2007年05月13日

一難去った。

 先週なかば、わが家のキッチン下部からの水漏れが発覚。
水を止めているのに、なぜかキッチンの下の鍋なんかをしまってる場所のドア下から、水滴がぽたぽた漏れてきている。
どこからどう漏れているのかはよくわからず。


速攻管理会社に連絡し、修理の会社の人に「なにしろ水なので、なるべく早く来られる日にお願いします!」と交渉して、その時点で最速の土曜の午前中に来てもらいました。
修理会社の方は、
「あー、これは水道屋さんですね」
と、その足で管理会社に出向いてくれ、午後には水道屋さんが来てパッキンを取り替えてくれ、無事、水漏れが直りました。


あーよかった。

しかし、古い物件の宿命とはいえ、いろんなところがちょっとずつ壊れますね。
むー。
posted by 川原和子 at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

手塚治虫文化賞、講談社漫画賞、発表。

手塚治虫文化賞大賞に山岸凉子さん(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007051000073

第11回手塚治虫文化賞は9日、マンガ大賞(賞金200万円)が山岸凉子さんの「舞姫 テレプシコーラ」(メディアファクトリー)、新生賞(同100万円)が、のぞゑのぶひささん漫画、岩田和博さん企画・脚色の「神聖喜劇」(幻冬舎)、短編賞(同100万円)が森下裕美さんの「大阪ハムレット」(双葉社)にそれぞれ決まった。特別賞は該当作がなかった。



★★★★★
講談社漫画賞受賞者も、発表されました。

講談社漫画賞にひぐちさんら5人(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007050901064

 
「第31回講談社漫画賞の一般部門は9日、ひぐちアサさんの「おおきく振りかぶって」に決まった。賞金100万円。授賞式は6月21日、東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂で。他の受賞者は次の通り(敬称略、賞金各100万円)。
 児童部門=小川悦司「天使のフライパン」▽少年部門=久米田康治「さよなら絶望先生」、八神ひろき「DEAR BOYS ACT II」▽少女部門=六花チヨ「IS(アイエス)」。



  そっけない情報だけで恐縮ですが、とりいそぎ。
posted by 川原和子 at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

セクシーボイスアンドロボ

 根気のない私にしては、珍しく見ていた連続テレビ小説『芋たこなんきん』も3月で終わってしまい、おそろしいほどにテレビを見ない生活をしてる今日この頃。
しかし、周囲の複数の方から、

「『セクシーボイスアンドロボ』のドラマは面白いよ!」

と教えて頂いたので、2話目から録画して見てます。



…おお!!
これは面白い!!



実はまだ原作を読んでないんですが(お恥ずかしい)、ドラマの『セクシーボイスアンドロボ』は、楽しいし、ちょっと笑えて、ときに切なく、ときにちょっとほろ苦い(でも納得できる)結末が毎回、用意されてます。
いい感じです。
松山ケンイチ(ロボ)と大後寿々花(ニコ)って配役もいいし、ニコのパパ役で塚本晋也監督の姿も!!
(お母さんは片桐はいり)
シブいなぁ。


マンガが原作のドラマ、というと、正直、過去には「ええええ〜」とがっくりくることも多かった(あわわわ)んですが、最近は『のだめカンタービレ』といい、マンガ原作のレベルの高いドラマがけっこうあって、すごく嬉しいです。


火曜の夜10時。
ご興味のある方、ぜひご覧あれ〜。


日テレ公式サイト↓
http://www.ntv.co.jp/sexyvoice/


※追記(5/9)。
 偶然、今日の朝日新聞夕刊の藤本由香里氏の「週刊コミック★ジャック」で『セクシーボイスアンドロボ』が取りあげられてました!!
とてもステキな文章でしたので、こちらもご覧ください。

私はドラマしか見ていませんが、このドラマを見ると、何かが起こることで、たとえ表面上はなにも変わっていないようでも、確実に、少なくとも関わった人の中では何かが変わる。それを描くことが、物語ることの楽しさの一つなんだな――と思いました。
それも、どこかコミカルに、ってのがまた、粋。


 こんなに面白いのに、なんと、視聴率では苦戦中、というお話を耳にしました。
もったいない――!!


火曜日、ぜひ一度、見てみてください!!
面白いですよ!!
ナレーションは池田秀一ですよ!!
ぜひにぜひに。
posted by 川原和子 at 12:18| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

春は変化の季節なので

 昨年9月の引っ越し以来、超いいかげん、かつものすごい野菜不足になっていた、わがやの食生活。


「こんな食生活を続けていたら、死んでしまう!」

と、野菜宅配のらでぃっしゅぼーやに、発作的に入会してしまいました。
ここの野菜セットは、毎週黙っていても適当量の野菜が届くのがありがたいです。


問題は、著しく料理のレパートリーが狭い、ってことなんですが…。



先日も、

おれは人参を捨てるぞ!
ジョジョ――――ッ!!



…とディオ風に高らかに宣言して、使い切れずぶよぶよになった人参を捨ててみたり。



無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

とディオに言われないよう……がんばりたいと……思い…ま…す……(小声になりつつ…)。
posted by 川原和子 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

藤田香織『だらしな脱出できるかな日記』スタート!

 おおっ、Webマガジン幻冬舎にて、4月1日号から、藤田香織さんの『だらしな脱出できるかな日記』がスタートしたのですね!!
不覚にも、今日気がつきました。


 書評家の藤田さんの、自称「だらしな生活」を赤裸々に綴ったこの日記シリーズ。
Webマガジン幻冬舎にて連載されていたころから愛読しておりました。
大事件が起こるわけではないのに、文章のうまさにぐいぐい読まされてしまう、すごい日記。
単行本にもまとまっています。


 藤田さんは、書評のお仕事の方も、本のチョイスが鋭く文章も魅力的(三浦しをんのことを、かなり初期から推しておられた目利き)。
そういえば『失踪日記』が大ヒットした吾妻ひでおの『うつうつひでお日記』(角川書店)にも、藤田さんの書評を参考にしてる、という描写が出てきて、藤田さんのひそかな一ファンとして、なんか嬉しかったりしました。
 ご自分では、マンガが特に好き、というわけでもない、といつか書かれていましたが、いやいやマンガ読みとしてもかなりなものだと推察しております(量的にもかなり読んでおられると思う)。



