2005年08月27日

人生の置き石

ネットの片隅でひっそりこっそり勝手なことを書いていた当ブログですが、尊敬する竹熊健太郎さんのブログにてご紹介くださったおかげで、思いがけずたくさんの方に見に来ていただいて感激しております。

オタク養老院実現のあかつきには、院内にあるカラオケ施設にて是非、竹熊さんの衰えぬ美声(←予想)をお聞かせいただきたいと思います!むろん老いたりとはいえ、不肖わたくしも「真っ赤なスカーフ」のバックコーラスにて参加させていただきます!

あっ、できたらそのカラオケには、「ゴッドマーズ」の映画版主題歌とかも入れてほしいです(って、いきなり年季の入った腐女子的な選曲で…す、すいません……)。

仲間と大昔のアニメソングを熱唱して、心は(一瞬)10代、肉体は70代、というなんだかホラーみたいな状態になるのも、本人的には楽しいかもです。その日のために、健康で長生きしたいと思います。たけくまさんも帯状疱疹などで大変なようですが、どうぞお体ご自愛ください(私信)。


あっ、ついでにせっかくですからブログの名前の由来を説明させていただきますと、マンガ好きだからマンガラブ!マンガラブ→マンガラブー!わぁわかりやすい!オシャレ!…そんな感じです。……私のオシャレの概念、間違ってますか?


そういえば以前、「B.B.Joker」という四コママンガを読んでたら、「レールに障害物を置く習性があるカラスが、順風満帆な優等生の男子の前にホモ写真をおいて、物陰からこっそり見てる」というネタが。

人生に置き石。やるなカラス。

思えば中学時代、部活休みでたまたま見た「ゴッドマーズ」で、マーズが「兄さんは俺のものだ!」と叫んでいたのは、我が人生の置き石だったのでしょうか。思い切りつまづいて脱線。それもまた人生…(遠い目)。
posted by 川原和子 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

フレンチカントリーと「男の星座」

昨日はいきなり「オタク用マンション」「オタク用老人ホーム」と、勢いあまって己の夢の構想を熱く2連発でぶちあげてしまい、たいへん失礼いたしました。

なぜ私がこんな夢を抱くかと申しますと、マンガ好きの性(さが)で、日々増え続ける本に悩まされているからなのです。

オタク用マンションの仕様に、

>「全戸、同人誌の在庫もラクラク収納、充実した書庫(棚可動)付き!」
>または
>「本の背ヤケを・ぐ、北向きの部屋に大容量作りつけ本棚」

と書きましたが、今まさにそういう部屋が欲しい!つかすぐにでもそこに住みたい!くらいの勢いなのです。ううう…(涙)。


実は私は、マンガを愛する一方で、かわいい雑貨やすっきりしたインテリアも大好き。ずっと「白い部屋」「すっきりしたモダンなカントリー風インテリア」に憧れていて、結婚して実家を出たときは、カーテンを白いものにし、本棚も白を購入。雑貨屋で購入したカゴを使った収納などを心掛けたり、とそれなりにインテリアに気を使ってきたつもりです。 しかし、なぜか全体の印象は「雑然」。

その大きな要因は…もちろん本です。マンガ好きの性で、日々増え続ける本がいつしか本棚からあふれだし、そこかしこに山になって「インテリア?寝言は 寝てるとき言ってね」とばかりに、私を嘲笑するのです。まあ白い本棚に 「魁!!男塾」とか「男の星座」(原作・梶原一騎)とかを全巻並べて「フレンチカントリー風の部屋にしたい」とか言ってる時点で、なにか根本的に無理がある気もしますが。我ながらフレンチカントリーとか言うより、むしろ「男棚」とでも呼びたいラインナップです。

まあそれはそれとして、基本的に本やAVなどの持ち物が多いオタクにとっては、効率的にものを収納できる棚の重要性は、いくら強調してもしすぎることはない、と考えるわたくし
です。

なぜ私がこんなにも棚にこだわるか、と申しますと、個人的な三つのこだわりポイント、

・検索性の高さ(探してる資料に即、アクセスできること)
・なるべく大容量であること
・オタクとおしゃれ(インテリア性)の両立(カァァァ←身の程知轤クな大望に、思わず赤面していることを表す擬音…)

のすべてを満たすために、棚が大変重要な役割を果たす、と考えているからなのです…!!



