2006年04月10日

若い男性にティッシュを

本日、所用で外出し、地下鉄のホームのベンチに座り、本(つーかマンガ)を読んでいたときのことです。
「すいません」
と声をかけられ「?」と目をあげると、20代半ばくらいのスーツ姿の感じのいい男性が、
「すいません、ティッシュもってませんか?」
と言うではありませんか。

むぅ、見知らぬ人(私)に声をかけるとは、なんだかしらんがよほどの緊急事態発生ですな!と、あわてて荷物をさぐってポケットティッシュをさしだすと、それを受け取った彼は……いきなり、いきおいよく鼻をかみはじめました。

ひとしきりかみおわって、残りのティッシュを「ありがとうございます」と返そうとしてくれましたが、いや、まだ必要では?と感じて、思わず
「さしあげますよ」
と言うと、
「ありがとうございます」
と感じよくお礼を言って、また彼は鼻をかみはじめました。
…花粉症なのかなぁ?

まあ、若い方のお役に立ててよかったです。
しかし、なぜ私に声を?
そんなに私、ティッシュとかバッチリ持ってそうな「おかんオーラ」が出てましたか?
子ども、いないんですけど…。


でも、行きの電車では座席に座っていたら、向かい側にお年を召した女性が乗ってこられて立ったままでいらしたので、思わず座席を立って
「私、次の駅で降りますから、よろしかったらどうぞ」
と席を譲ろうとしたら、
「私も次で降りますから」
と笑顔で断られて、とっても気まずく次の駅まで立ったままだった…という「親切の空回り」をやってしまったばかりだったので、このティッシュを渡してお礼を言われる、という「親切がガッチリかみあった状態」に、軽い満足を味わったわたくしでした。ナハハ。
posted by 川原和子 at 23:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

「女子」という言葉にこめられたもの

 昨年11月に、NIKKEI NET「スマートウーマン」のレクチャーというコーナーで、「恋愛のお手本は、いつも少女マンガ」という連載をさせていただきました。

4月からのサイト・リニューアルにともない、URLが変更になりましたので、新URLを貼っておきます。
ご興味をもっていただけた方、よろしかったらご覧になっていただけると嬉しいです。

http://smartwoman.nikkei.co.jp/culture/lecture/lecturelist.aspx?Genre=sb


 さて、この連載で私はたびたび、自分を含めた女の人のことをさす言葉として「女子」という単語を使い、これに関して、「なぜその言葉を使うのか?」ということを、複数の方からつっこまれました。また、ある人からははっきりと「いい年なのに若ぶってるみたいでみっともないからやめたほうがいい」という意味のことを言われました。

いや、違うんスよ。

最初は私も半分意識的、半分無意識でつかっていた、この「女子」という言葉。
なんだか「女性」、とか「女」、という言い方だとどうにもしっくり来ないので、ついつい使ってしまってた、というのが正直な実感なのですが、でもけっして「まだまだ若いのよ」とかいう意味で使っていたわけではないんです。

けっして若ぶりたいわけじゃなくって、この言葉に私が(無意識に)こめていたニュアンスというのは、「学校教育を経て形成された自我」というようなものだったんだ、と最近気がつきました。
もっと言うと、いささかカクカクした言い方で恐縮ですが、「戦後民主主義をバックにした男女平等教育」を元に形成された自我、です。

学校という閉鎖社会の中で、ある種の理想的な理念として教えられた「男女平等」を基礎に生きてきた女の子が、「でも現実はそうじゃないんだ、社会はそういうふうには出来ていないんだ」「それを無邪気に押し通そうとしても、ぶつかってしまう何かがあるんだ」と感じるのが、仕事と恋愛という場面においてではないかと思ってます。

そこで、現実に膝を屈するのでもなく、でもかたくなに理念をふりまわすのでもなく、頭とこころと体の齟齬を、自分なりに調整しながら、現実と折り合いをつけて、なんとか前向きにやっていこうとしている。

用意された現実に「ん?」「なにかおかしいな」ととまどいを感じつつ、「そーゆうもんだから」と自分を押し殺してそこに埋没するわけではなくて、「おかしいな」「でもこの現実は現実として、そのなかで私ができることはなにか」と考え、まわりの状況や言い分も聞き、工夫しながら一歩一歩進んでいく。

形はさまざまであっても、そういう心意気をもった女の人のことを「女子」と私は呼びたい、と思ってそう呼んでいたんだな…と言う気がしています。
でも、そんなの言われなきゃ、わからないですよね。

そういうことまで伝わるような文章が書けるようになりたいッス。
posted by 川原和子 at 09:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

「ブロークバック・マウンテン」は、男のためのやおい映画?

先日、「ブロークバック・マウンテン」を見てきました。
カウボーイ同士の20年間に及ぶ悲恋を描いたモダン・ウェスタン『ブロークバック・マウンテン』は、アカデミー賞でも多数の部門にノミネートされ、アン・リーは監督賞を受賞。他にも脚色賞・オリジナル音楽賞を受賞し、大変評価の高い作品です。

ちなみにこの作品については、映画評論家の町山智浩氏がブログで美しく興味深いレビューをされています。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20051221

で、前評判の高さもあり、大変期待して見に行ったのですが…

う〜〜〜ん。
たしかに、大変よくできた映画で、自然の美しさ、そして思うようにならない現実と、カウボーイ同士の愛と苦悩を描いているのですが…。


これって、男のためのやおい映画ではないか、という気がしてしまいました。

そういえば、私がこの映画を見る前に、一足先に見た知り合いの年下の女子も、「男の人が求めるものの中には、『やおい』的なものも入っているんじゃないか、と考えさせられた」と言っていて「へぇ〜」と思ったのですが、見終わったときは、「てゆーかこれ、『男性のためのやおい映画』だよね、と感じました。
(以下、ネタバレありなのでご注意ください)


今更ですがご説明しますと、「やおい」とは、主に女性の作者が、主に女性の読者を想定して創作した、男性同士の恋愛のお話。
最近はジャンルも拡大して一概には言えませんが、基本的には「女性のための『男同士の愛』というファンタジー」なので、リアルなゲイを描く、というのとは違っていることが多い。
そこで描かれるのは、大変注意深く、女性が嫌だと思う要素をとり除いた、「娯楽・ファンタジーとしての男同士の同性愛」なわけです。


では、「ブロークバック・マウンテン」はどうか、と言いますと、イーニスとジャックという二人のカウボーイは、羊の放牧の番をして大自然の中で苦楽をともにするうちに、結ばれます。で、その後、二人はそれぞれ結婚しますが、その生活には思うようにいかないことも多い。そんな中、再会した二人は、「釣り旅行に行く」と称してブロークバック・マウンテンでキャンプをするわけです。