だらしな、とおっしゃるけど、とてもマメに自炊されているなー、と料理大の苦手の私は、いつも感心してしまいます。
長らく中断していたのですが、再開!と知ってほくほく読みました。
今回の内容では、「パスモ」のカスタマイズ(?)話に唸りました。
私も、買いたてパスモに、やってみようかな……。

posted by 川原和子 at 17:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

ショッカー幹部パーティワインセット

http://lalabitmarket.channel.or.jp/site/feature/shocker_wine.html

…実に微妙な価格設定です。


中野貴雄監督のたかおのにっき(3月22日)で知りました。

posted by 川原和子 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月04日

【また長文】本田透氏の「逆向きのダンディズム」とオタク男子の生きにくさ

昨日のエントリ(【長文】目に見えないのに確実にある「フツーの枠(わく)」)では、よしながふみ×三浦しをん対談にかこつけて、いろいろと自説を語ってしまったわけですが、なんだかまるで、
「女の人は、男の人に比べて生きにくい」
と主張してるように感じられた方もいらっしゃるかもしれません。


 でも実は、個人的には、そう思っているわけでもないのです。
「男の人と女の人は、違う生きにくさをもってるなあ」と思っていて、ある意味では、(特に若い)男の人のたいへんさってすごいものがあるんじゃないかな、と感じています。



よしながふみさんは、『小説ウィングス』2006年冬号でも三浦しをんさんと対談されていて、ここでも、

●男の人の抑圧ポイントは、大きく言うと「妻と家族を養っていける立派な男の人になりなさい」という一つ。
だから、男の人は、固まって共闘できる。

●でも、女の人は抑圧のポイントがみんな違うから、一人ひとりが辛い部分が違うので、共感できない部分があると思う。

という意味のことを指摘されていました。


 この指摘を読んだ当時は目からウロコで、思わず膝を打ちました。
そうか!!
だから、女の人の「萌え」も、一様には語れなくてバラけてしまうのねーと。


★★★
 じゃあ、男の人の抑圧ポイントは一つだから、男の人は生きていくのが楽で、幸せなのか?
というと、けっしてそんなことはないんじゃないかな、と私には思えます。
少なくとも、特に私と同世代以降(現在の30代以下)の男性は、なかなか大変なんじゃないかなぁ、と。



そう思うに至った大きなキッカケの一つが、一昨年出た、『電波男』(三才ブックス)という本でした。
この本で、著者の本田透さんは、

「心優しきオタクの俺をキモいと差別する女どもめ!」
「おまえら現実の女に用はない!」
「おまえらなんか萌えないゴミだ!」
「俺は二次元の女の子と、脳内恋愛する!」

というすさまじい逆ギレ宣言をされていました。

…と言っても、罵倒する言葉もいちいち、
「てめぇの乳は、何カップだー!?」
南斗水鳥拳のレイのセリフのパロディだったりと芸が細かいので、オタク女子である私なんかはわははとウケつつ、(男性ではないにもかかわらず)かなり本田さんに共感しながら読んでしまいました。


 本田さんはたしかに、本の中で現実の女に対する怨念を叫んでいるのですが、でもそれに至る経緯をも読み物として面白く脚色しつつも、かなり赤裸々に激白しておられます。
その受けた痛手のすさまじさや、あたかもその痛みをバネにするかのようにキレてみせる姿には、

「怒りを表現するときにもし相手を傷付けてしまうとしたら、
俺は自分の方をもっともっと傷付ける!!」


とでも言いたげな、屈折した優しさというか、目的なき(あるけど)自爆テロというか……
理屈は通ってないような気もするけれど、ある種の美学を感じるというか、いわば

「逆向きのダンディズム」

とでもいうべき部分を感じて、その筆力に笑わされながらも、

「ああ、同世代のオタクの男の人は、こんなに傷ついてきたんだなあ…」

と思わず(勝手に)胸が痛くなったのでした。


★★★
 そういえば去年の3月に、ロフトプラスワンで、切通理作・本田透両氏のトークショーが行われたのですが、ここで会場のお客さんから、

「本田さんはご自分でおっしゃるほどキモくないと思うんですが、どうして自分をキモい、とおっしゃるんですか?」

というような質問が出たとき、本田さんはこう答えられた、と記憶しています。

「お前はキモい、お前はキモい、と何年も何年もずっと言われ続けてきたからです」
「人は、(お前はこうだ、と)言われたものになっていくんです」



この言葉を、折に触れて思い出します。

「人は、(お前はこうだ、と)言われたものになっていくんです」

という言葉。

忘れられません。
本当にそうだな、と思うので。



★★★
 現代は、地域社会とのつながりが希薄化し、マスメディアというもう一つの「世間」の声が相対的に大きくなっているように感じられます。
そのマスメディアによって、少なくともここ20年くらい、比喩的に言うと、若い男の子たち(特に、オタク男子)は、

「(お前は)ダメだ、ダメだ」

と言われ続けているような状況なんじゃないかと思います。
連続幼女殺害事件に端を発する、ちゃんと検証もされていない、根拠の薄い、でも執拗なオタク男子へのバッシング。
それによって静かに、でも深く、オタク男子は傷ついていたのではないかと。
っていうか、私がオタク男子なら傷つきます(←と、無駄にオタク特有の想像力を発揮)。


マスメディアを経由して「オタクは犯罪者予備軍」とか「オタク、キモい」というイメージを共有した「世間」から、ずーっと10数年間、そういう風に「みなされる」「まなざされ続け」れば、そりゃあ逆ギレして「俺たちが何したっていうんだ!ふざけるな!」「もう三次元の女に用はない!」「俺は二次元の美少女と脳内恋愛する!」と言いたくもなるわなぁ、と思います。
当たり前だよ、と。


たとえオタク男子じゃなくったって、なにげなく雑誌や新聞を見たって、

「いま、日本の若い男性が元気!」

みたいな記事なんて、ほとんど見たことない。
今や「もう一つの世間」であるマスメディアでは、若い男性がとりあげられることはとても少なく、とりあげられるとしたらネガティブな要素のことが多いように思うのです。


女の人は、消費のターゲットとして認知されているから、
「女性に人気の●●」
というのは商品やスポット紹介の枕詞になるし、それなりに注目もされている。
消費の「お客さま」として注目されることがホントに大事にされてることになるのかはともかくとして、まあそういう形で、女の人はなんとなく、メディアではおおっぴらに叩かれることは少なくなっています。


 それと、社会構造の変化や、なんといっても昔のような「右肩あがりの経済の成長」がなくなっているのも、若い男性にとっては、厳しい状況でしょう。
ただ会社に勤めていれば基本的にお給料が上がり一生安泰、という時代ではもうなくなってしまった。
多くの男性にとっては未来に希望がもちにくいだろうし、結婚に関して(経済的な理由で)、意欲的になれない人も多いんじゃないかと思います。