実は数年前、私は大量の本の処分を行ったのですが、そのきっかけになった二つの事件(おおげさ)がありました。

一つは、遠方の友人とマンガの話になり、毎日のように長文メールのやりとりをしていたときのこと。二人の話題に出てきたマンガ(たしか新井理恵の「×(ぺけ)」)を引っ張り出そうとしたのですが、あまりにたくさんの本があって、ところどころ本が二重置きになっていたりして、どこにあるのかわからない。「確かにあるはずなのに…」と思い、そうメールに書いたときに気が付いたのです。

「…必要なときに取り出せないんじゃ、持ってる意味ないじゃん…!」


二つ目のきっかけは、夫のお母さん(義母)が上京される、という知らせをもらったとき。ただでさえキレイ好きな義母が、こんなマンガの積み上がった部屋を見たらショックで倒れてしまうのでは…と思い、苦肉の策としてとにかく一部屋開かずの間を作って、本棚からあふれたマンガはそこにダンボールに入れて運び込み、積み上げておきました。

幸い、義母が我が家に来られたときには一見片づいた状態になり、一応とどこおりなく皆で食事をして、さあちょっと出かけよう、という流れになり、あわてて「あっ、コートとってきます!」と(中が見えないように扉をせま〜く開けて)開かずの間に入り、ダンボールにはばまれナナメになりながらも、必死にコートをとろうとしていたときに、はた、と気づきました。

…我が家って…おかしくない?家って、人間のためのものじゃないの?なのになんで私、本のためにナナメになってコートとってるの?…本のために人間がナナメになってるって…本末転倒では!?


…そんな人間としての尊厳に思い至ったわたくしは、その日以来、猛然と、心を鬼にして本(マンガ)を処分しまくったのでした。また、本棚も「ぱっと見て探している本を見つけられる」ことを最優先として、奥行きの狭い本棚のみを通販にて購入。試行錯誤の末、やっと本棚と押入に入る程度の量まで、本を減らしたのでした…。



……なのに、おかしいなあ…また、気が付くと、いろんなものが床の上に積み上がっています。いえ、わかってます。処分する量より、買う量が多いからです。わかってるんですけどね…。

そんなわけで、現在の私の部屋は、またもや床に本が積み上がった状態になっており、もうインテリアとかそういう次元ではない危機的状況です。一刻も早いオタクマンションの実現を…!!


……すいません、今のはちょっと、逃避でした。でっかい夢はともかく、とりいそぎ、小さなアパートの自室をコツコツと片づけたいと思います……。
posted by 川原和子 at 23:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

オタク用老人ホーム

前回の続き。頼まれもしないのに考えてみましたシリーズ〜〜(実はいろいろ考えてる 「あったらいいな」があるという…。まあヨタ話のようなものですが)。


来るべき高齢化社会に向けて、「オタク向け老人ホーム」というのは割と可能性としてはあるのでは?と思ってます。

たとえば図書室にはマンガをはじめアニメDVD、同人誌も充実(寄贈品多し)。カラオケルームもあり、仲良し同士でアニメソング熱唱もできます。

談話室では、やおい好き女子同士でテレビを見ながら「この子受けっぽいよね」「私もそう思ってた」などと談笑。喫茶ルームの掲示板には「春放 映開始の○○にハマりました。同好の士募集!」の張り紙が。また月一くらいのペースで、さまざまな会が催されます。「ゲーム機の歴史を語り合 う会」とか「70年代少女漫画愛好会」、「ベータ保存同好会」(えっ、そ のころまだあるのか…)などなど。

ものすごく弱っていたのに何かのジャンルにハマったとたん、めきめきと回復し、昔取った杵柄で同人誌執筆なんていうのもここではよくある話です(決めつけ)。たまに訪ねてくる孫(同人少女)に「おばあちゃんの絵 ってなんか古いよ!」と的確な批評をされてがび〜んとショックを受けつ つも日夜研究を重ね、絵柄も変化。オンリーイベント参加のため、年金と 貯金で全国をとびまわる日々です(誰の人生だ)。

あまりストレスがないのもボケを呼ぶそうですから、たまにカップリング 論争で大喧嘩してボケ防止。カップリングにはこだわりのない私も、ここに入ったあかつきには、好きなキャラをけなされた、という理由でつかみ あいの喧嘩とかしてみたいと思います(笑)。漫★画太郎先生描くところ のババアみたいになっても「○○くんは攻!」「違う!受よ!」 などと言い合いますよ。ええ。ヘタするとクロスカウンターくらい決めあ いますよ。そこで骨折とかしないよう、今から頑張ってカルシウムもとりますとも。トシとともにいろいろミスが多くなっても「認めたくないもの だな…自分自身の若さ故のあやまちというものは」とつぶやき「若くない だろ!どっからどー見ても!」とツッコまれてみたり。

