暑い。マジ暑い。
駅からけっこう歩く(20分くらい…)場所に住んでいるので、
最近、炎天下だと、
外出のために駅まで歩いただけでも
メイクだいなし!!
ってくらいだらだらと汗が……
(一応、日傘も愛用しているのですが……)。
なんか、それほど汗まみれにならなくてすむ
いい方法はないものでしょうか。
って、なんかこう、
読むだけで暑苦しい相談で恐縮なんですが。
でもあんまり薄着だと、冷房に入っちゃうと寒いですしねー。
っていうか、個人的に、美的な観点から、
肉体に、
さらけ出せない部位が多いって事情もありますし……ねー……。
一応、はおるものは持つようにしてるんですが…。
そんな私の切実★猛暑トークはどうでもいいんですが。
現在発売中の『婦人公論』8/7号に、
「ルポ・腐女子の愛は国境を越えて
日本発!!ボーイズラブに世界が萌えている」
と題した
世界の腐女子事情の取材記事が掲載されています。
![婦人公論 2008年 8/7号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/5147kqW3dsL._SL160_.jpg)
韓国のBLファンのコメントや
台湾、インドネシアのBL事情、
そして欧米で日本のBLコミックが人気のある国は?
といった盛りだくさんの内容です。
取材して文章を書かれたのは、上田神楽さん。
上田さんの書かれる記事は、今回もそうですが、
読みやすくてまとまっているので、ありがたいです。
ちょっと興味があるという方からディープな方まで
ご一読をおすすめいたします!
実は、上田さんは、
私が『銀魂』にハマるきっかけになった手ほどきを
してくださったお方でもありまして、個人的には
「銀魂師匠」とお呼びしているのでございます…。
ちなみに、
今回の記事でも少しだけふれられている(具体的な作品名は出てきませんが)、
日本で翻訳・販売されている韓国のBLコミックス『絶頂』も、
上田さんに教えて頂きました。
文字が横書きで、ひらきも左開き、と日本と逆だけど、
読み始めたら気にならず。
絵柄が華やかで、楽しめました。
表紙はヒジョーに耽美っぽいのですが、
ゴージャスな絵柄の美少年がかなりカジュアルな性格、
という落差がまた、なんだか面白かったです。
濡れ場はほとんどなくて、
男性身体の美をていねいに描いている、という
印象を受けました。
イ ヨンヒ
日本文芸社
売り上げランキング: 70700
amazonには画像がないのですね…残念!!
画像を見たい方は、こちらを↓
http://www.bk1.jp/product/02797193 http://www.bk1.jp/product/02797194 http://www.bk1.jp/product/02924047 http://www.bk1.jp/product/02932237●銀魂師匠にふれている過去のエントリはこちら
2008年04月03日
「今日放映のアニメ『銀魂』 」
http://mangalove.seesaa.net/article/92081884.html★★★
あと、個人的には、今回の『婦人公論』、
腐女子記事の次ページに掲載されていた
法医学者・上野正彦、
犯罪心理学者の作田明、
そして麻木久仁子各氏の犯罪に関する座談会も
興味深かったです。
上野氏が監察医を体感された1989年あたりを境に、
犯人と被害者の人間関係や利害関係が希薄な事件が増えた実感がある、
というお話に「それはなんとなくわかる気がする」と思い、
捜査の技術が科学的に進歩したと思われているが
実際には、検死や解剖を専門に行う独立した「医務院」が機能しているのは
東京だけで、捜査における地方との格差が広がっている、というお話には
「そうなのか」と愕然、でした。
そして、麻木氏が、、
国内の犯罪発生件数は減っていて、
殺人は戦後のピークに比べれば半分近く。
なのに、「最近やたらと凶悪な事件が多い」という“世論”が定着する不思議に
ついても言及されていました。
犯罪発生件数・殺人件数は減っているのに社会の危機感がつのっている不思議さは
私も最近とても気になっていたのですが、
この流れで作田氏から指摘された
日本の治安は決して悪くないのに、
「とんでもなく危険な世の中に生きているような気持ちになってしまう」
ことを
「社会の“体感不安”が増している」と表現されていたのには、なるほど、と思いました。
まさに、麻木氏のまとめにあるように、
「犯罪件数は減っているのに、体感不安が増している」
ことも問題なのかな、と
考えさせられました。
殺人の件数自体は減っているのだけれど、
「動機が明確でなく、無差別な殺人事件」の数が昔より増えて
(これはほんとうに「増えて」いるのかという検証が必要かも)、
かつ、
それが発達したメディアによって
大々的に報道される、ということが
その体感不安増大の要因なのかもしれません。
★★★
そして、先日亡くなった画家・エッセイストの宮迫千鶴さんの「蓋棺録」(p.196)も、
『ママハハ物語』を愛読していた私には、ほろり、とくる内容でした。
お書きになったのは千葉望氏。
そんなこんなで、盛りだくさんの『婦人公論』、発売中です。
昨日、披露宴をすませたばかりの小池栄子が表紙です。