今回教えて頂いたネット書店・リブロさんでサイン色紙を提供されている作家の方は、
門地かおりさん、梅太郎さん、そして、西田東さん、というメンバーだそうです。
http://www.libro.co.kr/Event/Generate/2007/06/Comic_Sign/Event_Sub02.aspx
私は韓国語はわからないんですが、宣さんによると、梅太郎さんはメッセージ以外にもそれぞれの作品のタイトルやキャラクター名まで書いておられるんだとか。
ナルホド。
宣さんは、今年の6月に京都で行われた、日本マンガ学会大会・二日目のシンポジウムで、パネラーの一人として参加もされた方です。
日本マンガ学会第7回大会
http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/newspage/index.html
★★★
ところで。
宣さん(男性)とはとある研究会でお目にかかり、何度かお話しさせていただいていますが、とにかく日本のマンガについては、諸星大二郎からドカベンまで、すごい知識をおもちのお方です。
初めてお目にかかったのは昨年の2月でしたが、ちょうどたまたまその日、会場までの電車の中で尾崎南「BRONZE」を読んでいたので、なんとか自分の得意分野(?)に話題をもちこもうと、
「宣さん、尾崎南さんとか読まれます?」
と軽く伺ってみたところ、
「尾崎南さんは、同人誌の『独占欲』から入りました」
とさらっと答えられて驚愕。
軽い牽制球を投げたつもりが、もの凄い勢いで打ち返されて顔面直撃!!って感じでした。
げふッ(吐血)。
なにしろ、日本語はマンガで覚えた(!!)、とおっしゃる宣さん。
いつも、流ちょうな日本語のメールをいただいております………(ありがとうございます!)。
「一体何冊マンガをもってらっしゃるんですか?」
「1000冊や2000冊じゃないですよね?」
と伺うと、
「日本で一番多いとき、古本屋でまとめて1100冊(!!)買ったことがありますから、もっとありますね」
とあっさりおっしゃったのにも、ド肝をぬかれました。
た、単位が違う…!!
日本と韓国という距離をものともしない日本のマンガに対する広い目配り、そして濃い男性でもなかなかフォローしきれないと思われるBL・やおい系まできちんと読まれていて、本当にすごい!と感嘆しました。
「うッ…!!(ゴシゴシと目をこすりつつ)宣さんが…大きく見える…!!」(←番長マンガ風)ってかんじでしたよ…。
そんな宣さんとマンガの話をしていると、外国の方と話していることをしばしば忘れてしまうのでした……。
そんなわけで、私はひそかに宣さんのことを「マンガ超人」とお呼びしています。
すごいぜ、宣さん!!
そして、貴重な情報をありがとうございました!!