なんというか、全般的に若い男性が、「俺もなかなかよくやってるよな」って、希望をもてるような要素が、あまりにも少ないんじゃないかと思う。
ロバート・B・パーカーの『初秋』という小説に出てくる「(自分自身に対する)ある程度の誇り」という言葉で示されるようなもの。
妄想的な全能感とかじゃなくて、現実に結びついた、妥当な、身体化された自己肯定感、とでもいうようなもの。

それがなくては、人は生きていくのがとても大変なんじゃないだろうか。


★★★
なんだか気持ちが先走りすぎて、ひょっとしたらうまく言えてないかもしれないけど、
私が興味があるのは、
「男と女、どっちが悪い合戦」とか、「どっちが大変競争」ではなくて、
いまのこの世の中で、男の人と女の人が、どうすればいい関係になれるのか、
どうすれば幸せになれるのか、
ということです。


一つ、なにかヒントになるのでは、と思っているのは、人間関係における『育てる力』というものについて。

「人は、(お前はこうだ、と)言われたものになっていくんです」という言葉は逆に、肯定的なメッセージを送られ続ければ、そこに応えて成長していける部分もある、ということになるだろう。
少なくとも、そこで気持ちが安定する、ということではあるんじゃないだろうか。

そういう力をもつことが、生きやすくなるための大きな何かになるんじゃないかな。


もちろん、妄想的に、能力や条件を無視して「あなたってルックスよくて頭もキレる、凄くステキな人ね」とか言われた日にゃあ、
「バ、バ、バ、バカにしてんのかぁ――!!」
と逆ギレしたくなるわけですが、そういうことではなくて、存在丸ごとをまずは肯定して、しかし同時に抱きしめすぎない、そういう力。


本来、家族というのは、そういう機能をもったものだったんじゃないだろうか。
すべての家族がそうだ、というのではなくて、人は、血縁でそれができなければ、違う関係の中(たとえば友人とか)でそういう存在を見つけていってたんじゃないだろうか。

そういう存在なしに、「自分の外側は、いきなり『世間』」という状態っていうのは、やっぱり人にとっては、ずいぶんと厳しいんじゃないかなあ。


基本的に、私たちの生活は、昔よりずっと豊かになっているような気がする。
でも、精神的に、「自分のことだけでいっぱいいいっぱい」、という人は、昔よりなんか増えている感じがする。
その状態には、「育てる力」は介在しない。


たぶん、その一見無駄にさえ見える「育てる力」が、私には、人を幸せにするためにとても大事なものなのだと思えるのだけど。
★★★
いささか漠然としていますが、そんなことを考えています。


posted by 川原和子 at 01:10| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

【長文】目に見えないのに確実にある「フツーの枠(わく)」

 男の人はね、お前は早く一人前になって金を稼いで妻子を養えといわれる、それ以外の抑圧ってないんですよ。一本道なんです。
(中略)
でも女の人は、親から受ける抑圧でさえ一本道ではない。おしゃれにあまりにも興味がないとどうしたのかと言われ、あまりにおしゃれにとち狂っているともうちょっとなんとかしろと言われ。途中までは勉強しろと言うものの、東大にまでは行かなくていいと言われたり。

親と親戚の人が言うことが違っていたりするし、周囲の言うことを全部聞いていると、女の子は頭がおかしくなっちゃうんですよ。どうしたらいいのかわからくなってしまう。

だから、女の子は人によって萌えポイント、つまり抑圧のポイントがみんな違うんですよね。抑圧ポイントがたくさんあるからこそ、女の子はものを考える機会がたくさんあるんだと思います。

よしながふみ×三浦しをんロング・ロング対談 『マンガ・エロティクスf』44号(p.132)



 うーん、よしながふみさんの対談は、どれも必ず発見や刺激があって読むのが楽しみなのですが、いま発売中の『マンガ・エロティクスf』44号の三浦しをんさんとの対談も、やっぱり面白い。


 上↑に引用した部分を読んで、「あー、そうなんですよねー」と思った。


女の人には、ある一定の年齢以上になると、どーも「異性に愛される」という暗黙の、とても重要な仕事が課せられるみたいッス。

男の人にとっては、できればできるほどほめられ、認められる社会的な「仕事」も、女の人の場合は、なにかが(たとえば勉強が、仕事が)「できすぎる」と、「異性に愛される」という重要な「暗黙のお仕事」と、しばしば衝突し、矛盾してしまう。
たとえ仕事ができても、恋人とかパートナーのいない女の人は、

「でも女としてはなにか足りない」

って自問したり、

「女として幸せじゃないよね」

と言われてしまったりする。
これが男の人で、ばりばり仕事をして評価され、たくさんお金をかせいでいたら、

「でも男として何か足りない、男として幸せじゃない」

なんて、自問しないんじゃないかな、と思います。
男にとっては、「仕事ができる」ことはストレートに「魅力」として異性に認められるプラスポイントになると思います。
そこは、男女が非対称な部分じゃないかな、と。



女の人に出されるメッセージって、ざっくり言うと、

「勝ちすぎないように勝ちなさい」

っていうなんだかムズカシーもののように感じます。
キレイに、おしゃれに、お仕事もできるようになりなさい。
でも、男の人をひかせない程度にね。
もちろん、まわりにも嫌われないように。

言語化すると、そんなかんじ。

ムズカシーですよね。コレ。
めんどくさいというか。



よしながさんは、

 女の子がいわゆる女の子としてのスタンダードな道を行くというのは、男の子の比じゃないくらい困難なんですよ、実は。そこそこにいい学校に行って、そこそこにいい会社へ入って、そこそこにいい男を見つけて、そこそこの時期に退職して子どもを生んで、というのは実はとても難しい。
(同対談p.133)



とおっしゃってますが、激しく同意、です。
なんだか……なんというか、女の人は、「周りとの関係で決めなくちゃいけないこと」が、とっても多い気がします。
うっかり周りの空気を読まずに自分の思う通りにふるまうと、たちまち「フツーの枠」からはみ出してしまう。
「フツーの枠」を守ることも、女の人が生きる上で、とっても(もしかしたらもっとも)大事な、お作法。
これを守るのはメンドくさいんだけど、守らないと周囲と軋轢が起こってもっと大変なので、なるべく守るわけです。
生きる知恵として。
なんかねー、枠が、目に見えないのに確実にある枠が、何重にもまわりをとりかこんでる。
そんなかんじです。


なんとなく形成されている「フツーの枠」を読みながら、そこから逸脱しないように注意深く、やりたいことをやっていく。
たぶん、それが女子のスタンダードなあり方なんだと思います。


よしながさんの発言を読むと、
あーよしながさんたら、そんなホントのことを言っちゃってもう!!
と思ってしまいます(笑)。
いえ、もちろん言ってくださって、嬉しいんですけど。

★★★★★

それでも。
それでも、日本の女の人は、少しづつでも、生きやすくなっていってる、と思いたいです。


少なくとも、
「女は若くなきゃ価値がない」
「女は若い方がエライ」
っていう価値観を、おおっぴらに言うのはマズいことだ、という認識が、たとえば30年前よりずっと広まったこと。
たとえそう言う声が小さくなっただけで、消えてるわけでは全然ないとしても。
「それはマズい発言」だという認識がある程度共有されただけでも、とても大事で、尊いことだと思うので。


最近、文章やテレビで、30年くらい前の女の人が結婚して早々に仕事を辞めていたのは、「女は20代で結婚して子どもを産むのが幸せ」っていう強い風潮があったからだけではなくて、実際に女子早期定年制度がある会社もあった(!!)、そしてその「女子の定年」は35才とかだった(!!!)と知って、驚愕しました。

えええええ!!