そこは、現実世界とは隔絶された、大自然と二人だけの世界。
二人は、そこで現実のしがらみに煩わされない開放感を味わっている。


…いやあ、そりゃあ楽しいでしょう!
だって、そこは「休暇」であって、日常ではないのだから。

特に無骨なイーニスは、妻とはさまざまな齟齬があり、結局離婚。イーニスとの間にもうけた二人の娘をつれた妻は、真面目に働く男と再婚をして娘達を育てるのですが、成長した長女は、たまに会うだけのイーニスになついています。

また、イーニスは少年時代に、男同士で牧場をやっていたカウボーイが、他のカウボーイにリンチで惨殺されたのを目撃した過去があり、ジャックとの関係を世間に知られることを恐れています。「離れていることに耐えられない、一緒に暮らしたい」というジャックにも、「そんなことはできない」と拒み続ける。そして、結局ある日、ジャックは事故で、あっけなくこの世を去るのです。


…う〜ん。
これって、実にうまく、イーニスにとってジャックとの日々が、「現実の軋轢と闘うことを回避した、日常から乖離した聖域」になってますよね。


ジャックの死を、もちろんイーニスは彼なりの方法でとても悼むけれど、結局彼は、関わった人を幸せにはできていません。
意地悪く言えば、面倒な現実は妻におしつけ、現実の中で一緒に暮らしたいと言うジャックの言葉は拒み、安全圏から美しい日々を追憶している…という風に、私には見えてしまうのです。


「男同士が、煩わしいもののない大きな自然に抱かれ、二人だけの世界で愛し合う」話。
腐女子属性のある私ですが、しかしこのファンタジーにはいまひとつノレませんでした。


というのは、やっぱりイーニスの妻が、イーニスにとって「思い通りにならない現実の一つ」としてしか描かれてなかったせいかもしれません。
そして、(イーニスが逃げ続けた)思うようにならない現実と、妻が向かい合って育てた長女は、なぜか「家に居場所がない」と、都合のいいときだけ関わった実父のイーニスに心を許しています。
おいおい、ずいぶんイーニスに都合がいいではないですか。


これは、男性のための「やおい」ではないか。
というのが、私の感想です。


もちろん私自身、日々やおいを楽しんでいる身ですから、「やおいだからダメ」とか、「この映画の中の、『思い通りにならない現実の象徴』みたいな女性の描かれ方が不愉快だからダメな映画」なんつー野暮なことを言いたいわけではありません。
むしろ、男性のためのやおいがあったっていいやん!と思います。


ただ、私が「やおい」ものを楽しむときは、少なくとも「これは『やおい』だ、ファンタジーだ」と思って楽しんでます。
陶酔しつつ、泣きつつ、「でもこれ、『やおい』だな」「俺たちが好む要素で作ったファンタジーだよな」と思う。

そんな楽しみ方を、男性も身につけてもいい時期がやってきたのかも…と思ったりしたのでした。
posted by 川原和子 at 23:22| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

竹熊健太郎氏の『僕のインタビュー術』受講

昨日は、朝日カルチャーセンター新宿校にて行われた、竹熊健太郎氏の講座『僕のインタビュー術』に行ってきました。
いやぁ、たいへん面白かったです!!

竹熊さんといえば、『箆棒(べらぼう)な人々―戦後サブカルチャー偉人伝 』や『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン』『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン』等、たいへん充実したインタビューによる著書があるお方です。その竹熊さんのインタビュー講座、ということで楽しみにしていましたが、なんと事前に、ブログ「たけくまメモ」にて、講座のレジュメが惜しげもなくば〜んと公開されておりました!
おお〜、太っ腹。


で、このレジュメだけでも「2時間で終わるかな?」という感じの充実度だったのですが、なんと当日はそのレジュメの内容に入るまでに、30分を費やされたのでした(要するに、レジュメ以外の面白いお話がこれまたたくさんあった…)。
むむぅ、これまた太っ腹…!!


私はつねづね、竹熊さんの文章はとても読みやすく、それでいて非常に的確に情報が含まれていて(まさに「面白くってためになる」!)すごいなあ、と感嘆していたのですが、今日のお話を伺って、その秘密の一端がわかった気がしました。


竹熊さんのインタビューとは、「報道」としてのインタビューではなく、「文学」として、自分が興味を感じる対象の人間性を描くことに力点をおいたものであるそうです。

そうやってご自分の興味のあることにフォーカスしてインタビューを行い、しかしいざそれを発表するときには「構成」を徹底的に意識して、さまざまな手法を駆使して、読み手に伝えたいポイントを伝わりやすい形にしておられることがよくわかりました。

それは、インタビューイとインタビュアー(自分自身)の発言までも「素材」として客観視し、念入りに再構成した「インタビューという作品」なのだ、と感じました。


そして、今日のお話はインタビューに関することでしたが、おそらく竹熊さんは(インタビュー以外の)文章を書かれる際にも、今日話されたような「効果的に内容を伝えるための構成」を考える、というような(半分無意識の)「編集作業」を頭の中で実にうまく行われているのではないでしょうか。だから、そのことによって、たとえば抽象度が高く、書きようによっては難解になる内容であっても、するすると喉ごしよく読めてしかも面白い、そんな文章をお書きになることができるのかもしれない、と思ったのでした。

そう考えると、竹熊さんの名乗っておられる「編集家」という肩書きこそ、まさに竹熊さんの仕事の姿勢を象徴しているのだな、と改めて感じたのでした。


そんなわけで、受講してよかった!得した!と非常に感じた2時間でした。

その影響で(?)、なんか「私もインタビューをしてみたい!」とあてどもないやる気が出た講座だったのですが、レジュメの最後に「仲間内でインタビューをしたり、されたりするのが一番いい勉強になると思う」との文章があり、そこを読んだ勢いで、同じく受講されていた面識のある編集者のSさんに思わず「Sさん!是非こんどインタビューさせてください!」とぶしつけにも鼻息荒く申し込み、Sさんを面食らわせてしまったのでした。

す、すみません、Sさん!
いや、つねづねSさんのマンガに対する造詣の深さに「一体どうやったらあんな風になれるのか…!」と根掘り葉掘り伺ってみたくてたまらなかったので、つい…。
でも本当に、是非こんどお話を伺わせてください…!!