男子オタクも、昔のおじいちゃんが囲碁を打ち合ったように、談話室でオタ話に興じます。カラオケルームで、絶叫系アニメソングを熱唱し、ストレスも解消。慰問はアイドル声優さんにお願いします(う〜ん、男子オタクにいまひとつ詳しくないため、こちらの発想はいまひとつ広がらないな あ…)。

問題点は、男女ともに、普段から(普通の方には)意味のわからないことや妄想を口走りがちなので、ボケと見分けがつきにくい、ということでしょうか…。職員さんにも、そちら系の知識の深い方になっていただかない といけませんね…。

まあ、実際にはやっぱり喧嘩は好ましくないし、オタク系の人は全般にこだわりが強いですから(自分自身を振り返っても…)、もめごとを避けて運営していくためには、かなりいろんなルールを作らないといけないでしょうが、こういう老後も悪くないのではないでしょうか。悪いかな。微妙?
posted by 川原和子 at 01:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オタク用マンションってどうでしょう

何がなんだかわからないままに勢いで開設したブログでしたが、一度開いたら力尽きて(早っ!)、そのまま放置しておりました。

あんまり放置しすぎなので、気をとりなおして、知人の方が書かれたネタに触発され、以前から考えていたネタを一つアップすることにしました。頼まれもしないのに考えてみましたシリーズです。

チラシなんか見てると最近のマンションはものすごくいろんな仕様が標準装備になっているようですが、逆にみんな似てきて、あまり差別化されていないように思えます。

一方で、オタクと呼ばれる層が数としても多くなり、また年齢的にも住居購入を考えるような年代になった今、

オタクをターゲットにしたマンション

というのを売り出すのはどうだろう…と夢想してみました。
以下、仕様です。

「全戸、同人誌の在庫もラクラク収納、充実した書庫(棚可動)付き!」
または
「本の背ヤケを防ぐ、北向きの部屋に大容量作りつけ本棚」
「各部屋光ファイバー常設対応」
「快適AVライフを約束する驚異のコンセント数」
「壁面フィギュア棚は素材・色・サイズまでセミ・オーダー10種類より選択可能」
「管理人常駐で通販の荷物も常時受け取りOK」
「コピー設備完備」
「1Fはコンビニ(切手・同人誌通販用小為替が購入可)・弁当屋で生活便利」
「住民用ミーティングルーム有(上映設備付)」
「国際展示場駅まで29分!各種イベント参加もラクラク!」
「中野まで総武線・中央線でわずか16分!中野ブロードウェイも行動圏内に!」


いかがでしょうか(誰に問いかけているのか)。
ムロン、場所は秋葉原です。

ただ、女子オタクの場合は、「オタク仕様」を謳ったマンションに住む=世間にオタクと高らかに宣言する、みたいなことはえ〜と、か、かなりハ ードル高そうですから、場所は吉祥寺あたりに。親兄弟・世間向けには 「環境がいいから」と言いつつ、上記仕様のオタク向けマンションに住んで、アニメイトのヘビーユーザーと化す、と(あ〜、私住み たいです、そこ)。でも、イベント前は住人が一斉に殺気だったりして、怖いかなぁ…。
posted by 川原和子 at 00:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

はじめまして

こんにちは。
川原和子と申します。

脈絡のない職歴(幼稚園教諭→学校事務→そしてアニメ・ゲーム制作会社広報)を経て、現在はマンガ好き主婦として、マンガやアニメ、評論等を楽しんでいます。あまりのマンガ好きに、アニメ会社で「マンガ」というあだ名をつけられていました…。

世間でブログというのがたいへん流行している、とのことで、ネットにははなはだうといくせに「面白そう〜私もやってみたい」という気持ちになり、無謀にも挑戦してみることにしました。しかしまだ、トラックバックというものもよくわかっておりません(……)。

とりあえず、ためしにプロフィールをアップしてみます。

ちなみに好きなマンガは、最近のものだと、「のだめカンタービレ」(二ノ宮知子)、「おいピータン!!」伊藤理佐、「ハチミツとクローバー」羽海野チカ、「モンキー・パトロール」有間しのぶ、など。よしながふみ、今市子も好きです。川原泉、桑田乃梨子、遠藤淑子、明智抄も好き。少年マンガでは「リングにかけろ」「スラムダンク」「ヒカルの碁」などなど。

マンガまわりのことや、個人的に興味のあることなどを思いつくままに書いていきたいと思っています。

気が向かれましたら、見に来てくださると嬉しいです。
posted by 川原和子 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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