いや、無知をさらすようで恐縮です。
でも、知りませんでした。
すごいなぁそれ(もちろん、すべての会社じゃないでしょうが)。
それにしても、それって本当に本当に、女の人は結婚しないと「社会に居場所がなかった」ってことですよね。
そりゃ結婚するわ。


いまの社会には、表向き、さすがにそこまでの露骨な男女差別はないけれど、でもある意味では男女問わず、
「若い方がエライ」
という風潮は、どんどん強まっているように感じます。


新しいテクノロジーやメディア(パソコンとか)がどんどん登場する社会は、その新しいしくみに順応する力が大事になってくる。
となれば、トーゼン、基本的には、それは若く柔軟な人の方にかなり有利になるわけです。
それは「経験」があまり意味をもたない社会になるだろうし、新たな課題が日々生まれてくる社会でもあります。
たとえば、いま育児をする人には「子どもに何歳からケータイをもたせるか」なんて、我々の子供時代にはなかった悩みも出てくるわけです。
その問題に対しては、親世代の育児経験は、直接的には役に立たなくなってしまう。
便利さが増えたぶん、問題も、複雑化しているなぁと思います。


★★★
そして、外見の若さを重んじる風潮も強まりました。
「アンチ・エイジング」という言葉も、さまざまなところで見かけるし、「若く見える」というのは世代を問わないホメ言葉です。


そのこと自体はもう止めようのない流れだと思うし、すべてマズいと思っているわけでもないのです。


ただ、かつて当たり前のように言われていた(共有されていた)

「女は若くなきゃ価値がない」

という価値観って、いま改めて考えてみると、すごい考え方だ、と思います。
だって、それはつまり、

「日一日と、あなたは生きていくことで、どんどん価値のない人になっていってるんですよ

て言われてるってことで、
生きていく上で万人が通る「としをとる」こと、
つまり、
生きることそのものを、まったく祝福されていない、ってことです。


ひ、酷い。



でも
「そんなの酷い!」
って正面から怒ることも、女の人は(特に、少なくとも1970年前後生まれ以降は)あまりしない人が多いように感じます。
私も、なるべくしたくない。
人生はなるべく機嫌よく生きたいし、それに、そんなこと言い出したらしょっちゅう怒ってなくちゃいけないから。
卑怯かもしれないけど、自分を自分で守ることが必要だから。
でも一番の理由はひょっとすると、
「酷い」って怒ること自体が、<「フツーの枠」からはみ出る>こと
だからかも。

<「フツーの枠」からはみ出る>ことこそが、日本で女の人が生きていくうえで囲まれる何重もの「見えない枠」のなかで、「おかすと生きにくくなる、最大のルール」なのかもしれないなあ、と思います。


★★★
ただ、よのなかがどんどん、「若さ至上主義」っぽくなっていくことは、結果としてすべての人を生きにくくしてしまうのかも、とも思います。
だって、繰り返しになるけれど、としをとらない人はいない。
誕生日が訪れるたび、ひとつとしをとること。
それは、すべての人間に平等に訪れる現象なのだから。

それを基本的に肯定して祝福できない社会って、やっぱりかなり厳しいよなぁ、と思うのです。



なんか話がズレまくっておりますが、連想で、そんなことを考えたりもした対談でした。


posted by 川原和子 at 00:05| Comment(8) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月31日

福田里香『まんがキッチン』を強力にお薦めします

 料理研究家の福田里香さんは、ただものではないマンガ読みである。
…ということに私が気がついたのは、何年前だったかなあ。


たしか、いまはなき雑誌・『Olive』の、福田さんの記事を見たときでした。
オススメの(あるいは、好きな?)マンガ作品をいくつか挙げる、という記事だったと記憶していますが、そのどれもが「これはかなり本格的なマンガ読みの方だな」というセレクトでした(たしか、大島弓子とよしながふみが入っていたような記憶が)。

でも、その記事で一番驚いたのは、福田さんが、BL系作家えみくりさんの作品を挙げておられたことでした。

そういった(名作との評価がまだ定着していない)作品まで読んでいる、ということもスゴいな、と思いましたが、同時に、その行為の「意味」にも驚きました。


記事が掲載されたのは、あやふやな記憶ですが、おそらく10年くらい前だと思います。
当然、いまほどにBL(ボーイズラブ)についての世間の認知もなく(いや今もそんなにはないけど)、情報も少なかった時代。
そんなときに、オシャレガーリー雑誌の『Olive』で、あえて、同人誌出身のイメージが強く、ファンには強く支持されながらも一般にはまだそれほど知られていない、えみくりさんの作品を挙げる、ということ。



これはつまり、
自分の目を信じて、
「私はこれを評価します」と、
(ディープマンガ読みではない層の読者に向けて)堂々と言ってのけてる、
ということです。
それも、ご自分の、おそらくは重要な「お仕事の舞台」である「ティーン向けオシャレ雑誌媒体」で。


すごい。
この人は、本当にただものじゃないな、とそのときに感じました。


その後、福田里香さんは、よしながふみさんの特装版の『こどもの体温』に解説を書かれたり、『フリースタイル』誌(※1)でやまだないと・よしながふみ各氏と対談されたり、BLガイド本『やっぱりボーイズラブが好き』(太田出版)で、山本文子さんととても示唆深い対談をされたり、と、すばらしいご活躍で、個人的には大注目しておりました。


そんな福田さんが、「初めて本格的にまんがをイメージしたお菓子を作り、まんがとフードの関係をエッセイとして書き下ろした一冊」(見返しの紹介文より)。
それが、この3月に発売された『まんがキッチン』(アスペクト)です。


この本では30作品をとりあげているのですが、このセレクトにも、さすが福田さん、とうなります!!