そんなわけで、なんか一人でコーフンしていて恐縮でありますが、とにかく充実の一日(半日?)だったのでした。
posted by 川原和子 at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

いまさらプルシェンコ

トリノオリンピックもすっかり終わった今になってなんですが、ネット達人・ソノコさんに教えてもらいました↓


プルシェンコ。sex bomb
http://www.youtube.com/watch?v=N8vXfS6YLHw&search=sex


す、すごい…!!(色んな意味で)
サービス精神の旺盛な人だなあ。


あまりのインパクトに、すっかりにわかプルシェンコ・ファンになりました。
昨日のカラオケでも、開口一番、この話題をもちだしたくらいです!(もちだすな)


興味なくてトリノオリンピック全然見なかったけど、見ればよかったかなぁ。
いえ、キワモノ的な部分じゃなくて、技の力強さも普通にすごいし(って、フィギュアとアイスダンスの違いもわからん私ですが…)。

プルシェンコ、ちらっと見て「若いのか年取ってるのかよくわかんない人だな」とか思ってて、正直すまんかった。


そういえば、3回くらい前の冬季オリンピック(いつだよ…)では、偶然目にしたアイスダンスの衣装の突拍子もないスゴさに驚愕して、録画までして見てたんですが。もんのすごいビラビラ★な王子様衣装の人とか、なんか「フランダースの犬」のアロアみたいな、民族衣装をテーマにしてるんだろうけど、スケートとものすごい不協和音を醸し出してる衣装の人とかいて、その強引な異空間ぶりに目が釘付けになったものでした。

イマドキの衣装は、違うのかなあ、と思っていたのですが、詳しい知り合いから

「今年のアイスダンスの衣装には酔っ払いサラリーマンのネクタイ鉢巻きにしか見えないようなのとかありましたよ」

と、ステキ情報を教えていただきました。
うう、やっぱり見れば良かった…!
頭にネクタイハチマキのそのお方の手に、こっそり鮨折りを持たせたかった…!(無理だから。っていうか、別に「酔っぱらったサラリーマン」を表現した衣装じゃないから。多分)
posted by 川原和子 at 17:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

さそわれて、昼カラオケ。

今日は、地元マンガ愛好会(仮)の麗しき奥様たちに声をかけて頂き、昼カラオケに行ってきました!
4時間半、歌いまくってきましたYO!オホホホホ。


メンバーは、30代前半チーム(2名)と後半チーム(2名・私はこっち)で微妙に選曲に世代の断層がありつつも(えっ!?ヒロミ・ゴーの『ハリウッド・スキャンダル』知らないの!?とか…そ、そうなんだ…)楽しみました!

最初は懐かしアニソンなどを歌っていた我々ですが、途中からはなぜか懐メロに。

私は今回は個人的に「70〜80年代ライト・ツッパリソング」というテーマをかかげ(←その場の思いつき)、近藤真彦『ブルージーンズメモリー』、シブがき隊『ナイナイ16(シックスティーン)』、中森明菜『少女A』なんかを歌いましたが、中学生当時「たのきんなんて!」と言っていた割にはバッチリ歌えてしまう自分に、ちょっとショックを受けました…。しょせん80年代の中学生ってことか。このぶんじゃ、まだまだ歌えるのがありそうだな、マッチさんの曲は。いや、マッチさん、ってジャニーズの若手の子がよく使う敬称なんですが、これどうなんでしょうか。
マッチさん。ホントに敬称?


それはともかくとして、今回初めてカラオケをご一緒したMさん、すばらしい美声。思わず『ベルサイユのばら』オープニング曲をリクエストしてしまいましたよ!

同じく初めてカラオケをご一緒するYさんは、かわいい声と、なにげに内角ギリギリな感じ(?)のシブい選曲もgoodでした。『ピコリーノの冒険』、超懐かしかったっす。


そして、あいかわらず畏友・Kさんは、どこに球を投げても打ち返してくれる知識の幅広さで感服(知らない曲はないのか…Kさんよ…!)。ちなみにイケメンセンサー内蔵のKさんは、華流人気アイドル・F4の曲を原語で歌い、私の度肝をぬいたのでした。おそるべしKさん…!!芸能に超うとい私に、またイマドキ・アイドルの名前を教えて下さい…!!(土下座)


それにしても、私とKさんが熱唱した『ミクロイドS』と、Kさん入魂(?)の選曲、『バン・ボ・ボン』は、「何の曲…?」と30代前半チームにざわめかれてしまい、ちょっとショックでした。
…まあたしかに、「何の曲?」って思いますよね、『バン・ボ・ボン』って突然言われても。
あ、『アタックNo.1』の曲ですよ。念のため。



とりあえず再戦のために、

@タイムボカン・シリーズか山本正之のCD
A80年代アイドル歌謡のCD
B特に、シブがき隊のCD

を入手して、曲を練習したい。
レパートリーを広げたい。
そんな衝動にかられました…!!


あー楽しかった!
みなさん、またご一緒させてください。
posted by 川原和子 at 21:47| Comment(8) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

キャンディ・キャンディ映画化!

数年前、どこかで拾った(か、人に教えてもらったかした)ものです。
ぜひページの最後まで、じっくりご覧ください。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/9689/candy/candy.html
posted by 川原和子 at 12:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

マンガによく出てくるけど、見たことないもの

マンガによく出てくるけど、現実にはあんまり見たことないもの。

ハートのシールで封をしたラブレター。
写真が入るロケット・ペンダント。
ものすごくかっこよくて優しいお兄ちゃんと、「お兄ちゃん以外の男なんて!」と思ってる妹。



一度、ためしに知人にあてた手紙に、冗談半分でハートのシールで封をしてみたことがありますが、現実にやるとすごくヘンでした。
もちろん中身はラブレターではありませんでしたが、そんなシール貼ったら、開封前にフラれそう…。


あ、あと、

「2階の窓からお互いの部屋に出入りする、異性の幼なじみ」

っていうのも、現実には見たことないなあ。
posted by 川原和子 at 18:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

おねがいマイメロディ

みなさん。アニメとかご覧になってますか?
わたくし、恥ずかしながら、最近めっきり見てないんです。なにしろ根気というものがなくなってて、アニメを、というより、テレビ自体、ほとんど見ないんです…。おかげで、流行にはまったくうといです。世間のながれから置いてけぼりです。

そんな私ですが、そう、あれは昨年の秋。日曜の朝になにげなくテレビをつけたら、イマドキっぽい絵柄のアニメをやっていたのです。「へぇ〜」と見るともなしに見ていたら…あ、あら?なんだかサンリオっぽいウサギのキャラが登場してきましたよ…!?

イマドキアニメ絵の美形キャラとサンリオキャラが同じ画面に同居。
な、なんだかすさまじい違和感が…と感じるのは私だけなんでしょうか…。

これ、『おねがいマイメロディ』というアニメでした。
http://www.tv-osaka.co.jp/mymelo/index.html

ショーゲキのあまりネットで調べたんですが、そのときのお話は第27話 「柊サマになれたらイイナ!」 。
この柊サマがまたすごい「絵に描いたような(描いてるんだけど)アニメの美形キャラ」なので、マイメロディとのなんかすごい違和感を感じるのですよ。
キャラせいぞろいの図↓
http://www.tv-osaka.co.jp/mymelo/story.html
(右から二番目が柊サマ。マ、マイメロディ…ちっちゃいなぁ…)

この回は、同級生の気弱な有働くんが、クロミとバクの魔法のせいで柊サマ風にかっこよくなる上に、不良をぶっとばすほどにパワーアップ!…という展開(たぶん)だったのですが、その「パワーアップ」の表現が、「筋肉が盛り上がり制服がやぶれ」、「拳法風の技で敵を倒す」というモロ「北斗の拳」風な演出。絵柄もそれふうなので、ま、ますます、マイメロとの違和感が……(「北斗の拳」にサンリオキャラのマイメロディが存在する空間を想像されたし)。

あと、主人公たちの通ってる中学の先生が、ミョーに胸元のあいた服を着た巨乳美女だったり…この番組、チビっこ向けじゃないのか!?い、いったい誰に向けてのサービスなんだ!?と動揺。
サンリオの名のもとに、スタッフが確信犯的にやりたいことをバリバリとやっておられる。
そんな雰囲気を感じずにはいられません…!!


