義母から、
発掘された「夫が昔書いた作文」をもらいました。
たぶん小学校3,4年生の頃の作品だと思うんですが、
「ぼくのいもうと」というタイトル。
夫はどうも家族の年齢や誕生日とかに関心の薄い人間なんですが、
もうこのころから
「ぼくのいもうとの名前は、○○子といいます。かん字で
かくときは、どんな字かというとしらないけれど名前だけは、なんとか
おぼえています」
とか、
「わすれていたけどとしは、4さいか3さいで、
4がつが生まれた月です」
とか、どうにもぼんやりした感じの描写が随所に。
「名前だけは、なんとかおぼえています」って、
大丈夫なのかこの小学生。と、ひとごとながら
心配になります。
で、この作文、「ぼくのいもうとのいけないところは」とか
「きらいなところは」とか、
何故かどーにも切り口がネガティブなんですが、
「なにかかいたいときにいつも
『お金、お金がほしい。』
と言って、なくのがうちのいもうとのわるいところです。」
という文章には、思わず爆笑。
「お金、お金がほしい」って、すごい生々しい言葉だよなぁ
(ちなみに
妹さんは、いまはまったくそんな感じではなくて、
美しく幸せそうな人妻&やさしいお母さんになっておられます)。
一方、この作文が発掘された頃、
私たち夫婦は、当時住んでいた川崎市から
引っ越し先を探して
東京のいろんな場所を二人で歩き回っていたのですが、
行く先々の不動産屋さんをのぞいては
「やっぱり都内の家賃は高い!!」とため息をついておりました。
そんなわけで思わず、
「お金、お金がほしい」 と気が付くと口走っていた我々夫婦。
…生々しきこと、幼児の比ではないのでした……。
★★★
最近もなにかといえばつい、
「お金、お金がほしい」
と口走ってしまうわたくしですが、
あまり言い過ぎると、夫に
「なにかかいたいときにいつも
『お金、お金がほしい。』
と言って、
なくのがうちの妻のわるいところです。」
と作文に書かれてしまいそうなので、
なるべく言わないようにしたいと思います。