なにしろ、
『トーマの心臓』から『のだめカンタービレ』まで、
陸奥A子・田淵由美子の「乙女ちっく」少女マンガから『はみだしっ子』まで、
『ベルサイユのばら』から船戸明里の『Under the Rose』まで、
大島弓子から、坂田靖子から、岡崎京子から、入江亜季『コダマの谷』まで!!
(おがきちか『Landreaall』まであるのにはのけぞりました。すごい!!)

…こう挙げてくるだけで、いかに福田さんが長い期間、幅広く、もちろん現役でマンガを読んでおられるのかが、わかる方にはわかっていただけると思います。
マジ、すごいッス。


この本に載ってるのは、
マンガに出てくるお菓子を作るんじゃなくて、
マンガを読んだときのイメージをもとに作られたお菓子のレシピです。
そして、そこにそえられたエッセイも、簡潔ながら批評的な視点があって、非常に刺激的、かつ面白い。


作品をイメージしたお菓子はそれぞれかわいくて美味しそうで、写真も美しく、文章も濃くって、鋭い。

こーんな贅沢な本なのに、なおかつ、なんと、
4人のマンガ家さんと福田さんの対談まで収録されてるんです!!
しかもそのメンバーが、

萩尾望都、くらもちふさこ、羽海野チカ、よしながふみ
という豪華さ。
さらに、やまだないと氏による描きおろしマンガまでついて、
たったの1680円(+税)。

アフェリエイトに登録したから言うワケじゃないですが(いやホントにホントに)、これは絶対お買い得です!!
少女マンガ好きの方、評論好きの方、そして綺麗なお菓子の本が好きな方。
即買いを、オススメします!!(表紙は、羽海野チカさんです)





※1『フリースタイル』vol.2(フリースタイル 2005)やまだないと・よしながふみ・福田里香<わたし達の「少女漫画」>。
堂々19ページのすばらしい座談会。内容も少女マンガ好きの方には見逃せない示唆にとんだものです。
posted by 川原和子 at 01:09| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月30日

また一歩、野望に近づいた…!!

 ブログを読んでくださってるみなさま。
このブログ、…昨日から、なんだかちょっと変わったと思いませんか?


………と、美容院に行った妻が夫に対して、

「ねぇ、今日の私、なんだかいつもと違わない?」

とさりげなさを装いつつもわざとらしく尋ねる、そんなかんじで、質問してみました。
やっぱりわざとらしかったですかそうですか。



ええ、そうなんです(と強引に話を進める)。
変わったんですよ!!
ジャジャーン!!
な・ん・と、このブログで紹介した本・マンガに、昨日から、画像がついたんですよ!?


いやいや、話を急ぎすぎましたかな。
その前に、アレができるようになったんですよ。


とにかく、メカに激弱。
ネット脳年齢70代、と言われているわたくしですが、以前からアレをできるようになりたい、と切望しておりました。


アレ、ってほら、
たとえば『エロマンガ・スタディーズ』(←漫画評論家・永山薫氏による労作です!!)って書いたとして、
その書名の部分の色が反転(=『エロマンガ・スタディーズ』)してて、
そこをクリックするとそのページにとべたりする、アレです!!


もう以前から、「アレ」の秘密が知りたくて知りたくて。



…で、一念発起して、シーサーブログの「ヘルプ」を見てみたら…

…書いてありました。
やり方。


よっしゃ!!
もうアレができますよ!!

やってみました↓。

『エロマンガ・スタディーズ』


あははははははは(高笑い)。
どーんなもんだい!!(電脳年齢70代の達成感&自慢)


★★★
…と、この段階で、かなり低レベルな達成感を一人で満喫していたわけですが、なんと身の程知らずにも、次なるヤボーを口にしたわたくし。

ほら、他の方のブログ……って、いきなり上を見すぎていて恐縮すぎなんですが、たとえばえーと、竹熊健太郎さんのブログなどで、画面の片方に、オススメ本のコーナーがあったりしますよね。

ブログだと、以前オススメした本がどんどん新たなエントリによって流れていってしまいますが、画面の片方にずっと「オススメ本」が表示できるあの方式なら、日記を新たに更新しても、初めて見に来てくれた方に、最新エントリと同時に、オススメ本も見てもらえる!!


ああいうのを、いつかやってみたい!!(ホント、身の程知らずですいません!!)
だが、やり方が解らん!!(←定年退職後のお父さんのようにドードーと)


…と言っていたらですね、あまりの低レベルさに同情してくださった心やさしき編集者・ライターのAさん&moyoさんが、手取り足取り

「まずはアマゾンのアフィリエイトプログラムに登録すべし」

と教えてくださったので、即座に申し込み、昨日、晴れてIDを取得した次第です。


うおおおおおおお!!
嬉しい!!
これもAさんとmoyoさんの手厚い電脳介護のおかげじゃ……!!(涙)
ありがとうございました……!!



そんなわけで、晴れて画像つきのアフェリエイトリンクが張れるようになったので、嬉しくて、さっそく近い日付のブログにいそいそと貼り付け、なおかつ読んでくださっている方に、それに気づいて欲しい……そんな気持ちでいっぱいになり、辛抱たまらず、このようなエントリをあげた次第であります。
すいません…寂しさに耐えきれなくて……。




……そして、新たなる疑問が。

少女マンガ関係の充実サイト・「図書の家」
http://www.toshonoie.net/
の、「あの漫画を今日は読もう」というページみたいに、「表紙だけ表示して、それをクリックするとamazonの該当ページにとべる」という形って、いったい…どうやったら…できるのでしょうか……。

ステキ…マネしたい…!!
でもやり方が……わからない……ッ!!(←こればっかり)


電脳年齢70代のくせに、そんな疑問を抱くのは、図々しいような気もするのですが、なにせ、
「先生!!わからないところがわかりません!!」状態なもので……。


とにかく、あたたかな介護を受け、電脳年齢80代(←ふえてる…)にして、ついに偉業をなしとげた…ッ!!
そんな、本人だけには非常に切実な達成感をわかっていただきたくて、ついついこんなエントリをあげてしまいました。



「うわ〜、……そんなところでつまづいてたんだぁ……」

という皆さまの苦笑いがなんとなく見える気もしますが、なまあたたかく見守って頂けますと幸いです。



それにしても、こんなことに四苦八苦している私から見ると、軽々と美麗なブログを作成されている方々は、みなさん超人に見える今日この頃でございます……。
posted by 川原和子 at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

お花見

sakura01.JPG
 お声をかけていただいて、昨日は、昔いた会社のお花見に行ってきました。
平日の昼間にもかかわらず、既にかなりな人出の井の頭公園。
会社のお花見も、予想以上にたくさんの方がいらしていて(100人くらい…?)、大盛況でした。