…なんか朝からすごいものを見た、という気分になったものでした。


そんなマイメロディですが、一部で熱狂的に愛されているようです。
パンクラスというプロレス団体(ですよね?)の北岡悟選手も「おねがいマイメロディ」のファンで、番組を見て思いついた必殺技に「メロディーマーク」と命名したんだとか。


「なんで『マイメロ』見てたの?偶然?わざわざ?」
「毎週見てるの?」
「なんでそこから技を思いついたの?」
「あまつさえ、なんでそれを技の名前につけて公開するの?その意図は?」
等々、怒濤のように聞きたいことがあふれてきました…。

まあでも、おそらく「早婚で小さい娘がいて、その娘が好きで見ている番組のキャラの名前をつけて、喜ばせようと思った」とかいう、すわりのいい理由なんでしょう、と思っていたわたくしですが、…どうもそういうわけではなかったようです。

いえね、2月19日に…わたくし見てしまったんです…。
その日、書かなくてはいけない原稿があったのですが、なかなか進まず、「う〜ん…まっ、気分転換も大事だよね★」と自分に都合のよい理屈をこねつつテレビをつけてひさびさに「マイメロディ」を見てみたところ、…北岡選手が…アニメに登場してましたよ…。「メロディーマーク」(←マイメロを見て思いついたという必殺技)キメてましたよ…!!

動揺のあまり再びネットで検索したら、北岡選手のインタビュー記事を発見。
…ガチンコで、ご本人がお好きで、「マイメロ」見てらしたようですね。
北岡選手のインタビュー記事↓
http://www.pancrase.co.jp/rls/htm06/0118.html
「自分、学生の頃とかアニメとか好きで、いろんなアニメとか観ていて、声優とかすごいいいなあって思っていた時期とかあったので」等、読み逃せないコメントが…!!


…マイメロ・スタッフといい、北岡選手といい…いろんな意味で…恐るべし、です…!!
posted by 川原和子 at 23:05| Comment(3) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

「フライトプラン」見てきました

つれあいが、家庭内映画なまはげと化し「映画見てない子はいねが〜」と言い出したので(?)、一緒に「フライトプラン」を見てきました。
ジョディ・フォスター主演のアクション・サスペンス。

うう、面白かったです!

ジョディ扮する航空機のエンジニアの女性が、自分が設計した飛行機に搭乗したら6歳の娘が忽然と消えてしまい…というお話。
しかし、なぜか娘の搭乗記録はなく、孤立無援になるジョディ・フォスターが「娘は絶対に乗っていたのよ!探して!」と(ある意味他人おかまいなしに)主張しまくる様が、ジョディの般若系美貌とあいまって、恐ろしい迫力でした。


とりあえず、「この飛行機には絶対に乗り合わせたくない!」と心から思った次第です。
posted by 川原和子 at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月28日

【お仕事】千葉市女性センターでの講座

ちょっと前のお話になり恐縮ですが、去る2月2日、千葉市女性センターからのご依頼で、「マンガを読みなおしてみよう〜マンガにみる現代女性の恋愛」という講座にてお話しさせて頂きました(私が担当させていただいたのは、全4回うち、初回の1回です)。
http://www.chp.or.jp/event/event_detail.asp?KI_CODE=0281&CO_CODE=0061&KS_CODE=2&ZI_NENDO=2005


当日は、『少女マンガに見る現代の女性と恋愛〜「王子様」像の変遷』というタイトルで、1968年生まれの一少女マンガ読者である自分の体験をもとに、少女マンガの流れと、そこに描かれる「恋愛」を、少女マンガの恋愛対象男性像である『王子様』に焦点をあてつつ、いろいろお話させて頂きました。


実は、直前にご担当者から、講座の受講者の年齢層を伺っていたのですが、思った以上に高めだったので内心「わ、私なんかのお話でいいんでしょうか!?」とドキドキしてました。いえ、何せほとんどが自分より年上の方で、しかも五分の一が男性(!)で、60〜70代(!!)の方だということだったので。


そ、そんな人生の大先輩の前で「やおい」だの「ボーイズ・ラブ」だのお話していいんでしょうか私。
…い、いや、もちろん、その話だけじゃないんですけど。
でも。ねえ。


…と言いつつ、そんなお話もしてきた私です。
ええ、させていただきました!!
すいません!!(なぜか謝る)


そんなわけで(?)直前までいろいろと緊張していたのですが、当日はみなさん大変熱心にお話を聞いてくださり、また講座の最後の質疑応答では、私の話をふまえた上でさまざまな意見をおっしゃってくださり、大変嬉しかったのでした。
特に、男性(おそらく60代の方?)から、私がさらっとふれた「はみだしっ子」についてのつっこんだ質問をいただき、驚愕しました。
もちろん、嬉しい驚きです。
思わず「よくぞ聞いてくださいました!」と嬉々として答えたわたくしでした(たいへん思い入れのあるマンガなのですが、今回の講座の流れだとあまりふれられなか
ったので)。それにしても、なぜご存じだったのでしょうか、「はみだしっ子」。

後日ご担当者から、受講者の講座の感想文も送っていただいたのですが、こちらも大変ていねいに体験や考えを書いてくださった方がいらして、いろいろと刺激を受けました。
当日講座修了後に、受講者の方と、直接いろいろとお話させていただけばよかったかなぁ、とちょっと後悔しているくらいです。


それにしても、講座の準備をしながらつくづくと、ここ30年くらいで、女性のライフスタイル選択肢って急激に多様化したんだなぁ、変化したんだなあ〜と感じました。もちろん、マンガっていうのは作品であると同時に商品でもあるわけで、そのマンガ作品の内容を単純に「社会の動きの反映」と言ってしまうことには慎重でなくてはいけないと思うのですが、なんというか、最近の女性向けマンガ(働く女性をとりあげた作品。たとえば、「きみはペット」や「モンキー・パトロール」など)は、その女性がおかれた状況の変化の「急激さ」に、女の人自身が気持ちの上でついていけない部分をすくいあげているようにも感じています。


そして、最近いろんな方とお話させていただいて、「現在40〜30代の女性にとっては、少女マンガというのはちょっと<特別なメディア>だったんじゃないかな」と、よく感じます。少女マンガって、その年代の多くの女性にとって、とても親密で、深く関わりをもった存在だったように感じる、といいましょうか…。

いや、私自身は特に「少女マンガを本気で読み過ぎな人」なんで、サンプルとしては適さないと思うんですが、私ほどのめりこんだ人ではなくても、同年代やちょっと上の世代の女性にとって、少女マンガの刷り込みって、けっこう大きい気がするのです。

って、いや〜、ヒジョーに漠然としたお話で恐縮です!!


