1学年上の樋口先輩なのですが。


>川原さんちが近かったら、マンガ借りに行けるのに〜と思う今日この頃。
>マンガ読みたいのに色々ありすぎて、なかなか手がでません><

お気持ち、よくわかりますー!!
お金と置き場所問題が、マンガ好きの前には立ちはだかりますよねー。
Posted by 川原和子 at 2007年07月09日 18:34
初コメント失礼します。
 
『死想の血統』おおざっぱに読み終わりました。
 
ストリートの出来事やファッション、マンガ・アート関係の部分はわかるなって部分が多かったです。
でも、演劇とかSMとかは、、、あんまり知らない世界で、私の今後の課題です。
Posted by ナール at 2007年08月05日 18:14
>ナールさま
コメントありがとうございます。
私はこの本に書かれている内容は、全体に知らないことが多く、それをクリアな言葉で書いてくれてて、おお、ありがたい!と感じてます。
Posted by 川原和子 at 2007年08月07日 06:51
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Excerpt: Ltd.」。会社概要*本社 : 兵庫県神戸市
Weblog: さらの記録
Tracked: 2007-07-24 04:26
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