退職してから、会社のイベントに参加するのは初めてのことでした。
かつてお世話になった方々にご挨拶しながら、ああ、たくさんのことをここで勉強させていただいたなぁ、と感慨深かったです。


天候にも恵まれ、たくさんの美味しい食べ物・飲み物をいただき、色んな方とお話を楽しませていただきつつ、桜を堪能。
また、人数が多いと、楽しいけれど大量のゴミが出て、かつシート、ダンボール等の片づけも必要になるわけですが、お花見終了後のてきぱきとしたみごとな撤収作業をみて、さすが!イベント慣れしておられる…!と、ひそかに感嘆しました。


帰ってきてからよーく考えてみたら、退職して、もう7年(!!)もたっていることに気がつきました。


懐かしい方との再会や初めての方との出会い。
両方楽しませて頂いた、ぜいたくなお花見でした。
posted by 川原和子 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

今週は山田参助&コスプレ

3月21日のブログで、「週刊アスキー」の「キュン死に寸前!」というページにふれましたが、今週のテーマはコスプレでした。

……そういえば、ヌルく中途半端ながらも細々とオタク生活を営んできた私でありますが、コスプレは、経験がありません。


かつて勤めていたアニメ会社には、コスプレ忘年会というステキな催しがあったと聞き及んでおりますが、なぜか私の在職期間には、一度も催されませんでした。

でも、在職中にもしその忘年会があったら…そのときはジョージ秋山先生の『ザ・ムーン』の着ぐるみをつくって、着ようと思っておりました。
ジョージ秋山先生の人間味あふれるメカデザイン(矛盾するようですが、そうとしか言いようがない)を再現したかぶりものをかぶって、「ムーン ムーン」と効果音を口で言いながら、歩き回るのです!!
どーでしょう。
どーでしょう、と言われても、ってかんじでしょうか。


……しかし、いまにして思うと、どうやって作るつもりだ?というかんじですね。
ダンボールとかでなんとか。
ダメでしょうか。


でも、アニメ・マンガのコスプレって、キャラの場合だと、ホラ、やる人の肉体によって…いろいろ問題が…出てきますからね…。
もし私が、足のライン丸出しのガンダムの連邦軍の制服を着ろ、と言われたら(誰に)、

「生き恥をさらせというのか!!」

とトミノ台詞を叫んで自爆ものですよ!!



そしていろんなマンガ家さんが表紙を描いておられる無料のアルバイト情報誌『maido!DOMO!』(マイド!ドーモ!)、今回はなんと、山田参助さん登場!!
山田さんの『若さでムンムン』(太田出版)という単行本に収録されているのは、今はなき「月刊さぶ」に連載された作品。
…という方なのですが、PROFILE紹介文は、専門的な言葉は使わないで山田さんの活動の幅広さを表現されていて、思わずうーんと感心してしまいました。


それにしても、『maido!DOMO!』(マイド!ドーモ!)、とりあげるマンガ家さんのラインナップが、いちいちスゴい。
うならされております。
もっと早く気がつけばよかった!!
と悔やまれます。
これからは極力、見逃さないようにせねば!!
posted by 川原和子 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

IKARINGさんのネット連載マンガを

発見。


●ミセス一年生
〜新婚ギャグマンガ家IKARINGのマイペース主婦日記〜
http://mrs.allabout.co.jp/p/p00001/


特に「聞いてみよう」の回が、個人的に、なんかしみじみとよかったッス。
この形式、ネットにあってますよね。
次回以降も楽しみです。
posted by 川原和子 at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

ソ連消滅はいつ?

 ゆうべ夜中の変な時間に目が覚めて眠れなくなったので、なんとなくボーッと『もやしもん』2巻(第一刷)を読み返しました。
で、「うーん…ピロリ菌って変な名前だよなあ…」などとどーでもいいことを思ったりしていたのですが、ん?


第15話のインフルエンザウイルスに関する脚注(67ページ)で、

「ソ連は’77年に消滅」

ってなってる。
77年って、私9歳じゃん!

……いや、いくらなんでも、そんな早く消滅してないッスよ。
ソ連、まだあったよ!!


…と思って調べてみたら、ソ連消滅は、1991年でした(←平成だ…)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88%E9%80%A3%E9%82%A6#.E5.B4.A9.E5.A3.8A



重箱の隅をつつくような指摘で、たいへん恐縮です。
いえ、『もやしもん』は担当編集者の方もノリノリなかんじがすごく楽しくて好きなんで、間違いを責めてるとかじゃないんです。
決して。

だいたい、数字にも社会の動きにも激弱のわたくし。
本来ならこういう間違いはナチュラルにスルー(=気がつかない)んですが…
…なにせ、昭和の生まれじゃけぇのう…。

気がついてしまったんじゃよ!!
なにしろ歴史を生きていたんじゃよ!!
中学高校時代には、レコードをテープにダビングしてたんじゃよ!!
「パンダコパンダ」は(まだビデオが普及してなかったので)自主上映会(!!)で見たんじゃよ!!
卒論はもちろん、ワープロじゃなくて、手でしこしこ書いたわい!!
ええい、年寄り扱いするな!
まだモーロクはしとらん!!ゲホッ(咳き込む)



……ところで、今年大学に入るお子たちは、平成生まれですね…。




★★★補足です(3/24)。
ちなみに『もやしもん』2巻には、地の小口(って言うのかな?単行本の下方の、ページの束の部分)に、菌の絵が浮かび上がってるんですよねー。
カワイイ。


『もやしもん』にはこういう遊び心がいっぱいあって、そこもすごく面白いです。
きっとこれは担当編集者さんがかなりアイディア出したりなさってるのでは、と勝手に推測してます。


なんか間違いをあげつらうみたいなエントリになってしまってホントに恐縮なのですが、言うまでもなく、その何倍も、素敵なたくらみで、読者を楽しませてくれてます。
未読の方で興味をひかれた方は、ぜひ一度、書店で単行本を手にとってみてください。
いろんな仕掛けがあって、思わずニヤリ、ってかんじですよ!
posted by 川原和子 at 10:56| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

今週の「週刊アスキー」は要チェック!!