しかし、たいへん緊張したものの、講座は私自身にとっても大変勉強になり、そして楽しくぜいたくな経験でした。
貴重な機会をいただき、本当にありがたかったです。
posted by 川原和子 at 11:27| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

17歳バトン

友人のyomeiさんから、「17歳バトン」なるものをいただきました。
えーと、謹んでお答えさせて頂きます。

1)17歳の時に何をしていた?

地方の高校生。
途中で、親の転勤により東京の高校生になりました。
当時は、なんだかものすごくよく食べてました。
夫(高校の同級生)に昨日きいてみたら、曰く、「あの頃のあなたは、箱みたいだった」そうです。
箱って。
…安部公房?箱女?(違う)

…たしかに今より数キロ太っててぱんぱんだったけど、…デブってほどじゃあなかったと思う…っていうか、箱ってこたねーだろ。
どんな女子高生だ。


2)17歳のときに何を考えていた?

よい友人がたくさんいて、それなりに楽しいこともあって、食うに困るでもないそこそこ恵まれた環境なのに、なぜこんなに生きていくのがしんどいんだろう?と思っていた気がします。


3)17歳のときにやり残したことは?

う〜ん、ないです。
自分なりにやりきった!(何を)


ただ、今にして思うのは、私は悲しいくらい生意気なところがない素直な性格(いやホントに)なので、よく世間の人が「高校時代は人生で一番楽しかった」とか「学生時代にいろんなことに打ち込んでおいてよかった」みたいなことを言うのを、かなり本気で受け止めていました。それで、「皆が『一番いい時代』と言う時期に、こんなに辛いんじゃ、将来は絶望的だ…」と思ってけっこううちひしがれていた気がします。

でも、実際なってみたら、全然違っていてびっくりしました。
大人、すっごく楽しいッス。
しかも、なんか年々楽しくなっていく気がします。


数年前、年上の知人男性と話していたときに、「10代の私に、『大人って、10代なんかより全然、楽しいよ』『大丈夫!』と言ってくれる、ちょっと先を行っていて、不安をわかってくれる大人の女性がいてくれたら、どんなに心強くて楽になったかと思う」という話をしたことがあります。

でも、女性がおかれてる社会的な環境自体も急激に変化したこの20年(!!)なので、こんなに楽しい大人ライフが待ってるなんて、やっぱり誰にもわからないことだったのかも。
たとえば「30代独身女性」がこんなに「当たり前」になるなんて、20年前にはまったく思いつかなかったもんな〜。


10代が楽しかった!という大人もたくさんいると思いますが(そしてそれは素晴らしいことだと思いますが)、そうじゃない10代を送った身としては、「しんどい10代」を送っている人に、こっそりと、「大丈夫!オトナライフ、やりようによっては凄く楽しいよ」と言いたいです。


4)17歳に戻るとしたら・・・

うわぁ、絶対に戻りたくないです。17歳。
あんなしんどい思いは、一度でたくさんです。ホント。


5)17歳に戻っていただく人

もしバトンを受け取ってくださる方がいらしたら、どなたでも。
特に私の方からご指名はいたしません〜。

yomeiさん、ありがとうございました!
posted by 川原和子 at 13:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

花ぶらんこの花が散りました

地元少女マンガ愛好会(仮)のお友達と以前、しゃべっていたときのこと。
友人が「以前、主人のことで、ショックだったことがあってね…」と話しはじめました。

彼女の旦那様は、会ったことのある別の友人曰く、

「太刀掛秀子『花ぶらんこゆれて…』のるりの想い人であるメガネの家庭教師(名前が思い出せません)を辛辣にしたかんじのひと」

とのことだったので、「ああ!惣(そう)せんせい!」と膝を打ち、それ以来私の中では「惣せんせい」として自動的に変換されてしまうのでした。…しかしこれが一発で通じてしまう私たちの「元『りぼん』っ子」ぶりもどうなんでしょう(『花ぶらんこゆれて…』は我々が小学生の時『りぼん』で連載されてたマンガ)。

友人の「ショックだったこと」とは、「下の子がお腹にいたとき、主人に『水着貸して』って言われたの。何に使うのかと思ったら、会社の忘年会かなんかの出し物で、シンクロナイズド・スイミングやるために着るから、って…。あ、もちろん地上でよ?」

…な、なんだってー!!
つ、妻の水着を借りて、忘年会の余興に地上シンクロですと!?


「そ、惣せんせいは、惣せんせいは、そんなことしませんよ…!!」


と、心の中で叫んだつもりが声に出てました。あ、あら?


まあこの友人もすごいマンガ読みで、私のなかで「彼女の旦那さん=惣せんせい」であることもわかってくれてるので、事なきをえました(?)が…。


ちなみに彼女のショックポイントは、「旦那さんが水着着用時に、同僚がふざけて股間にマジックでなんかこう、ラインを落書きした…」ということだそうです。「そりゃあ産前産後で私は水着、着られないけど…でもね…落書きはね…」
って奥さん!ショックポイントはそこだけですか…!?


……その「地上シンクロ」は、「めちゃくちゃウケて、本人ご満悦」だったそうです。
そ、惣せんせい……。


なんだか私の心の中の花ぶらんこの花が散ってしまった、そんな気持ちになりました…(←勝手な言い草)。
あ、でも、花ぶらんこはたしか、花が散ると願いがかなうんでしたから、散った方がいいのかな?アハハ…(遠い目で)。
posted by 川原和子 at 09:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月14日

女子だから、少女マンガ?

昨年11月、NIKKEI NETにて、「恋愛のお手本は、いつも少女マンガ」という連載をさせていただきました。
http://smartwoman.nikkei.co.jp/interface/LectureTop.cfm?sw_CategoryNo=3&sw_AssortNo=10411


で、1ヶ月間、毎日来る日も来る日も少女マンガをがっつり読んだわけですが、そうすると私の場合、なんだかだんだん息苦しくなってくるんです。少女マンガ、好きなんですけど。
そのあたりの心理は、NIKKEIの連載でも、ボーイズ・ラブの作家、西田東をとりあげた回↓
http://smartwoman.nikkei.co.jp/interface/ContentView.cfm?sw_ContentNo=41100124
でちょっとふれましたが、ず〜っと少女マンガばかり読んでると、なんかこう、価値観がわかりやすいマンガを読んで、ぱーっと発散したくなると申しましょうか。
少年マンガとかって、基本「どっちが強いか」とかの話が多いんで(強引なまとめ)、その単純な世界が恋しくなると申しましょうか。

でも、少年マンガばっかり読んでると、今度はなんだか少女マンガが恋しくなる。

その心理を無理矢理言語化してみると、なんというか、少年(青年)マンガと少女マンガでは、お話の「焦点」が違う気がします。少年・青年マンガばかりがーっとまとめて読むと、すっごく面白いんだけど、私の場合、どこかある種の「物足りなさ」が出てくるんです。感情の流れをもっと読みたい、という気持ちなのかなあ。


思えば私の少女時代は、まだまだ「少年マンガ」「少女マンガ」という区別がけっこうハッキリと残ってた世代。
小学校低学年くらいの少年マンガ誌は、かな〜り男臭い世界でしたが、それでもジャンプの「すすめ!パイレーツ」や「リングにかけろ」なんかが出てきていて、このあたりは女子でもかなり入りやすい絵柄でした(ムロン、お話も面白かった)。サンデーの高橋留美子や細野不二彦、岡崎つぐおといった人たちも絵柄的にかなり読みやすかった記憶があります。

小学生時代から少年マンガをけっこう読んでいた私は、たま〜に「女の子なのに少年マンガ読むの?」って言われたりもしました。
でも、こういう感覚も、今は昔、なんでしょうね。
若い世代は、女子でも「少年マンガしか読みません」っていう人も多そうだなあ。


いや、「少年マンガ」といいつつ、読者の半分近くが女子だったりするのって、面白いなあとぼんやり思ったり、「少女マンガ」という言葉で思い浮かべるイメージって、人によってすんごく違いそうだなあ、とか思ったりしています。「少女マンガ」って言われても、「それって山岸涼子?それとも上原きみこ?はたまた矢沢あい?」のどれかによって、全然違いますもんね。

そして、いま若い(10〜20代)マンガ好き女子は、必ずしも「女子だから少女マンガ」じゃなくて、少女マンガはたくさんある選択肢の一つになってるんだろうな〜という気がします。
私も、その先がけ世代だったのかも。


いや、ボーヨーとした記憶による思いつきみたいなお話で恐縮ですが。
posted by 川原和子 at 00:23| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

あけまして

おめでとうございます。
今年もたくさんマンガを読んだり熱く語ったりしたいと思います。
よろしかったら、おつきあいください!!

さてさて。
私は、地元のマンガ好き主婦の方数名で、ときおり集まってマンガを貸し借りしたり、マンガの話をしたりしてます。そして、その集まりを、勝手に地元少女マンガ愛好会(仮名)と名付けております。

みなさま、それぞれになかなかのマンガ読みなのですが、残念なことにやおい系にはなじみのない方が多い。なので、お貸しする本にさりげなくもわざとらしく、ボーイズラブ系のコミックスを混ぜてみたり、と地元少女マンガ愛好会(仮名)の奥様方にやおいを広めんとたいへん地道に奮闘しているわたくし。


ですが、去年の年末、そのメンバーから、

「『あらしのよるに』という絵本は、よく考えるとそっち系のような気がするけど、やおい本なんてあるのかしら」

というアグレッシブな質問を受けました。
「もしあるなら見てみたい…」とまで。

あ、あるのかしら?
と悩みながらも、乏しい知識をもとに、
「多分あるのでは。でも、絵柄からして、きっとあるとしたら、擬人化されてるでしょうけど…」
「擬人化?」
「ええ、人じゃないものをこう、美形風に擬人化する、というのが、よく使われる手法なんですよ。でも、きっとコミケならありますよ!政界やおい本まであるんですから!『O沢I郎総受け本』とか!」
と、安請け合いしたところ、一人の奥様から、

「え…それって、擬人化されてるの?」

とおそるおそる尋ねられました。
お、奥さん!


O沢I郎は、人ですから!



擬人化て!!
posted by 川原和子 at 01:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

夢バトン

ななななんと、夏目房之介氏から、「夢バトン」がまわってまいりました!!
光栄!!
光栄すぎてむしろ恐縮です!!

…っていうか、な、夏目さん、

>かわはらさん(やおい研究者)

って、私のことですよね…?
(違ってたらめちゃくちゃ恥ずかしいのですが…)

な、なんと!!私はやおい研究者だったのですかーッ!!
夏目さんにこう呼んで頂けるなんて、身に余る光栄な肩書き…ッ!!
感激であります!!
不勉強を猛省し、今後も日夜、激しくやおいを研究して参りたいと思います!!
(しかしホント、私のことじゃなかったら、「勘違いして一人で盛り上が
ってる人」状態で、めちゃくちゃ恥ずかしいのですが…)


えーと、真偽はともかく、ご指名されたと思いこんで、はりきって誠心誠意、お答
えさせて頂きますぞ!!(←気合いが入りすぎて、なぜか武将口調に)



1.小さい頃、何になりたかった?

小学校の先生。
自活の道を真剣に考え、手堅い職業を夢見ておりました。
あっ、あと、小学生の時、雑誌でタケカワユキヒデ氏が、
「マンガを置くためのマンションを借りている」
とおっしゃっている記事(うろ覚え)を見て、
「そんなことのできる大人になりたい…!」
と思った記憶が。


2.その夢は叶いましたか?

マイナーチェンジしてかなったかな?
幼稚園の先生になりました(でも体をこわして辞めました…とほほ)。
「マンガを置くためのマンション」の夢は、かなってません。
いや、これからこれから!!(鼻息荒く)


3.現在の夢は?

おしゃれ雑貨屋さんとか充実した品揃えの本屋さんとかがあって、夫の職
場にアクセスのよい、暮らしやすい都心のマンションに住みたいなぁ。
そばに公園の緑があったり、図書館があったりしたら、なお嬉しいです。


4.宝くじが3億円当たったら?

まずは上記のマンションを購入。
そして、大量の本の収納に日夜頭を悩ませておられる友人知人の有志によ
る「本棚委員会」を組織。会合を重ね(当然、会合時の飲食費用等は私も
ちで、美味しい物を集める)、収容量・使いやすさを検討。その結果、考
え抜かれた本棚を、オーダーで作ります(ああ…なんて贅沢…うっとり)。

しかる後、デパートで毛皮を買い、美容院で髪をアップに(←自分の中の
お金持ちイメージのコスプレ)。
タクシーで池袋のジュンク堂に乗り付け、B1Fコミックコーナーで、

「ここからここまで、全部くださる?」

と欲望のおもむくままにマンガを暴れ買いする。
ふだんは欲しくても高くて買えないから、薄目で棚をチラ見しながらも足
早に通り過ぎている、1冊1000円以上するマンガ本のコーナーでも「ここ
からここまで買い」をする。
ええ、しますとも!!させていただきますとも!!