 「週刊アスキー」に、北別府ニカ&八雲あゆ「キュン死に寸前!」というページがあります。

男子読者率の高そうな「週刊アスキー」のなかで、果敢に(?)女子のトキメキについて解明してくれるページでして、わたくし、楽しみに読んでおります。


で、今回は、父とオタク女子の話でした。
なんと、いまをときめくしょこたんこと、中川翔子ちゃんと、その父・中川勝彦氏の秘話がいろいろと。
…こ、濃いわ〜。
ステキです!!
少女マンガファン的には、くらもちふさこさんと中川勝彦氏の対談のことなど、興味深いかと。


そして今回の北別府さんのマンガを読んで思い出したこと。
かの宮崎事件の時、「おたく」という言葉が新聞の紙面に踊ることによって人口に膾炙したのですが、
私も新聞を手にした父に、

「おたくって何?」

と訊かれましたよ……。
そういえば…。

「それはあなたの娘のことです」

と言ったかどうかは、……覚えていません……。



●好感度高い絵柄の北別府ニカさんの作品、吉本たいまつさんのブログでも、紹介されてます。
http://taimatsu.cocolog-nifty.com/1yaoi/2007/02/post_bbb9.html



そしてですね〜、複数の方から、

「今週は、唐沢なをき『電脳なをさん』がスゴい!!」

というお話を聞いて、こちらもチェックしてみたら……

あはははははははは!!
「風と林檎の詩」ときました!!
まさか、あの名作をもってくるとは………!!


もともと『電脳なをさん』、初期からのファンでして、元ネタの幅広さ・濃ゆさ には、シビれるあまり倒れそうになっていたわたくしです。
いや〜だって、林静一とか筒井康隆漫画(!!)とか『いけない!ルナ先生』とか(笑)、すごいんですよホント。


しかし、…まさか、こうくるとは思っておりませんでした。
唐沢先生、おそるべし。
未読の方、ぜひ今週の「週刊アスキー」、要チェックや!!(←『スラムダンク』の彦一風に)
posted by 川原和子 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

今週は松山花子さん

昨日、たまたま入ったコンビニで、松山花子さんの一コマ漫画(?)が表紙の情報誌を発見。
無料と書いてあったので、もらってきました。

家に帰ってよく見たら、『maido!DOMO!』(マイド!ドーモ!)という無料のアルバイト情報誌でした。
毎週、いろんなマンガ家さんが表紙を描いておられるみたいです。


情報誌の中に、「松山花子さんに聞く」という仕事に関する一問一答も載ってたのですが、

「生まれてはじめて「お金をもらった」シゴトは何ですか?」

という質問に対する答えがスゴい。
いったいどんな状況でそんなことに……(同人イベントか?)。
もっと詳しく聞きたい衝動でいっぱいになりました。


木曜発行だそうなので、ご興味のある方は、ぜひ町で探してみてください。




ちなみに松山花子といえば、四コママンガで活躍しつつ、九州男児という名前でBLも描いておられる作家さんです。
どれも面白いのですが、まだ未読でこの機会に読んでみようかな?という方には、松山花子名義では、今回の表紙にもつかわれた『やさしくしないで!』(竹書房)がオススメ。

つねに周囲に優しくしたいと思っている優一なのに、なぜかその優しさは人を傷付け、努力はいつも裏目に。
読んでいて、
「絶対優一には優しくされたくない…」
と思うこと必至です。


あと、昨年末に出た、全一巻の『普通の人々』(幻冬舎)も面白い。
こちらは、普通のサラリーマン一家がある日転勤で地方へ引っ越すが、そこは、少数派が尊重され、大衆的志向の人間は追放される町だった…!!
超普通な佐藤一家の運命やいかに…!!
というお話。
「平和主義で
右と言われれば右を向き
人のフリ見て我がフリ合わせ
さして長くもないものに進んで巻かれてきた」佐藤悠也(34歳)の苦闘を通して、「フツーって何?」ってなことを思ったり思わなかったり。

個人的には、一見まったくの「フツー」に見える佐藤家の妻・静さん(専業主婦)の「フツーを極めた、意図せざるシニカルさ」が好きです。



というわけで(?)、唐突に松山花子情報でした。



★追記
ふと思い出しましたが、去年、当時の地元書店で私が書店員さんに受けた親切は、かなり『やさしくしないで!』の優一度が高い親切だったように思います。

簡単に言うと、うっかり書店で問い合わせをしたために、後日、
「『パチ漫』のお客様ですよね!?」
と、BL誌『麗人』を買ってるときに呼びかけられてしまった、という事件なんですが…。


…そっとしておくやさしさっていうのも…ありますよね…。

ま、もう引っ越ししたので、別に問題ありませんけどね!!(と必死に)



2006年04月28日
「『パチ漫』発売!!…とそれをめぐる悲劇 」はこちら↓
http://mangalove.seesaa.net/article/17137103.html
posted by 川原和子 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

竹熊健太郎さんのお見舞いに

月曜日、入院中の竹熊健太郎さんのお見舞いに、あたたかいんだけど強風(と、途中から雨も)吹きすさぶ中、計5名で行ってまいりました。


ひさしぶりにお目にかかる竹熊さんは、すっきりとおやせになっておられました。
そして語られるトークの面白さには、爆笑の連続。
お見舞いに行ったのに、こんなに笑って帰ってきていいの?という感じです。


ちなみに、このとき伺った退院後の生活についてのお話が、さっそく「たけくまメモ」にアップされていました。
(●たけくまメモ
2007/03/07  「退院後の食事」の回)

ふふふ、一足先に伺ってしまった…と、なんとなく嬉しかったりして。



まだ入院中ですからもちろん体調万全というわけではないようですが、お元気そうでしたし、お話番長ぶりは健在でしたのでとっても安心いたしました。
退院も間近みたいですね。
ブログも絶好調ですし(ここのところ大河連載されていたコレクター考シリーズ、面白いです!!)、今後のご活躍も本当に楽しみです。


でも、当分は、ゆっくり様子をみながらお願いしますよ〜〜!!
あなたのファンより(←速水真澄風に。)。



ちなみに、お見舞いのさしいれとして、同行したYさんが中心になって考えて下さり、
「おそらく竹熊さんがお読みになってなさそうなもので、かつ面白いものを」
という基準で選んだ本を数冊、持参しました。
未読のものだといいのですが。
posted by 川原和子 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

「酒井七馬伝」をAmazonで500位以内にする運動

キャー!!
遅刻遅刻!!

…と昔の少女マンガのヒロイン風に、パンを口にくわえて焦りつつ、遅ればせながら、参加表明です。



漫画史の研究をされている宮本大人さんのブログ「ミヤモメモ」にて、中野晴行「『酒井七馬伝』をAmazonで5000位以内にする運動」を立ち上げると宣言されました。
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20070224

ミヤモメモによると、その翌日には、なんと順位は、2189位にまで躍進。
なので、「『酒井七馬伝』をAmazonで500位以内にする運動」へとバージョンアップされたのでした。
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20070225


遅ればせながら、賛同いたします!