…いや、やっぱり毛皮と美容院もやめて、マンガにまわすか…(ぼそりと)。


あと、自宅にパーティ・ルームを作ります。仲間が集ってアニメ合宿(ま
とめてアニメを見る会)をしたり、マンガやアニメについて語らうオタク
社交界を繰り広げたりするのです。「春めいてまいりましたけど、あたく
し秘蔵の同人誌を読みにいらっしゃいませんこと?」とか、季節ごとにお
友達をお招きするんですわ。
…自分で言っておいてなんだが、なんだ、社交界て。謎。

あと、夫の親と自分の親にも、ちょっとまとまった金額を渡したいです
(親孝行のまねごと)。せめて、人間らしく。


5.あなたにとって、夢のような世界とは?

自分と周囲の人が健康で、「やりたいこと」がお金や時間の制限なくでき
る世界かな〜。
買いたいだけマンガや本が買えて、行きたいところに行きたいとき、行き
たいだけ行ける、みたいな。
あと、なんといっても、刺激を受けたり与えたりできる、風通しのいい人
間関係があること。

でも、制限まったくなしとはいえないけど、私はけっこう現在でも「夢の
ような世界」に生きてる気がするなぁ。
健康だし、人間関係にすっごく恵まれているし。
特に人間関係は、自分の努力だけではいかんともしがたいものなのに、素
敵な人たちとめぐり合えて、たくさんよくしてもらっていて、本当に夢の
ようだと思う今日この頃です。


6.昨日見た夢は?

昨日買ったスペインワインが美味しかったので調子にのって飲み過ぎ、倒
れるように寝入ったせいか、覚えておりません…。がくり。


7.この夢の話を聞いてみたいと思う人5人は?

受けてもらえないと寂しい(なんか、負けの発想?)ので、とりあえずこ
こでお終いにさせていただきま〜す。


夏目さん、ありがとうございました〜!!
posted by 川原和子 at 20:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月31日

11/1(火)より、NIKKEI NETにて連載します

根気がないため、放置しっぱなしで大変恐縮です。

実はこのたび、NIKKEI NET「スマートウーマン」のレクチャーというコーナーで、11/1(火)より、少女マンガに関する連載をさせていただくことになりました。毎日更新、というすごいスケジュールなのでビビっておりますが、頑張りますので、よろしかったらご覧になってくださいませ。


「恋愛のお手本は、いつも少女マンガ」
http://smartwoman.nikkei.co.jp/interface/CategoryMenu.cfm?sw_CategoryNo=3

ものを書くのは恥をかくこと、とよく聞きますが、…かなり恥度(だけ)は高い「少女マンガを本気で読み過ぎな人のエッセイ」になると思います。
よよよ、よろしくお願いいたします。続きを読む
posted by 川原和子 at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月30日

聞かれもしないことを延々と

そう…あれは今年の、春のある一日のことでした…(遠い目)。

「井の頭あたりに花見に行かない?」というお誘いメールをもらったので、その日は友人と吉祥寺・井の頭公園に花見に行ってきたのでした。前日の強風と当日の雨でかなり散ってはいたものの、雨の井の頭公園はほんのりけぶって、なんだか絵のような美しさ。「うわぁ〜…きれいだねぇ」「本当だねえ…でも寒いねえ…」と言いながら、お花見を楽しみました。しかし、あまりの寒さに耐えきれず、曹操に、じゃなかった早々に河岸をかえることに。

てくてく歩いて吉祥寺駅北口方面の田奈加亭におちつき、二人でいろんな話をしていたのですが、なぜか話題がマンガ関係のことになりました。彼女は、ここ10年以上はマンガを読んでいないとのこと。そこで、

「キャンディ・キャンディを大人になって読み返したら、友人が『どんな理由があっても、看護婦なのに夜勤を抜け出すのはダメでしょう』と言いだし、二人で社会人としての心構えを真剣に話し合ってしまった」

「ガラスの仮面の新刊で、桜小路君がケータイを私よりずっと使いこなしていたので、現代人としてのプライドが傷ついた」

等のライトな話(私にとっては)をしてみたところ、「わ〜面白い!もっとそういう話ないの?」と言われました。そこですっかりいい気になり、…気がついたら「萌えとはなにか」「やおいとはなにか」を延々と語り倒していた私。あわわわわ。相手は「やおい」の存在すら今日初めて知った、という人なのに、「どんな題材があるの?」と聞かれてつい、「題材として取り上げられるのは、マンガとかアニメのキャラが多いけど、ドラマとか芸能とかいろいろあるよ。…あ、変わったところでは政界とか」と、「0沢一郎総受本」の存在まで教えてしまいました。「やおいでは男役が攻で、女役が受って呼ばれるんだけど、『総受』ってことは、O沢一郎がいろんな人から攻められるけど全部受、って意味なの」「そうか〜、モテモテなのね」などという会話を、昼下がりの喫茶店でする我々。ちょっといきなり行き過ぎでしたか。でも彼女の飲み込みが早いから、つい…(言い訳)。


つねづね、

「オタクの長所は、聞かれたことをおしげもなく懇切丁寧に教えてあげるところ。短所は、聞かれもしないことまで延々と説明をするところ」

だと思っていたんですが、…いやぁ〜、「聞かれもしないことを延々説明」してましたよその日の私!ヤバいやん!「オタクの短所」思い切り体現してるやん!オタクの階段の〜ぼる〜君はまだ〜シンデレラっさ〜(動揺のあまり歌う)。…また登ってしまいましたYO、オタクの階段を…。


友人は、私が以前友人に教えてもらった「食玩を大人買い(あ、大人買い知らない?フィギュア付きのお菓子なんかを、お目当てのフィギュアを手に入れるために大量に買うことを、大人買いっていうんだよ!)したら、カタギの知人Wさんが『そ、それ、大人のすることじゃありませんよ…!』と驚愕した」というエピソードが、いたくお気に召したご様子でした。

ちなみに私としては、「かずこちゃんの最近おすすめのマンガは?」と聞かれたので「う〜ん…そうだなぁ、伊藤理佐って知ってる?あ、知らない?『おいピータン!』っていうマンガを描いてるんだけど…」と早口で言ったら

「…ごめん、意味が分からないんだけど、それ何語?」

と言われたのがツボに入りました。
た、大変です!!コミュニケーションが成立していません!!

…いや、単に『おいピータン!』というタイトルがわかりづらかっただけだとは思うんですが、私の「教えたい情熱のほとばしり」がスパークするあまりに、呪文のような意味不明の言葉を口走っていた、という意味に聞こえてしまって、一人でウケてしまいました。
伝わってないから!伝えなきゃ!落ち着け自分!みたいな。

…なんにせよ、「聞かれもしないことを延々と説明」するのはほどほどにしよう、と心に誓った今日の私です。…でも、「聞かれもしないことを延々と説明」するのって、楽しいんですよね。なんとも言えぬ魔力があります。

そして私は、後日彼女に、かわはらセレクション(?)として、『ハチミツとクローバー』『ガラスの仮面』『チューネン娘。』詰め合わせを宅配便にて送ったのでありました…(好評でした)。
posted by 川原和子 at 00:37| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

ヒゲは男のリボン…?

私の友人(ヒゲ好き)の名言に「ヒゲは男のリボン」という言葉があります。

私にはまったくなかった発想だったので、この言葉を聞いたときには思わずメモをとったのですが(とるな)、微妙に古い話で恐縮ですが、昨年、「あっ、なるほど。ヒゲは男のリボンだわ」と思わず納得する人を発見しました。

それは、香港の俳優トニー・レオン。

映画「インファナル・アフェア」にて、任務でマフィアに潜入しているスパイ警官を演じていたのですが、長年のスパイ生活の緊張に神経がまいっている…という役柄。もう一方の主役、アンディ・ラウ(こちらは 逆に、警察に潜入しているマフィアのスパイ)の、心憎いほどにクールに任務を遂行していく様との対比とあいまって、なぜかトニーのヒゲが 「可憐」に見えてしまうというマジック。まさに「ヒゲがリボン」状態 です。

私はこの映画、実はあんまり腐女子的発想で見てなかったのですが(修行が足りなくてすいません)、それでもこの映画のトニーのヒゲはチャーミングで、「このヒゲはいいヒゲだ…」(マ・クベ風に)と感じました。

しかし、腐女子的にも大変おいしい作品のようで、友人はわざわざメー ルで「『インファナル・アフェア』の萌えポインツ」(「アンディ・ラウとトニー・レオンが仲良くラブチェアーに座ってレコードを聞くシーン」だそうです…あ、ありがとう…)を書いてきてくれるわ、「麗人」というボーイズ・ラブ雑誌にも 「インファナル・アフェア」を腐女子的に読み解くコラムが掲載(2004年 9月号)されるわ、という人気ぶり。

コラムの内容は、ヤンの上司に対して愚痴る態度がかわい子ちゃんだとか、上司とのモールス信号での秘密のやりとりがエロいとか、上司(男)に誕生日プレゼントもらったり潜入先のマフィアのボスにも気に入られるヤン(トニーの役名)の笑顔 は、ある種の男の庇護欲とS心を同時に刺激するんだとか、ラウはヤンに複雑な感情をもちつつも「一目ぼれ」だとか。言われてみれば「な、 なるほど〜」という感じです(言われなければ気づきませんが…)。

さて、そんなトニー・レオンですが、キムタクも出演した「2046」 に主演しており、昨年来日しました。で、インタビューした内容が読売新聞の記事(2004年10/29夕刊)に載ったのですが、なんと書き出しは

「トニー、そんなに熱く見つめないでくれ!」

という常軌を逸したものでした(実話)。なんなんですか原田泰久記者。 それともトニーの目に、何か魔力でもあったのでしょうか?やはり男を惑わす魔性が…?(←だいぶん「麗人」のコラムに影響されている)

今回の「2046」では、ウォン監督の前作「花様年華」と同じ役を演じたそうですが、役の内面の変化を表現するため「ひげをつけました」 と言うトニー。ひげ一つでも、内面を刻むのには大事な要素だと語ったそうです。

ええ、アナタの役作り、成功してますよ!って見てないけど、少なくとも「インファナル・アフェア」では、素敵なリボンとして機能していましたとも!

ちなみに上記のトニー記事では、キムタクが記者会見で「トニーの励ましがなかったら、自分がどうなっていたか分からない」と発言した、と いう記述も。…ほほう、木村くんも惑わされたのかね…ヒゲに…。私に 娯楽をありがとう原田記者!って感じでした。

…こんなに熱くヒゲを語れるようになるなんて、なんかよくわかりませんが、今まではダメだったある種の食べ物(ホヤとか?)が食べられるようになったような気分のわたくしです。こうして人はヒゲに幻惑されていくのでしょうかねぇ…。
posted by 川原和子 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

マンガ好きはなぜマンガを貸し借りするのか?

以前、友人(男性)が家の購入を検討されている、とお話を聞いたので、 「あ、じゃあ伊藤理佐の『やっちまったよ一戸建て!!』お読みになりませんか?一戸建てを建てる楽しさが感じられますよ〜。もし読まれるなら、お貸ししますよ!」 と例によって頼まれもしないのに言ったところ、非常に感心されてしまいました。その人曰く、

「川原さんの『貸しますよ』って、新鮮というか、いつも面白いなあと思ってるんだよね。自分は大人になってから、本の貸し借りってしたことがないから、欲しければ買うし。それってマンガファンの間のコミュニケーションなの?」

とのこと。

そう言われてビックリしたのですが、改めて考えてみたら、たしかに私は大人になってからも、友人達とマンガを貸し借りをいっぱいしていることに気がつきました。いえ、一般の本も貸し借りしないわけじゃない けど、その何倍ものマンガを貸し借りしているのです。

なぜだろう…と考えてみたのですが、

@マンガは活字の本に比べて比較的早く読めるので、返却もすぐできるし、貸しやすく返しやすい

A出版されている点数があまりに多いので、ディープなマンガ好きでもすべてを網羅するのは資金的にも置き場所的にも不可能。自然と、相互に貸し借りする助け合い(?)の雰囲気ができる

BAの補足になるが、作品タイトルの多さもさることながら、連載ものは長期化しているものが多く、「読んでみたいな」と思っても、ハードルが高いため。


との三つ(まあAとBは同じようなものですが…)の原因を考えつきました。

まぁ…私の場合は、それに加えて「好きな作品はスキあらば布教したいので、ついついグイグイと人に貸してしまう」という個人的なクセもあるのですが……。
どうも私自身は「マンガ読むのが好き。マンガの話するのはもっと好き」くらいの勢いなので、とにかく「このマンガが面白い、という気持ちを共有して欲しい!」という暑苦しい情熱がスパークするあまりに、人にマンガを貸してしまうような気がします。


以前、白泉社から「PUTAO」という雑誌が出ていまして、そのなかに一度、マンガ大好きで非常に詳しい、という主婦の方の座談会が掲載されていました。当時、あまり周囲にディープなマンガ読みの仲間がいなかった私は「わ〜いいな〜、マンガ好き同士でマンガの話できるなんて、うらやましぃ〜」と思いながらそれを読んでたのですが、その中に「友人と、お薦めのマンガのつまったダンボール箱をお互いにやりとりして貸し借りしています」との発言があったのです。

ええーー!!マンガがぎっしりつまったダンボールをやりとり!?
いいなぁあああああああ!!!

…そのとき以来、私には「友人とお薦めマンガのダンボールをやりとりできるようになったら、マンガファンとして一人前」という概念が刷り込まれました…。


それから数年、気がつくと最近はかなりのペースでマンガの貸し借りのために宅配便を利用するようになりました。なんだかマンガ好きとして「出世」したような気分でとても嬉しい今日この頃です。
posted by 川原和子 at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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