★★★
『謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」』伝説の光と影 (単行本)
作者: 中野晴行
出版社/メーカー: 筑摩書房
発売日: 2007/02/22
メディア: 単行本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480888055/miyamomemo-22/ref=nosim


★★★
酒井七馬って誰?
という方も多いかと思いますが、この方は、手塚治虫の単行本デビュー作「新宝島」の共作者です。
本書は、手塚治虫の影に隠れるかのような形になってしまったこのマンガ家について、たんねんな調査を元に書かれたノンフィクションです。



宮本さんによると、

> 「新宝島」を見る上でも、その共著者たる手塚治虫を
> 見る上でも、ひいては漫画史を単に「戦前/戦後」に区
> 別して見ることをやめる上でも、極めて重要な別の視点
> が得られるに違いないのです。

(「ミヤモメモ」2007.2/24より引用)


とのこと。

私もさっそく、amazonで注文いたしました(そしてもう届いております!ムッハー!!)。


★★★
私はたいへんに偏ったマンガ読みなので、手塚治虫関係のことにはまったく詳しいとは言えません。

が、あまりにも偉大な作家であるために、虚実がいりまじった神話に彩られた手塚というマンガ家の功績は、近年、きちんとした調査・研究に基づき検証されつつあります。

この本も、そういった流れの重要な仕事の一つとなるものだと思います。


『手塚治虫のタカラヅカ』や『マンガ産業論』といった著作もあり、多方面からのマンガをめぐる知識・見識をおもちの中野晴行氏による労作を、家に居ながらにして読めるありがたさ。
ありがとうインターネット!
というかんじです(すすす、すいません、あのう……まだ……ちゃんと読んでは…おりま…せん…がくり)。



そんなわけで、今まさに書き直されつつある漫画史に興味のある方は、ぜひぜひお手にとってみて下さい。


★★★
尚、「図書の家」の小西さんによると、本書の、

> 終わり近くに出てくる七馬の弟子…といわれた方が、
> かの少女漫画家でオドロキ。そうだったのか! いや、そうじゃないみたいなんですが
> それは読んでのお楽しみで。

とのこと。
●ネズの本棚@図書の家↓
http://tosho-no-ie.jugem.jp/?eid=93


……実は、小西さんのブログを拝読して「えっ!?それはだだだ誰!?どなた!?」と気になってしまい、うちに到着した『酒井七馬伝』の該当部分をこっそり(?)先に読んでしまいました。
……なんと!!あのマンガ家さんですか!!(驚愕)
このマンガ家さんの作品、私、高校の時読みましたよ〜!!(って…ひとりごと状態)


……などと、個人的にもいろいろ興味深く楽しみな著作でありました。
posted by 川原和子 at 17:57| Comment(6) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

少子化は、女性問題?&「原石王子」と出会うために

白河桃子の「“キャリモテ”の時代」(第9回)
●育児の楽しさを理解し妻の仕事を応援できる「ワークライフバランス王子」を探そう
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070209/118745/

たいへん興味深く拝読しました!


記事の中でとりあげられていた、『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中』(日本経済新聞社)の著者である山田正人さんの、

「少子化はきわめて男性問題」

というお言葉がとても印象的でした。



以前、作家の三浦しをんさんが、

「少子化というと、なぜいつも女性問題として扱われるんだろう」
「子どもって、女だけじゃつくれないのに」

という意味のことを書いておられたのを読んだときにも膝を打ちましたが、それを男性サイドから発言されてる方もいらっしゃるのだなあ、とちょっと明るい気持ちにもなりました。



そして、結婚問題に関して著書のある白河さんの、今回の記事のタイトルでもある、

「育児の楽しさを理解し妻の仕事を応援できる「ワークライフバランス王子」を探そう」

という主張と、

「ワークライフバランス王子たちはちょっと見つけにくいから、よく目を凝らして探さないといけない」

というご指摘に、とても共感しました。
うんうん。
それには、女子の方も、「いい男がいない」とは口が裂けても言わないで、一見そうは見えない「王子の原石」を見抜く、やり手人事部長の如き目(←?)をもつ必要がありますよねー。


★★★★★
 私自身は、昔から、狙ってるわけでもないのに「変わってる」と言われがちだったりして、自分が「一般受けしない女」であることに関しては、とても悩んでいろいろ試行錯誤をしてきたつもりなんですが(これでも)、特に結婚、ということに関しては、光野桃さんの著書に示唆を受けたように思います。


ご自身も「一般受けしない」ことに悩んできた、とおっしゃる光野さんは、一般受けしない女を受け入れてくれる男性は、

「一見目立たない、平凡なグループに所属していることが意外と多い。そういうなかから個性派好きの心優しきひとを見つけ出すのも、自分を生かす一つの方法である」
(※1)

とお書きになっていますが、私も、同感です。
たとえば、世間ではオタクと呼ばれるような男性のなかにも、「原石王子」はたくさんいるよなぁ、と個人的には感じています(実は、光野さんの旦那様も「文系だけどオタク体質」と、『ヴァンテーヌ』2005年7月号の酒井順子さんとの対談でおっしゃってます)。



そしてなにより、女の人自身が、一般的な条件を列挙する、とかじゃなくて、

「なにがあれば、この私自身が、こころから幸せと思えるのか」

ということをきちんとわかることが、運命的な男の人との出会いへの大事なステップなのだなあ…と、周囲を見ていても感じるのでした。



★(※1)光野桃『妹たちへの贈り物』(1996集英社 2000集英社文庫 P.189)
posted by 川原和子 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

ベランダに本棚!?

先日、お客様をお招きしたので、自室を必死に片づけました。

ちょっと気を抜いた間のあまりのマンガの増殖ぶりに、

「あらまあ、私の部屋には、マンガ好きの小人さんが住んでいて、せっせとマンガを運んでくるのねフフフ」
「まったくもう、小人さんったら★」

…と、思わずメルヘンに逃避したくなりました。
本当に、小人さんのマンガ好きもたいがいにしてほしいです。
…って、まあその正体は自分なんですけどね。
ええ、わかってますよ。
暖冬だからって、「頭に集中的に春が来てしまったヤバい人」になったわけではないので、みなさまご安心を!!



私の理想は「掃除のラクな、すっきりシンプルライフ」なのですが、日々ものすごい勢いで増え続ける本(マンガ)は、確実にその邪魔をしてくれます。

すっきりライフと、増殖する本との格闘。
そんな終わりなき葛藤に、目からウロコの方法をネットで発見しました……ッ!!


増え続ける本のラクラク収納法 ベランダに本棚!?
http://allabout.co.jp/family/simplelife/closeup/CU20030215A/index.htm


コンテナ…。
それは思いつきませんでした。
でもたしかに、本の重さってハンパじゃないので、耐荷重の高さはたしかに重要だよなー、と思った次第です。
posted by 川原和子 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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